2011年12月11日日曜日

アウトドア用コンロを買って、来年は日本でキャンプだの巻き


カセットタイプのボンベが使用できます。
キャンプ用の携帯コンロですが、499バーツの特価品でした。
日本円で1350円ですから、かなりお買い得感がします。

ただ、つくりは多少チャチなので、一生ものと言うわけには行かないでしょう。
ボンベの取り付け口は、通常のカセットコンロと同じようです。
購入したボンベは韓国製でして、同じ規格品が流通しているのかもしれません。

多分、日本に持って帰っても使えると思うんですね。
そう期待しながら買ってしまいました。
つまり、来年は必ず帰参すると心に決めておるのです。

こちらは、駐在天国みたいな国です。
通算四年もタイに住みますと、仕事のセンスでボケているかも知れません。
もう一度、磨きなおすには、一旦、日本に帰るべきだと思い始めました。


ところで、カセットコンロのLPGボンベのことです。
タイでの洪水騒ぎの最中、スーパーへ行くと、このコンロをよく見かけました。
ただ、ボンベは自国製では無くて輸入品だったようです。

一本45バーツ、120円くらいですので割安感はあります。
まあ、被災地域で煮炊きをするのに緊急で必要だったのでしょう。
かなり輸入されてお店の棚に並んだと言う分けです。

それでは、このカセット口の規格は日本と同じなのでしょうか。
姿かたちでは、かなり似通っていますが断定できる自身はありません。
日本製と比べられれば良いんですけど、そこがハッキリしないのです。

このボンベの規格ですが、かつては日本でも統一されていませんでした。
このため、1995年に発生した阪神淡路大震災の時に、大変な問題が起きています。
つまり、救援物資でコンロを送っても、被災地でボンベが装着できませんでした。

ピッタリ合う地域もあれば、持ち物しだいで困った被災民もいたのです。
結局、この教訓が生かされて1998年よりJISで統一の規格が定められました。
こうして、現在は、どのコンロにもどのボンベでも取り付けられるようになっています。

それで、日本では百均の店に行くと中国製のボンベが売られていたりします。
つまり、カセットコンロの日本規格がアジアに広まったんじゃないでしょうか。
今度は、逆にアジアから日本へ製品が流入するようになったのかもしれません。

だとすると、タイで買ったコンロに、韓国製のボンベが装着できたとしても、それほど不思議はない分けです。

と言うわけで、アジアは一つの経済ブロックとして大きな貿易の活動をしているのだと言うことを、このLPGボンベが証明しているように見えました。たかがボンベですが、その背景には、日本の先行した統一規格も影響しているようです。この規格を、アジア全体でどの国でも採用することで、コンロとボンベを安く供給できる国から輸入することができるようになれば、人々の生活が豊かになるのかもしれません。そんな風に考えて見た道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

2 件のコメント:

みょうてん さんのコメント...

実に大胆なデザインですね。
ここまで無駄をそぎ落とすとは・・・
簡易と言えば簡易ですが、ちょっと怖い気がしちゃいました。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

みょうてんさんへ、

でも、登山用のコンロってみんなこんなものなのですよ。
ネットで、登山、コンロ、LPGと入力して画像をググって見てください。
短い円筒形のタンク上部にごたくのついたストーブがたくさん見つかると思います。
今回は、タンクが細長いので横付けとなりました。どこでも売られていますので、コンロだけ飛行機へ持ち込んで、北海道についてからボンベだけを買おうかと思っています。
(飛行機にボンベは持ち込めませんから)