2009年7月6日月曜日

朝のベンチャリ公園は、体操パフォ-マンスの巻き



朝早く起きた休みの日、貧乏社長は上さんと連れ添って外出する。

目的は、運動も兼ねて近くのベンチャリ公園へ散歩に赴くことだ。バンコクへ来てから、どこへ出かけるのも運転手さん付きで車に乗ってしまうせいか、とかく運動不足になりがちだ。出勤したら、工場の構内を毎日歩き回るように心掛けてはいるが、距離もたかが知れている。焼け石に水で、足腰が衰えてしまうのではないかと一抹の不安を覚えていた。

それなら、健康のためにゴルフでもプレーすれば良いと貴兄はお考えであろう。

そんな助言は、貧乏社長も重々承知である。しかしながら、上さんと一緒に休日をゆっくり過ごすことを優先させたい。その一念で、ゴルフは遠慮することにした。こちらで覚えたとして、日本に帰ればその遊びに遠ざかるだろう。なぜなら、はるかに料金も高いし遠出が必要で時間も取られるからだ。覚えた遊びで不自由するのが分かっていて、たしなむ必要も無い。

もちろん、上さんも運動不足を心配して散歩のような外出を薦めてくれる。だから、最近はベンチャリ公園へ、気軽に出かけるようになった。いつもは、朝六時過ぎに起きられたら、短パンにTシャツと行った格好に着替えて、一緒にアパートを出る。公園は、大通りをはさんで向かい側にあるから、歩いてもあっという間に到着してしまった。


公園は比較的大きくて、歩くと一周するのに十分ほど掛かる。運動がてら、上さんと一周目をのろのろ歩いた後は、二週目をゆっくりジョギングして、三週目はリラックスして回るのがパターンだ。この手の運動をする人たちは、公園で本当に多く見かける。歩いたり、走ったり、セパタクローみたいな球技をしていたり、各自が自由に体を動かしている。

おやっ、踊っている人もいるぞ。
いや、失敬、失敬。あれは、どうやら体操のようである。

まさに、踊る体操軍団なのだ。興味もあってビデオで撮影してみた。再生してもらえれば分かるんだが、貧乏社長の印象に残ったグループは二つあった。一つは、公園入り口付近で剣舞を舞う太極拳の一団、もう一つは公園奥のスケボーリンク脇でダンス体操をしている一団なのだ。それなりに、集団の規模も大きくて体操が様になっている。

ただ、微妙に踊りがずれていて、全員がシンクロしていない。細かいところはマイペンライ(気にしない)で、おもいおもいの自主性に任せた感じだ。やはり、ここはタイなのである。、一糸の乱れも無いなんて、ありえないのだ。ばらんばらんも個性の多彩な主張と言うことにしておこう。

そんなことで、朝の運動からしてタイのお国がらを見てしまった貧乏社長なのでした。(この巻き、終わり。)

2 件のコメント:

doraneko66 さんのコメント...

ブログ主題とはズレますが、動画の背景のバンコクの街並みは思っていたイメージとは相当違うようです。
道路の高架、交通量、大きい建物。
イメージと言っても漠然としたものでバンコクの事など何の知識のありませんが。

ランキングが上位に来ていますね。
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ぐりぐりももんが さんのコメント...

doraneko66さんへ、
バンコクの街中に住んでいると、大都会に住んでいる気になります。何せ一千万人が住んでいるのです。周辺自治体の人口を合わせると、二千万人以上の人が住んでいるとか聞きました。
日本人でインドとか中東に駐在している人は、息抜きでバンコクに訪れるようです。それだけ、この町は国際的で魅力にあふれているのかもしれませんね。
それと、順位が上がっているのは、手動打鍵必勝法のおかげです。どうせ、止めたら読む人も少ないので降下するだけでしょう。上げられるだけ上げたらどうなるか? そんな興味もあります。他にも理由があって、ランキングの人から、お前の上がり方は変じゃないかと言われるのを待ってたりして....
以前、このランキングを1位になった人が突然脱退して、それで、別のタイランキングに入り直しています。今でも、結構、コアなファンの付いているパタヤ在住者のブログがあるのですが、何かあったんでしょうかね。
ランキングに関わるネタに関心は尽きないわけです。では、公園へ行って参ります...