2009年7月11日土曜日

本歌取りで、政治狂歌を炸裂なのじゃの巻き

本歌取りってご存知だろうか?

ぶっちゃけて言えば、和歌、連歌などの技巧の一つなんだそうだ。しかし、貧乏社長は、この手の素養も教養もへったくれも無いから、高尚な話はこの際置いて置く。我等の誇るべき日本文学の云々とかまくし立てても、受け売りだけでメッキはすぐに剥がれる。

しかも、人に読ませる文章の才覚など、持ちようも無い。恥の上塗り次いでに、駄文の書き連ねやら書き散らしで、ブログ界隈のお騒がせな不逞の輩なのである。

だから、間違っても平安時代の古今和歌集などから本歌を失敬するなど、思いも付かない。そんな高邁な技能も無いので、せめてと、江戸時代の狂歌を借りながら、語呂合わせで歌を捻って見た。

主題は簡単である。

母国日本の混乱状態にある政界なのだ。政権交代の欲念一点張りで、大陸由来系のミンス党は爆走しまくりの状態にある。片や、公僕に振り回されっぱなしで、李下に冠を正した与党:痔眠は、まこと不甲斐無い。ここまで、迷走・混乱した極みに至れば、愉快爽快で唖然として、おいらもからかって見たくなって来た。

もちろん、オリジナル狂歌の存在や趣向はできるだけ敬意を表したい。その上で、アレンジしたりパクったりするのだ。こうして、具にも付かない駄歌が出来上がった。

それでは、ご覧いただこう。これが、貧乏社長の本歌取りワールドなのである。

★本歌
白河の 清きに魚も 住みかねて もとの濁りの 田沼恋しき.

★本歌取り入魂作(その1)
友愛の ポッポのミンスに 住みかねて、もとの濁りの 自公恋しき

★本歌取り入魂作(その2)
政権の ミンスで民も あきれ果て もとの腐れ縁 自公恋しき

解説:
江戸時代、不正・汚職で乱れた田沼老中の治世を正すべく、松平定信の寛政の改革は始まった。しかし、行き過ぎの清廉潔白な政治が、経済を疲弊させ、庶民はかっての景気の良い田沼時代を懐かしんだ。ネットでは、ミンス党の政権交代をこの改革になぞらえる人もいる。そんな印象から作ってみた。

★本歌
世の中に かほどうるさき ものはなし ぶんぶぶんぶ(文武)と 夜も寝られず

★本歌取り入魂作(その1)
世の中に ミンスほどうるさき ものはなし こくさくこくさく(国策)と 真を言わず
★本歌取り入魂作(その2)
世の中に シナほどうるさき ものはなし ないせいかんしょう(内政干渉)と 有無を言わさず

解説:
これも寛政の改革の狂歌。江戸幕府の風紀の乱れを正すため、文武両道がこれでもかとごり押しに推奨された。しかし、庶民にとっては物見遊山の方が良かったわけで、ぶんぶん飛び回る蚊のようにやかましいと感じたようだ。二句めは、中共を取り扱った。鸚鵡返しの文言は、進化の無い証拠で、教条主義かつ冗談の解さない石部金吉である。

★本歌
太平の 眠りを覚ます 上喜撰(蒸気船) たった四はいで 夜も眠れず

★本歌取り入魂作(その1)
西川の 悪事を曝す ハトポッポ たったの辞表で 麻生も裁かず

★本歌取り入魂作(その2)
オザワンの 金庫を暴く 胆沢ダム 達増土下座で 岩手は動かず

解説:
幕末の黒船来航は、開国を巡る問題で日本を大きく揺るがした。蒸気船と極上のお茶の名を掛けて、夜も眠られないと茶化すのは粋である。本歌取り(その2)は、ちょっと説明を要する。オザワンの影響力が岩手県政まで及んでいることに触れたもので、それでも県議会は屈せず達増知事を土下座させたのを皮肉って見た。

★本歌
田や沼や 汚れた御世を 改めて 清くぞ澄める 白河の水

★本歌取り入魂作(その1)
ハトやオザワン 穢れた御金に 味をしめ 清くとだます ミンスの詐欺

★本歌取り入魂作(その2)
自や公や 汚れた官吏も 改めず 清くぞうそぶく ミンスの勝利

解説:
これも、江戸時代の寛政の改革を皮肉る狂歌。ミンス党代表の献金問題は、からかうには格好と思う。ユーチューブなんかでも、ミンス党を料理したパロディー動画が多くて笑ってしまうが、ミンス党翼賛者からは痔眠党をいたぶる発信が何も無い。それだけ、形骸的で独善的で頭が固いということである。

★本歌
はたもとは 今ぞ淋しさ まさりけり 御金もとらず 暮らすと思へば

★本歌取り入魂作(その1)
ハトポッポ 故人の献金 まさりけり 代表も取れて 政権交代と思えば

★本歌取り入魂作(その2)
長妻は 今ぞ自公より まさりけり 年金もとれて 暮らせると思へば

解説:
江戸時代の寛政の改革では、景気が後退して旗本への給与が遅れたらしく、それが風刺された。本歌取りでは、金にまつわる茶化しとしたが、ミンス党長妻議員が取り組んできた年金問題の追及は、評価できるものがある。

★本歌
陣羽織 異国から来て 洗いはり ほどいてみれば 裏が(浦賀)大変

★本歌取り入魂作(その1)
自公都議 選挙しだいで 野党落ち 連立ほどいて 麻生大変

★本歌取り入魂作(その2)
ジンバブエ ドルも目減りで 大混乱 印刷すれば 桁が大変

解説:
幕末の黒船来航により、江戸幕府の混乱した対応ぶりが窺え、長い鎖国で、武士の本領である有事の備えが無いのとからかったようだ。本歌取りでは、7月の都議選が鍵を握ると考えた。それと、ジンバブエは国の運営能力すらないようである。白人による植民国家の運営が安定していたことは、黒人主権へのアンチテーゼでもあろう。

(この巻き、終り)

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