2012年1月12日木曜日

人探しをしている人は、ブログを書いていたの巻き

くっちゃねライフ

食べたら寝る、起きたら食べる生活は現代人の理想の生活かも。
料理書専門店「コンノートクックブックス」主人が語る「食」のいろいろ。
大きなお世話の飲食店レビューではありません。

フードライターをしていたというだけのことはあります。
食べ物に関る薀蓄話の投稿が残されていました。
本屋の主は、馬嶋良信さんと言います。

この人は、前回の投稿で紹介したたずね人、正にその人なのです。
ただ、このブログは、現在アクセスが禁止されていて閉鎖された可能性もあります。
でも、便利なことにグーグルがキャッシュのデータを残していました。

このため、何篇かの投稿記事を拾い上げることができました。
読んでみると、なかなかに面白いです。
ですので、ちょっと転載して紹介させていただきます。

料理ごよみ  2009年12月29日 (火)

29日

亡き母が生前よく口にしていたのは「12月29日にはお目出度いお正月の支度をしてはいけない」ということでした。「9」は「苦」に繋がると教えられていたのでしょう。

子供の頃、その29日にお米屋さんからお餅が配達されました。つきたてです。本来ならば、まだ固くならないうちに父が切り分け、餅箱(引越で物置からでてきました)に並べて保管します。日が経つとカビが生えてくるので「水餅」にします。しかし、母は「これは苦餅」だといって激怒して電話でお米屋さんにクレームを申し立て引き取らせ、翌日に再納品をさせたのでした。いまはかなり前にバーゲン品の黄金餅パックを確保しておくので問題ありません。

こういうこともあって、我が家では29日はお正月の支度をしないのです。松飾りも昨日のうちに飾りました。31日に飾るのも「一夜飾り」といってよくないらしいのです。だから今日は専らお掃除。といっても引越荷物を全部片付けられるハズもなく、掃除機のフル回転です。外出も仏壇の小さな蛍光灯を買い替えようとしたくらい。結局取り寄せになってしまいました、

まぁ、いい休息期間です。とにかく他人に指図されずにマイペースでいられるのが最高です。食事も手間をかけず、お精進の粕汁・宗八カレイの一夜干し・いちごと練乳 です。明日はバラキムチと若布スープなのでカロリー控え目。

明日からはおせちやお雑煮、大晦日の年越し蕎麦や水餃子の支度です。その上、大晦日には新宿の伊勢丹まで上生菓子を取りに行かなくてはなりません。電動補助自転車のバッテリーは保つのでしょうか。うまく行けば、自転車がカロリーコントロールになってくれたら最高です。


忘備録。祝い箸が買っていません。

と言うわけで、誰か消息をご存知の方はおりませんでしょうか。相手は迷惑だと思っていらっしゃるのかも知れませんが、あの自宅で見かけた「ネコちゃんの油絵」の絵解きだけは、話してみたいと思った道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

2 件のコメント:

とよこ さんのコメント...

せっかく見つかったと思ったのに、また行方不明になっちゃったのですね・・・。
おもしろい文章をお書きの方だから、是非、現在書かれている文章を読んでみたいです。
そしてねこちゃんの絵が写真で復刻しますように。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

とよこさんへ、

コメントをありがとうございます。
この方は、前に務めていた会社で付き合いがあったので分かるのですが、こだわりのある趣味人的な気質のある人でした。
ですので、サラリーマンの枠から外れて生きていたとしても、納得できるような気がしています。
それで、この方は、北海道大学を卒業されているんですね。自分が道産子だったし、同じ札幌に住んでいたと言うことで、気心があったのかもしれません。