ヤンゴンは、ミャンマーで唯一の大都会かもしれません。
周辺人口を含めると、数百万人の規模になります。
国の人口が六千万人ですから、一割もの人が住んでいることになります。
昔はラングーンと言っていたし、五年くらい前までは首都でした。
でも、今はネピドーへ遷都されましたから、政治を担う機能はありません。
代わりに、商工業のつかさどる大都会と言って良いでしょう。
それで、ミャンマーとかヤンゴンとか言うと、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。
政治的弾圧とか、排外主義の軍事独裁とか、あまり良いイメージが湧いて来ないかもしれません。
しかも、三年前には、特派員の長井健司さんが、反政府運動の取材中に命を落としました。
どうにも、生理的に嫌悪感が先に立ってしまいます。
でも、このことだけで、この国の印象を一方的に決め付けてよいのでしょうか。
政治は、一握りの軍人が掌握しているに過ぎないのです。
むしろ、市井は日々の生活を送るだけで、精一杯なのではないでしょうか。
どんな暮らし向きなのか、ちょっと興味もあります。
しかも、大都会ヤンゴンのことです。
生活は活気にあふれているはずだと思いました。
うーん、百聞は一見に如かずだ。
ビジネスチャンスがあるかどうか、この目で確かめてこよう。
そんな気持ちで、この四月にミャンマーへ出張してみました。
それで、写真も撮ってきました。
自分なりのヤンゴン点描ですが、ちょっと的外れかもしれません。
気に入ったら、読んでみてください。
★ヤンゴンで神奈中バスを見た!
ヤンゴンの街中を車で走ると、日本の公共バスがそのまんまで走っています。
ウイキペィディアのヤンゴンを読むと、次のような紹介がありました。
市内を走る路線バスの多くが日本の中古車で、神奈川中央交通・相模鉄道・東武バスなどが、車体の色をそのままに走っている事がある。その中でも多くを占める神奈中バスの場合は「運賃前払い」「出入口」「神奈中運転士募集」などの表示が、そのままになっている事が多い。
実際に見て見ると、本当に驚きです。
特に、神奈中バスの車体は、明るい色の塗装なので目立ちます。
他に、都営バスの緑色の塗装も目立ってました。
一方、東武バスもよく見かけました。
ただ、地味な配色なので、あの暑い太陽の日差しの中では、くすんで見えてしまう。
そんな印象を面白く感じました。
★新しいショッピングモール
規模はさほど大きくはないのですが、ショッピングモールもありました。
名前は、ノース・ポイントと言います。
以外と物資が豊かなんで驚きました
バンコクのサイアムとか比べれば見劣りはしますけど、それなりに買い物は楽しめそうです。
スーパーの中をうろついたんですが、ほとんど遜色はありません。
ほとんどがタイ製ブランドの品物です。
ミャンマーを支援している中国製は、以外に見かけません。
後で、地元の人に聞いたのですが、こちらでも食の安全を認識しています。
海外からいろいろな情報が流れてくるのでしょう。
バーコードの知識のある人は、包装の裏に印刷されているバーコードを見るようです。
中国の69番と読めると、棚に返してしまうらしい。
以外と、中国の食品はどこでも警戒されているみたいです。
その2へ、続きます。
(この巻き、終り)
2 件のコメント:
神奈川中央交通!
略して神奈中!
すばらしい!タイでも走ってるなんて!!
旗日には神奈川県内を日の丸つけて走っております。
「あ!日の丸カナチュウ!」
と、息子が叫べば
「違うよ!ヒニョマリュピカチュウだよ!」
と、娘が天然ボケます。
「違う!ピカチュウはポケモン!ヒ・ノ・マ・ル・カ・ナ・チュウ・バ・スだよ!」
と、兄貴が教え込みます。
次回の旗日には写真撮って貼り付けます。
ヒニョマリュカナチュウさんへ、
いあや、タイではなくてミャンマーなのですよ。
因みに、ミャンマーは、知る人ぞ知る、隠れた親日国家です。
軍艦マーチがミャンマー国軍の正規軍歌になっていて、ニコ動で紹介されているようです。
きっと、日本のバスであることを示すためにも、わざとそのままにしている感じですね。
私は、個人的にはミャンマーが好きになりました。
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