2011年12月5日月曜日

ディズニーのパレードの方が、きれいだなんて言うなの巻き


今日、12月5日は、タイのプミポン国王の誕生日です。
御年、84才になられました。
干支を七度も巡られたことになり、大変おめでたいのです。

晴れやかに広がる青空の中、日光がさんさんと降り注いでおります。
そんな、国民の祝日でして、人々はお祝いで王宮前に集まってきました。
祝賀ムードが一気に盛り上がる中、王宮前で衛兵パレードです。


軍楽隊もにぎにぎしくマーチを奏でております。
曲名はなんだか分かりません。
この長い列のパレードは、こうして王宮の中にはいっていくのでした。

それじゃ、このパレードの後で拝観できることになるのでしょうか。
よく分からないのですが、ホイッスルを持ったおっさんが怒鳴っていました。
英語でワン・ピーエムとかほざいています。

そうしているうちに、一人のおっさんが親切に船着場まで案内してくれました。
王宮を訪問した観光客を相手とするポリスだと触れ込みです。
ここから、別のお寺ワットアルンに行けば良いと言ってくれました。

でも、やけに親切すぎます。
実際のところ、こうして騙すトゥクトゥクの運転手だって大勢います。
嘘を付いて別な寺院とか連れて出して、料金をせしめるのです。

この国はモラルもクソもありません。
信用できないのですが、何時までたっても拝観させてくれない。
いたずらに時間を費やすだけで、開館は午後からなのでしょう。

まあ、ちょっと騙されたと思って後に従いました。
案の定、船着場に着いたら、携帯で誰かを呼び出そうとしました。
やっぱり、法外な値段を吹っかける白タクボートの一味でしょう。

後で、紹介料の小遣いでも貰う気なんだ。
実に公務なのか、アルバイトなのか、いい加減な人種です。
あきれてしまい、さっさとおさらばしました。


さて、この後は、次のターティアン船着場まで歩きます。
そこから、渡船でワット・アルンを詣でました。
いやー、天気が良かったので仏塔からは最高の眺望です。

と言うわけで、それなりにお客さんを観光案内できた一日となりました。何時もなら、会社の運転手さんのバンに乗るのですが、洪水でエンジンが逝かれてしまい修理中で、それもできません。運転手つきのレンタカーだと勝手も違います。必死のタイ語で、どこ行け、あそこ行けと命じて、お客さんを満足させるのに必死だった道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

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