2010年11月13日土曜日

火山の噴火しまくりで、温暖化より寒冷化が怖いよーんの巻き


今年は、規模の大きい火山噴火が続いています。

1月16日 中米コスタリカ トゥリアルバ山(標高3328m)
3月21日 アイスランド エイヤフィヤトラヨークトル氷河の火山
5月24日 中米・コスタリカ アレナル火山(標高1633メートル)
5月27日 中米・グアテマラ パカヤ火山(標高2552m)
5月28日 南米エクアドル トゥングラウア火山(標高5023メートル)
5月30日 日本 桜島(標高1117m)
6月 7日 ロシア・カムチャッカ半島 クリュチェフスコイ火山(標高4800m)
6月17日 ロシア・カムチャッカ半島 シベルチ火山(標高3283m)
8月30日 インドネシア・スマトラ島 シナブン火山(標高2460m)
10月26日 インドネシア・ジャワ島 ムラピ山(標高2968メートル)
10月28日 ロシア・カムチャッカ半島 クリュチェフスカヤ(標高4835m)

特に、三月に始まったアイスランドの噴火は、大規模でした。
このために、欧州経済が大きなダメージを受けています。
欧州各国の空港が閉鎖されたり、領空通過の禁止措置も取られました。

飛行機のエンジンが火山灰を吸い込むと、故障するのだそうです。
風に乗った火山灰の拡がりが落ち着くまでは、飛行機も飛ばせない。
とにかく、航空便の運航に大きな混乱が生じた分けです。

成層圏まで噴き上げ出された火山灰は、問題児なのです。
これは、やがてエアロゾルとか言う微粒物質に変身します。
そして、地球全体の成層圏を数年さまようのだそうです。

それで、今年なんですが、その量はただならぬものでしょう。
こんなに時期を同じくして世界中で噴火されては堪りません。
何か天候や気象に影響は無いのでしょうか。

科学者によりますと、それが大ありなんだそうです。
火山灰が大気圏をさまようと、太陽の日射をさえぎるようになります。
それで、気候が寒冷化する傾向があるようです。

実を言えば、かなり前ですが異常気象を経験しました。
確か、1993年の日本で起きたのです。
この年は、驚くほどの冷夏で梅雨も明けず、米が大不作でした。

この時、岩手県にある焼石岳に登っています。
驚いたのは、八月になっても残雪が消えていませんでした。
標高1500mの山ですから残るはずも無いのです。

それぐらい、冷涼な夏だったと言うことでしょうか。
この二年前、フィリピンのピナツボ火山が大爆発しています。
科学者の考えでは、その影響が現れるまで二年を要したのでした。

さて、今年の連続噴火に立ち返って見ましょうか。

次に冷涼な気候に見舞われるのは、何時の日か。
歴史は何度でも繰返すと言うのかもしれません。
それは、御説に従えば2012年になりましょう。

この年は、”地球滅亡の年”と称する田分け者もおるのです。
一部のオカルト科学者が、トンデモ説を唱えているらしい。
しかも、それに共感する愚かな政治家には戦慄でした。

※詳しくは、ここから

某ハトポッポ君は、かつて民主党のドン様だったのです。
この政党は、一体何を標榜したかったのでしょうか。
いかがわしい政治信条は、地球温暖化で二酸化炭素25%カットだそうです。

と言うわけで、地球の寒冷化こそ懸念されるべきでしょう。
実は、タイの涼しい季節が、例年に無く早くやってきたのです。
一抹の不安を覚えながら、日本を迷走させる政治屋諸君には、あっぱれを送りたくなる道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)

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