今日、12月5日は、タイのプミポン国王の誕生日です。
御年、84才になられました。
干支を七度も巡られたことになり、大変おめでたいのです。
そんな、国民の祝日でして、人々はお祝いで王宮前に集まってきました。
祝賀ムードが一気に盛り上がる中、王宮前で衛兵パレードです。
軍楽隊もにぎにぎしくマーチを奏でております。
曲名はなんだか分かりません。
この長い列のパレードは、こうして王宮の中にはいっていくのでした。
それじゃ、このパレードの後で拝観できることになるのでしょうか。
よく分からないのですが、ホイッスルを持ったおっさんが怒鳴っていました。
英語でワン・ピーエムとかほざいています。
そうしているうちに、一人のおっさんが親切に船着場まで案内してくれました。
王宮を訪問した観光客を相手とするポリスだと触れ込みです。
ここから、別のお寺ワットアルンに行けば良いと言ってくれました。
でも、やけに親切すぎます。
実際のところ、こうして騙すトゥクトゥクの運転手だって大勢います。
嘘を付いて別な寺院とか連れて出して、料金をせしめるのです。
信用できないのですが、何時までたっても拝観させてくれない。
いたずらに時間を費やすだけで、開館は午後からなのでしょう。
まあ、ちょっと騙されたと思って後に従いました。
案の定、船着場に着いたら、携帯で誰かを呼び出そうとしました。
やっぱり、法外な値段を吹っかける白タクボートの一味でしょう。
後で、紹介料の小遣いでも貰う気なんだ。
実に公務なのか、アルバイトなのか、いい加減な人種です。
あきれてしまい、さっさとおさらばしました。
さて、この後は、次のターティアン船着場まで歩きます。
そこから、渡船でワット・アルンを詣でました。
いやー、天気が良かったので仏塔からは最高の眺望です。
と言うわけで、それなりにお客さんを観光案内できた一日となりました。何時もなら、会社の運転手さんのバンに乗るのですが、洪水でエンジンが逝かれてしまい修理中で、それもできません。運転手つきのレンタカーだと勝手も違います。必死のタイ語で、どこ行け、あそこ行けと命じて、お客さんを満足させるのに必死だった道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
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