2010年11月16日火曜日

アウンサンスーチーさんは演説をしたの巻き

※バンコクポストより失敬!

アウンサンスーチーさんが、軟禁状態から開放されました。
なんと、七年半も押し込め状態だったのです。
日本でもマスコミがこぞってニュースで取り上げました。

そして、集まった聴衆に彼女はスピーチをしたようです。
どんな内容だったのでしょうか。
ミャンマー在住のブロガーさんが紹介してくれました。

その名は、「ミャンマー・日本語教室ブログ」さんと言います。
かつての首都ヤンゴンで、学校経営をされておられるようです。
ミャンマー語が堪能なようで、日本語に訳して投稿してくれました。
 
※詳しくは、こちらから訪問下さい。

読んでみますと、ものすごく抽象的な感じです。
当らず触らずに、演説が終始している感じです。
解放直後なので、軍部への批判を避けたのかもしれません。

ブログ主さんは、直訳だと述べていました。
訳文自体も、その雰囲気がうかがえます。
それで分かるのですが、政治的な言葉が全く見つかりません。

これほどに、避けた言葉遣いというのが印象に残りました。

彼女の言動に、分からなくも無いのです。
ミャンマーに戻ってから、軟禁状態が延べ15年にわたりました。
自由に行動できたのは、わずか6年間に過ぎません。

今回の開放が、いかに彼女にとって重要なのか。
これからの活動を重視したい気持ちが先立ちます。
初っ端から過激な行動には出られますまい。
 

と言うわけで、バンコクポストは二日にわたって、トップストーリーとして彼女を取上げていました。それにしても、彼女に会いに来た群衆の数の多さには驚きます。タイにとっては隣国ですから、関心を寄せずにはいられないと思う道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)

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