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※左クリックで拡大してご覧下さい。 |
二日目は、初日と比べて行動距離がかなり伸びました。
ほとんどが砂地でダートの道を漕ぎ回っていたと言う感じです。
時には、砂が深いせいか轍にタイヤを取られて止まってしまいます。
こういう時は、自転車を押しながら、とぼとぼ歩かなくてならない。
ようやく、砂が浅くなったと判断して、また漕ぎ出します。
そんな繰り返しの連続で、かなり体力を消耗しました。
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※ヤギの牧畜が盛んなようでした。 |
今の時期は、乾季ですから砂漠みたいに乾燥しています。
これが、雨季の頃に来たら、道は泥んこになってしまうはずでしょう。
ですので、自転車周遊はこの季節だけがベストだと感じました。
さて、二日目ですが見逃せない二つのポイントがあります。
一つ目は、パゴダに登って見晴らしの利くポイントです。
二箇所ありまして、どちらも捨てがたく撮影ポイントになります。
グーグルで、BAGANのパノラマ写真を検索して見てください。
ここから撮影したと思われる観光写真が、たくさん見つかるはずです。
でも、あまりよく分からずにガイドブックだけを頼りに回ったんですね
なので、絶景ポイントを外さなかったのは幸運だったのかも知れません。
次に、二つ目のポイントは、壁画のすばらしいお寺です。
スタッコ(漆喰)の上に彩色画が描かれていて活き活きとしています。
建築物なんかは、あまたにあって飽き飽きして来ますが、これは違う。
まさに、当時の仏教芸術の到達点を示している感じもします。
この紹介は、この投稿に続けて紹介しますのでご覧になってください。
さて、回った順番は次のようになっています。
① Shwe-nan-in-taw Complex
③ No. 820 Pagoda
④ Pya-tha-da Pagoda
⑤ Su-la-ma-ni Pahto
⑥ Dhamma-yan-gyi Pahto
⑦ Shwe-san-daw phaya
⑧ Shinbinthalyaung - Reclining Buddha
⑨ SAN-THI-DAR Restaurant
建築物の写真は、それほど撮りだめしませんでした。
初日に比べて見慣れてたせいか、面白みを感じなかったのかもしれない。
それでも、撮影した写真がありますので紹介してみます。
② Tha-beik-hmauk
このお寺では、仏塔の上に上ることができます。
西側から、壁画で有名な Su-la-ma-ni Pahtoが見えました。
一方、東側は中小の仏塔が林立していてパノラマを楽しめます。
③ No.820 Pagoda
台湾の方が修復を支援されたようです。
繁字体の碑文には、仏教に帰依した篤志家の名前が紹介されていました。
こう言った外国人の寄付が多くて、初日では日本人の名前も見かけました。
次に訪れた ④ Pya-tha-da Pagoda は、シンガポールからの浄財でした。
観光バスが来ていまして、容姿ですぐに華僑系の人だと分かりました。
⑥ Dhamma-yan-gyi Pahto
この遺跡は巨大なんですが、保存状態が良くありません。
そばに寄れば寄るほど、ちょっとがっかりします。
中を歩く回廊も、安置された仏様も少し見劣りがしました。
でも、次に訪れた ⑦ Shwe-san-daw phaya からの遠望はすばらしい。
スケールの大きさを十二分に感じさせてくれます。
⑦ Shwe-san-daw phaya
このパゴダも、登ることができます。
手すりが付いていて安全ですが、勾配がかなり険しい。
下りる時は、 膝が笑ってしまって要注意でした。
⑧ Shinbinthalyaung - Reclining Buddha
⑦ Shwe-san-daw phaya に隣接する講堂のような建築物です。
レンガ造りで何の変哲もないのですが、入ってびっくりしました。
涅槃仏が横たわっていて、 かなり大きく見ごたえがあります。
と言うわけで、お昼を取るレストランが見つけられなくて、ようやく ⑨ SAN-THI-DAR Restaurant をニューバガンへ向かう道路の途中で見つけて入りました。炒麺、炒飯、ミネラルウォータで三ドルちょっとは、かなりの格安です。でも、油っこい味付けで胃もたれがしそうでした。ミャンマー料理の典型みたいな調理でしたけど、平らげた後は、ひたすらホテルへの帰路を急ぐ道産子社長夫婦なのでした。
(この巻き、終わり)