このパラパラ漫画って、ジーンと来るものがあるでしょ。
タイトルは、絆って言います。
今年の漢字でも、この一字が選ばれました。
きずなって、やはり東日本大震災なのです。
未曾有の天災を乗り越えるには、人々の助け合う力が必要です。
その意味を象徴して余りあるのが、きずなだったと言うことでしょう。
それ以外の漢字では、災、震、と続きました。
でも、想像がストレートすぎて災害の生々しさが残ります。
禍々しさだけでは、過去を振り払い立ち直ることすらできない。
では、災害から、どうやって復興すればよいのか。
それは、先ず行動を起こす気持ちが大事です。
気力の湧いてくる言葉こそ、復興の未来につながるのです。
と言うわけで、このきずなの一字、今年を表現するのにピッタリだったのでしょう。鉄拳さんは、パラパラ漫画の上手な芸人さんですけど、意外に繊細な感性を持ち合わせていますね。きずなを素直に意識できるようなストーリーに仕上がっています。今年は、タイも洪水で大変でしたが、こちらの被災民も、このきずなが必要なのは言うまでもありません。日本もタイも、いち早く立ち直ってもらいたいと思った道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
2 件のコメント:
このパラパラ漫画、何だかジーンと来るものがありました。
「絆」という言葉と、「震」「災」等の言葉を比べてみると、後者は起こった出来事を表面でしか捉えられない方と、前者はそうではない、そのないしはそこからうまれた本質まで捉えられる方との違いなのかな、と感じました。
いろんな方がいろんなところで、絆を生み出すことを考えておられます。東京にいながら、絆を生み出しておられる方もいらっしゃいます。
個人的には、これからの絆づくりの有り方に、一石を投じてくれた「今年の文字」であったように感じております。
とよこさんへ、
コメントをありがとうございます。
この鉄拳さんのパラパラ漫画ですが、以前、スローモーション版がようつべで、出回っていました。
これが実に秀逸で、もっと臨場感が湧いて来るのです。
残念ながら著作権の問題で、削除されてしまいましたので、やむを得ずオリジナル版を引用してみました。
因みに、大学生の選んだ今年の漢字は、災でした。8番目に苦とか乱とかランクされましたので、就職に苦労されたんでしょうね。
実感がこもっています。
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