2012年1月1日日曜日

元旦は、B級女性歌手を懐かしんでみたの巻き

ゲルニカ - 復興の唄

2012年の元旦になりました。
やっぱり、今年は洪水からの復興が大事でしょう。
これを前半で速やかに乗り越えられれば、経済は持ち直すはずです。

そんなことを思い出しながら、このキーワ-ドで思いつきました。
日本ではゲルニカと言うユニットが、この歌をリリースしていたのです。
すでに三十年近くも前の作品ですが、CDタイトルが時代がかっています。

その名も「躍動への改造」と言います。
漢字の熟語で、戦前の昭和期を発想させるレトロさが面白い。
音作り自体も、一昔前の凝ったスタイルに固執したこだわりようです。

この上野耕路さんの演奏するピアノは、上手で洒落ています。
CD発表では、シンセサイザーでテクノポップを全面に押し出していました。
反対に、ライブではピアノだけの伴奏に徹して、シックですが聞かせています。

片やボーカル担当の戸川純は、キワモノ女性シンガーでは絶品でしょう。
隣の印度人、昆虫軍、遅咲きガール、眼球奇譚、家畜海峡、極東花嫁、などなど。
歌ったタイトルの中には、奇をてらったのか何を考えたのか、さっぱり分かりません。


と言うわけで、B級歌手って改めて聞いてみると味わい深いものでした。こう言った歌手では、もう一人紹介したいのが”ちわきまゆみ”さんです。ユーチューブで見られるんですが、レディー・ガガも真っ青なコスチュームが、当時としてはキレまくり過ぎたようにも見えて、今一メジャーに成れなかった感は否めません。なぜなら、ボンデージファッションでグラムロック調にシャウトされたら、音楽ファンは引いてしまいますよ。でも、今改めて聴くとそれが新鮮なんですね、ちょっと早すぎたのかと思ってしまった道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

おまけ:ちわきまゆみ リトルスージー


※ユーチューブでは、CD「Attack Treatment」の全曲が聴けます。

2 件のコメント:

みょうてん さんのコメント...

面白い動画ですね。

戸川純は唄ってるとこ初めて見ました。
案外上手なんですね。

ちあきまゆみって全く知りませんでしたが、年代から考えると、レベッカと対抗しようとしてたんでしょうね。

ゲルニカは相当好きです!!

ぐりぐりももんが さんのコメント...

みょうてんさんへ、

このゲルニカですが、全曲をようつべで鑑賞できますので、楽しんでください。
それと、この手の女性歌手ですが、今はバラエティーで活躍中のYouが所属していたファエチャイルドも、今考えるとB級っぽい感じがしています。
それで、メジャーでい続けられたのはブリグリのトミー・フェブルアリー6なんじゃないでしょうか。