2011年11月21日月曜日
浸水から復旧しつつあるバンコクを見聞するの巻き
この二つのコンドミニアムは、なかなか絵になります。
チャオプラヤ川を北へ遡って、クルントン橋を過ぎると見えてきます。
左側は、Bangkok River Marinaのようで地図にも載っていました。
出かけるには、エクスプレスボートが便利です。
今回は、エメラルド寺院そばのターチャン船着場から乗船しました。
王宮広場辺りの水も完全に引いたので、安心して出かけられます。
後は、パヤップ桟橋で下りたら、西の向こう岸まで渡船で渡ります。
しかし、この桟橋も未だ水が引かなくて、臨時に板を渡してありました。
これが歩くと、ギシギシ音を立てるのですが、いかにも心許ない。
ここにはお寺もあって、参道にはゴミがうず高く詰まれていました。
ここから、表通りのチャランサニットワォンに出られます。
この通りがものすごくて、歩道にも道路にもゴミを見かけました。
要するに、この辺りは勢い良く洪水が流入したってことでしょう。
ゴミも巻き込んで流され滞留した結果が、このゴミの山です。
少し歩くと、コンドミニアムの正門にたどり着きましたが、柱が汚れていました。
この汚れの後が水位を示すみたいで、最高で1メーターはあります。
今は、すっかり水引いていますが、当時は冠水がものすごかったようです。
ここから、少し歩くと川沿いのテスコロータスに到着しました。
このお店のサインボードは、エクスプレスボートからもよく見えていました。
営業再開はしていましたが、一階はゴーストタウンのようです。
わずかに、タイ料理のヤム・サープとミスタードーナッツだけが営業中でした。
と言うわけで、エスカレーターは故障したままで、階段で二階へ上ると、お客さんがほとんど見当たりません。一階の焼肉レストランBBQプラザでは、入り口のドアにも40センチほど浸水した痕跡が残っていて、何時になったら営業を再開するのか分からない印象でした。しかし、今回の洪水被害の爪あとは、規模が半端なく大きいのです。地元民が普段どおりの生活に戻るのは、年内一杯かかるのではないでしょうか。そんな風に思った道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
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