2010年9月24日金曜日

日本からエンジニア派遣は不要だの巻き

最近は、こちらで技術研修を請け負う仕事が増えました。
これまでは、海外の代理店向けに日本で実施されていたのです。
でも、これだけの円高になってしまえば、費用もかさみます。

ですから、代理店の方も出費を嫌がるようになってしまいました。

それに、日本は地理が極東に位置して不利です。
アセアン・中近東のお客さんから見れば、タイがはるかに近いのです。
移動時間も短くて済むし、交通費も安上がりにできます。

※左クリックで拡大して、ご覧下さい。

もちろん、日本に比べれば何でも物価は安いのです。
滞在費も手軽で、買い物も楽しめます。
懐具合を気にせずに過ごせると言うわけです。

当社の場合、イスラム教のお客さんもたくさんいらっしゃいます。

本当は、イスラム教徒は羽目を外したのいですよ。
仏教の国、タイは何事も寛容です。
本当は、酒も飲んでみたいのです。
タイ・マッサージも受けてみたいし、ゴーゴーバーでも遊びたいのです。

当然は、夜は自由な時間です。
研修生の皆さんには、自己責任で行動してもらうだけです。
日中の研修さえ、ちゃんと受講してもらえれば構いません。

 ※ウイルスに感染したPCで、勝手に送ってきたバカ研修生のお楽しみ写真

つまり、タイが地理的にも経済的にも、それだけ有利なのでしょう。
地図を見ても、タイはアジアのヘソ見たいなロケーションです。
実際、バンコクはハブ空港化していて、各国から直行便が乗り入れています。

そんなかんだで、わが社は技術研修のハブに昇格してしまいました。

それで、もうひとつ驚きの依頼も、日本からありました。
製品クレームに対応して、タイから修理要員を派遣しろと言うのです。
輸出は日本からなのですが、タイから派遣するアイデアが自然に感じられました。

日本人を派遣すれば費用が掛かるのも事実です。
身代金目的で、誘拐事件に巻き込まれる可能性も否定できません。
エンドユーザーは、海外の津々浦々に広がっています。
治安の悪い地域にも、結構、製品が設置されているのでした。
 
※タイ人のビザなし渡航が可能なアセアン諸国ほか

と言うわけで、アセアン地域では、タイ人のビザ無し渡航が簡単です。
アセアン加盟国間で、ヒト・モノ・カネの動きが加速化するのは間違いありません。
タイからの派遣は取り止めになりましたが、またぞろ、要請があるだろうなと思った道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

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