これから、お客さんを迎えに空港まで出かけてきます。
ピックアップしてホテルまで送ります。
しばし、休憩していただいたら歓迎の晩餐会です。
それで、その前に思いついたことを書いておこうと思います。
自分は、海外ビジネスがサラリーマン稼業の中心でした。
アセアン各国の代理店もいて、彼らと営業で丁々発止の仕事だった分けです。
大概、輸出先の国には、既得権益があるものです。
そう言った勢力は、役人が絡んだり、売り先の購入担当者だったりします。
何らかの袖の下も必要でして、コミッションとして割り切ったりします。
まあ、食事で済んでしまうケースなら、お安いものです。
他方、購入代金の3%をよこせとか、堂々と請求されてしまいます。
買ってくれるなら致し方ないところですので、眠り口銭は当たり前です。
「水清ければ魚棲まず」の例えもありますし、郷に入りては郷に従えでしょう。
速攻で金で解決できてしまい、後腐れもありません。
実に単純明快な明朗会計?、としておきましょうか。
ところで、日本の場合は、役人の既得権益の維持がすさまじい。
いろいろと権謀術数を考えながら、結局は長期的に私利私欲を追求するようです。
こんなことを思ったのも、先週月曜日の「TVタックル」と言う番組を見たからでした。
特に、財務省などは、日本国は破綻するぞと国民を脅かし続けています。
挙句の果ては、消費税を引き上げて赤字財政の解消を画策をする分けです。
一人当たり七百万円の借金だと、野ダヌキ首相も国会で説明しました。
もちろん、癌チョクト政権の財務大臣だった頃から、役人に吹き込まれて育て上げられた性悪だけのことはあります。
実に忠実に財務省のシナリオをなぞりながら、増税路線を突っ走ろうとしております。
先ず、そんな畜生どもに国民は騙されてはいけません。
財務省の役人も、民主党のマニフェスト破りのペテン国会議員どもも、騙す魂胆です。
そんな話を、上手にTVタックルが説明していました。
実に、面白くて小気味良かったです。
先ず、役人は、国内では破綻すると吹聴して来ました。
ところが、海外の金融機関には財政状態が堅実だと釈明していいます、
何と言う、二枚舌の狡猾さでしょうか。
破綻すれば、ギリシャ見たいになると強調したりもして来ました。
でも、破綻の確率を示す保険レートのCDSもフランスより低いのだ。
こんなに信用されている国なのに、なぜ貶めるのか。
しかも、一人当たり七百万円の借金を返済しなければならないと言うのです。
そんなもの、国民は借金した覚えはありません。
国民に負託された政府が勝手に国債を発行しただけの事です。
しかも、資産をみると一人当たりで未だ五百万も保有しています。
なんと、その差し引きは二百万円の借金にまで減ることになるのです。
全然、計算があっていないじゃないですか。
こんな狡猾な騙され方で、国民はハイハイと従ってよいのですか。
デフレで経済が沈滞化して、国民の生活も上向かない。
そんな時に増税したら、もっと景気が悪くなるだけじゃないですか。
国のためを思わず、自分の役人の既得権益を守りたいだけなのでしょう。
産業界には、増税の例外規定を設けてあげる。
その代わりに、天下りを要求して退官後の仕事を確保し渡りを繰返すのです。
と言うわけで、こんな自己中心的な卑劣な役人など、総とっかえでありましょう。財源が無いと、ぬらりくらりしたまま、東日本大震災の補正予算すらままならない状態です。こんなに初動措置を遅らせた民主党政権も無能ですが、それをまんまと操縦してきた財務省賞の役人も、きっと売国奴に違いないのだ。そんな風に思ってしまった道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)