2011年11月5日土曜日
センセーブ運河を定点観測してみたの巻き
洪水は来たら来たで、止むを得ないんじゃないでしょうか。
実は、自分の住む地区にも運河があって、氾濫の恐れは否定できません。
その運河は、センセーブ運河と言います。
ただ、水上ボートと言う公共輸送を担う動脈にもなっています。
起点は、伊勢丹デパートのあるプラトゥーナム船着場です。
ここから、東のバンカピ地区か西のワット・サケーオに向かいます。
それで、この運河沿いの住民は、このボートに重宝しているのは事実です。
目的は、通勤だったり買い物だったりしますが、運転間隔も短い。
しかも、商業の中心地区であるラチャダムリ(サイアム)まで渋滞無しです。
こうなると、バンコクの人々の足と言っても良いでしょう。
単純に、洪水の放水路として働かせる分けにはいかないはずです。
バンコクの都市機能が維持されているのですから、輸送網を確保しなくてはなりません。
だから、このセンセーブ運河の優先順位は、交通だと強く感じるのです。
万が一、洪水の危険がバンコクの中心まで迫ったとしましょう。
その時は、やむを得ず排水路代わりになるのかも知れません。
=センセーブ運河定点観測報告=
1.日時:11月5日(土曜)午後一時半頃
2.場所:スクンビット・ソイ49のどん詰まり運河護岸
※一週間前とほぼ同時刻・同一場所
3.水位:先週より若干低め。
※先週は大潮だったためか。
4.運河への排水状況:
ソイ39方向にあるスクンビット側護岸より放水あり。
排水が汚れていて、合流後、泡が浮き出ていた。
来週、金曜日以降の大潮に備えて排水中の模様。
5.公共輸送(水上ボート)の運行:平常どおり
6.運行路程:プラトゥーナム起点~バンカピ方向のみ
7.乗船率:週末の平常の半分程度
8.乗船の印象:
・今回はワットマイ桟橋からで、運河に異常は見られない。
・洪水が今すぐに来るとは、とても思えない普段の運河と水上ボート。
と言うわけで、終点のプラトゥーナムには、24時間営業のおいしいカオマンガイ屋さんがあるのです。一皿、30バーツと格安で、店の名は”Kuang Heng”というのですが、今まで食べられずに来ました。今回の洪水騒ぎで、運河の定点観測をする必要からボートに乗ったのですが、B級グルメの味にも満喫できて幸せと思った道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
おまけ:
投稿した写真は、すべて投稿日に撮影したものです。
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