2011年11月13日日曜日

水上都市の出現で、ボートは必需品だの巻き(その3)

ここバンコクは、今日、さわやかに晴れ上がりました。
洪水なんか知らなかったら、観光には最高のシーズンです。
ゴルフをするのにも、至高の日和でありましょう。

でも、未だにボートで往来せざるを得ない被災者は、多いのです。
この不条理、いかんともしがたい。
いち早く水の引くことを祈るだけです。


と言うわけで、地元の人々の水上生活は、のんびりと過ぎていく感じなのです。何百年にわたって、このチャオプラヤー川の氾濫は、年中行事だったのでしょう。きっと、DNAのなかに、ボートの漕ぎ方ぐらいは封入されていたはずです。今回の非常時で、それに機敏にスイッチが入ったと見るぐらいなのかも知れないと思った、道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

2 件のコメント:

とよこ。 さんのコメント...

何だか洪水じゃなくて、水上都市に見えてきました・・・。
被害を受けておられる方も、それを見ている側も、慣れって恐いですね。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

とよこさんへ、

そうなんですよ。
馴れてきてしまうと、ありきたりの生活のように感じてしまい、その非常時の日常を受け入れてしまう。
特にタイの人々は、洪水と向き合って生きてきましたから、特段の事態ではないのかも知れません。
ですが、タイはすでに工業国なんですから、こう言った辞退は避けたい。すでに、世界全体のハードディスクの生産量が、これから四半期の間に20%落ち込むと予測されています。タイはすでに、すでに世界経済の中に組み込まれた重要な国だと言うことです。