2011年11月7日月曜日

洪水対策で、素人改造車両が盛りだくさんの巻き


洪水の中を車両がバシャバシャ掻き分けて走って行きます。
見ていると、勇気あるなーとか思うんですね。
小心者なので、エンジンに水が入っちゃったらどうしようとか、思います。

それに、エグゾーストから排気できないで、水が入り込んだら大変です。
すぐにエンストしてしまうでしょう。
ネットで調べましたけど、エンジンを軽く吹かし続けなくてはならない。

そうすれば、排気筒内へ水の逆流は防げるようです。
他方、エンジンが燃焼する時の吸気はどうなんでしょうか。
空気の取り込み口には、エアフィルターがついていますね。
そこから、水が入り込めば、エアインテーク、キャブレーターを通ります。
終いには、シリンダーまで水が到達して、不完全燃焼を起こすでしょう。

洪水の水位が高すぎて排気はいざ知らず、吸気まで水が取りこまれると大変です。
エンジンがストップした挙句、壊してしまうんじゃないでしょうか。
だったら、吸気と排気の位置を、水かさより高い位置にすれば大丈夫なはずです。


と言うわけで、急ごしらえの改造車両が被災地域を走っておりました。見つけ次第、写真を撮ってきたのですが、吸気または排気だけの車両もあれば、吸気と排気をダブルで改造した車両もあります。これで、自分の住まいまで交通の足を確保しようと言う手段でしょう。でも、小回りの効く手軽さでは、船やボートの方が便利みたいなんですよ。エンジンが無ければ手漕ぎで構わないし、燃料も不要です。昔、バンコクは東洋のベニスといわれていたぐらいですから、船でも構わないと思ってしまった道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

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