あれー、これって”おしん”じゃないの。
思わず上さんに向かって、呼びかけてしまいました。この間、早めに帰宅することができた時の一コマです。
いつもなら、ご帰還は6時半を超える時が多いのです。
工場は、バンコクの隣県なので、家に帰るまで小一時間はかかります。
だから、ベルが鳴ったらさっさと事務所を離れないと、なかなか六時前には帰れません。
つまり、あの日は特別に早かった分けです。
それで、見たんですけど、どうも子守に出された頃の話みたいでした。
おしんは、小学校の授業に興味があって、赤ん坊を背負ったまま、奉公先に黙って見に行きます。
確か、その後は大目玉を食らうストーリーだったような気がしました。
その後は、奉公先の大お上に可愛がられて、小学校へ通うことができたはずです。
いやー、ドラマのストーリーを意外に覚えているもんです。
自分ながら、驚きました。
結構、この頃は見ていたような気がします。
特に、あの大お上役の女優、長岡輝子さんの役どころが良かった。
おしんの理解者で、幼いが向学心のあるおしんを温かく見守る役作りが、大好きだったのです。
それで、この長岡輝子さんは、現在、百二歳とたいそうなご長命なわけです。
存命中の俳優としては、日本の全芸能人中、最高齢なんだとか。
今度は、犬HKの”百歳バンザイ!”にでも出演して、お元気なところを見せてもらいたいと思いました。
いやー、このビデオを見ただけで目がウルウルしてしまいました。
おしん役の小林綾子ちゃんが、いかにも利発そうな子で、不幸な逆境の中で生き抜いてるのだ。
でも、これは日本語の台詞だから味わいもあって、感動するんですね。
これが、3チャンネルのおしんだと全部吹き替えなんですよ。
しかも、声優さんの数が少ないから、一人で何役もこなしています。
誰が、喋っているのかしまいには分からなくなりそうです。
それに、あの小学校の教師役が、叫びまくりのフォーク歌手、三上寛が演じていたんで笑ってしまいました。
ギャップが激しすぎますよ。
ウイキペディアでは、”最初の奉公先の小学校の教師。中川家を説得して小学校に通わせた。”と紹介されていますんで、結構な良い人役だったみたいです。
と言うわけで、この3チャンネルは政府系のテレビ局です。
きっと国民に、反政府運動の赤シャツ隊(UDD)なんかに日当の金で釣られないで、自分たちの真っ当な稼ぎで日々努力せよとでも、言いたかったのでしょう。
放映開始のタイミングが余りにグッドスタートなので、そう思わざるを得ない道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)
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