
シーチャン島に上陸してみました。
シラチャからは、海辺の公園から対岸に見えています。
もっとも、桟橋道路で結びついたロイ島の方が間近です。
それで、島へ上陸するには、このロイ島から渡船に乗ります。
片道40バーツ、毎時間出発しますので便利です。
船はちっぽけでして、漁船に毛の生えた程度なのか揺れました。
シラチャと島の中間地点まで来ますと白波も立ち始めます。
うねりは少ないですが、船が小さいの意外に左右に傾くのです。
上さんが怖がっていましたけど、自分は意外に平気でした。

さて、日本は島国ですけど、タイにも離島がかなりあります。
道産子社長は、今までサムイ島やパタヤのラン島は訪ねました。
それで、今回のシーチャン島が第三の島となった分けです。
実は、この島はリゾートではありません。
ビーチが少なくて磯場の多い島なので、日光浴には不向きです。
このため、訪れる白人観光客は少ないようです。
ただ、釣り場が有名なようで、釣竿を抱えた乗船客も見かけました。
さて、着船しましたが、観光スポットも分かりません。
桟橋の観光案内所で貰ったパンフだけが便りです。

その内、オート三輪の運ちゃんが、ツアーを誘ってきました。
食べ物に群がるハエみたいでしつこくてうるさい。
何とか追い払い、その場を離れて近場の中国寺院へ向かいました。
てくてく歩きながら、参宮をくぐって階段を上ります。
結構上りましたけど、街中まで遠望も効いて疲れも吹っ飛びます。
この後、もうっちょっと先の仏足石まで足を伸ばしました。
いやー、これがきつかったです。
階段が三百段以上あったんじゃないでしょうか。
この島の最高峰の頂きまで、あと少しまで登山してしまいました。
見晴らしが良くて、吹く風もさわやかです。
空には、ツバメもたくさん舞い踊っています。
タイに来てから久方ぶりのハイキングになりました。

と言うわけで、シーチャン島の日帰り訪問は、意外に満足した旅となったのでした。この島は、のんびり浜辺で日光浴よりハイキングですよ。あるいは、磯場で釣りを楽しむのもOKかもしれません。リゾートでのんびりするより、体を動かして一汗掻くのに、最高な島だと思った道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
0 件のコメント:
コメントを投稿