2011年12月4日日曜日

洪水から復旧したお店をめぐってみたの巻き


木の幹の途中で色が変わっています。
ここまで、洪水で水が上がってきたと言う証拠なのです。
高さにして五十センチぐらいはあるでしょう。

前のパフォンヨーティン通りからだと、その差に15センチが加わります。
背丈の低い女性だと、腰ぐらいまで浸かってしまう状況です。
つまり、水がバンコク市内のここまで押し寄せたことを物語っています。

排水溝の水には、行き場を失った小魚も泳ぎ回っていました。
水はけの悪い路面では、未だに大きな水たまりも残っています。
まだまだ、洪水の爪あとは、ここかしこに散見されるのが実際なのです。

※左クリックで拡大してご覧下さい。

今日は、洪水で休業中だったセントラルデパートを訪れてみました。
営業を再開したのは、11月25日からと聞いています。
場所はラムイントラ通りでして、あのインラック首相が住んでいる地区です。

野次馬根性で、ついつい出かけてしまいました。
ですが、その割りにバーゲンもあったりして買い物もしてしまいました。
まあ、そのあたり、ちょっと紹介させてください。

先ず、初っ端の交通手段は、センセーブ運河の水上ボートでした。
これに乗って、バンカピ市場の桟橋で降ります。
ここには、パンチッププラザがあるんですけど、ペブリ通りと同じ系列です。


こちらは、非常に小ぶりなモールでして閑散としています。
たまーにPCパーツの掘り出し物を見つけたりします。
今回は、激安100バーツ(260円)のラップトップ用空冷パッドでした。

ファンがちゃんと回ってくれますので、サブPCを乗せてみました。
十年目のお古なラップトップなので発熱が半端でありません。
これに乗せたら、だいぶ熱を逃がしてくれて大助かりでした。

次に、ナワミン通りに出て95番の赤バスに乗りました。
ラムイントラ通りに曲がる直前で道路が少しだけ冠水しています。
そばの運河の水位が未だ高いらしく、排水できないでいるようです。


次のセントラルデパートでは、併設のモールで靴を買ってしまいました。
会社で仕事をする時に履こうと思いたった分けです。
20%のバーゲン中だとかで、719バーツ(1860円)にしてもらいました。

このデパートですが、本当にお客さんが少ないのです。
品揃えも悪くないし、Topsのスーパーマーケットもあります。
たぶん、近隣は被災しましたので住民にも未だ余裕が無いのかも知れません。


次に、歩いてパフォンヨーティン通りのテスコロータスへ移動しました。
この辺りも洪水の激しかった地区で、 一階は冠水しています。
マックもこれから再開のようで、お店は閉ざされたままです。

写真の右側ですが、浸水で化粧板がはがれていました。
買い物客も少なくて、にぎやかさが戻るのは何時になるのでしょうか。
お客さんにしたって、清掃道具を買うのがやっと言う印象を受けてしまいました。

と言うわけで、水上ボート~ファン無し赤バス~エアコンバス~BTSスカイとレインと色々乗り継ぎながら、被災地の店舗訪問を果たしたのでした。復興は、これからと言った感じもしますが、もう雨の降ることが無い過ごしやすい乾季になりましたので、早いのではないでしょうか。被災した地元の人も、良い年越しを迎えられるようにと、祈らずにはいられない道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

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