2011年11月24日木曜日

事務所開きは特急で月内に繰り上げてみるの巻き


事務所の大清掃が、今日、始まりました。
工場・事務所が浸水してから、ほぼ一ヶ月が経過しています。
従業員も自宅が被災しておりまして、人集めに一苦労です。

水は引きつつありますが、表通りは未だに冠水しております。
ひざ下には代わり無く、構内を漕いで歩く状況も続いています。
でも、毎日、3~4センチぐらいは水位が落ちているのです。

後数日もしたら、冠水していても乗用車でも通行できるようになります。
そうなれば、通勤できますので通常業務に復旧です。
先を見越して、敷地内を徹底的に排水してしまいましょう。


始めに、土のうの積みなおし作業に着手しました。
以前、臨時事務所へ引っ越すために、土のうを撤去してあります。
荷物の積み込みで、大型トラックを引き入れたのが理由です。

このため、道路と構内が自由に水が出入りしていました。
水位を下げるためには、表と構内を遮断する必要があります。
洪水で土砂も流失したし、土のうを買い足して作業にあたりました。

これと並行的に作業して、排水ポンプをセットします。
農業用の潅がいポンプですが、耕運機のエンジンにベルト駆動です。
面白いのは、ベルトを八の字に掛けていました。


多分、プーリーから外れないための工夫だと思うんですね。
従業員の中には、兼業農家の人もいるみたいです。
手際よく、その場にある資材で排水管まで作ってしまいました。


と言うわけで、排水に着手すると一時間で5センチも構内の水位が下がっていくのでした。この分ですと、一晩のうちに構内は干上がってしまうことでしょう。明日も清掃作業は続くのですが、水を漕いで歩くことなく事務所に到達できそうですので、それを楽しみに出社しようと思った道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

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