2010年5月19日水曜日

結局、わたしは臆病な日本人でしたの巻き

メールタイトル:タイ情報→本日は出社を取り止めます。

関係各位

お世話になります。
本日は、工場長の連絡を受けて、安全のため、出社を取り止め自宅待機としますので、ご連絡します。
なお、居住するスクンビット地区は、当面安全だと思います。
ご参考までに、日本大使館・商工会議所もこのエリアに引っ越しておりますし、各国の大使館・領事館、インターナショナルスクールもあります。
つきましては、社内の関係者へご連絡くださるようお願いします。
以 上

社長:ぐりぐりももんが


それで、今朝、メールをご本社宛に送信いたしました。

この決断をしたのは、理由があります。
工場長の奥さんが、軍属の高官であり、内部の情報をいち早く入手したのであろうと考えました。
説明によりますと、現在、軍隊と反政府テロリストが一部で交戦中だとのことです。

この後、テレビを付けっ放しにして、地元テレビ局の特別報道番組を見続けています。


この様子ですと、本格的な衝突になってきました。
装甲車を出動させている様子がうかがえます。
立ち入り禁止区域を越えて、ラーマ四世通りでは、邦人の多くスクンビット地区まで、衝突地点が押し出されているようです。

※左クリックで、拡大してご覧下さい。

一方で、外ではヘリコプターの飛び交う音が、間断なく聞こえてきます。
後ほど、上さんがタイ人を旦那さんに持つ友人に電話して、状況を問い合わせしてもらうつもりです。

まあ、タイの騒擾を二度目に経験しているので、驚きも無く淡々と事態を見守るだけですね。
赴任した08年には、民主化運動派(PDA)がスワンナプーム空港を占拠する事件がおきて混乱しました。
あの時より、今回はちょっと過激ですが、これは反政府ゲリラ活動のせいでしょう。

確かにテロ行動ですね。

手製のロケット弾を使った発射を、海外のメディアに披露したり、バリケードの上から赤ん坊を掲げ挙げて、これ見よがしに人間の盾としたり、常軌を逸脱した無頼の暴徒に思えます。
とにかく、いち早くバンコクに平穏が戻ってほしいと思う、道産子社長なのでした
(この巻き、終り)

おまけ:こちらは、日本破壊工作のバイオテロです。

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