こちら、首都バンコクにある博物館のことなのです。
上さんは、友達連中と一度訪ねたと言っていました。
でも、自分は未だでして、一度は訪問したいと思って来ました。
それで、ネットで興味の引く記事を見かけました。
なんでも、この博物館で日本に関係した特別企画展を開くと言うのです。
タイトルは、海外日本古美術展「日本とタイ-ふたつの国の巧と美」です。
展示は、3月15日の土曜日から開催されると書いてありました。
とにかく行ってみよう。
思い立ったが吉日と言うではありませんか。
ああでもない、こうでもないと考えながら出かけ方を思案します。
結局、BTS戦勝記念塔駅まで行って、バスに乗り換える方法を使いました。
これですと、博物館の前でバスが止まってくれます。
帰りも、道路の反対側の停留所からバスで戻れます。
実際に503番のバスに乗ったのですが、行きと帰りでバス賃が違いました。
行きは白いエアコンバスで、13バーツです。
帰りは、良く見かけるオレンジ色で、16バーツしました。
距離は同じでも色違いで運賃が違うなんて、タイらしい理由があるのでしょう。
この博物館ですが、前にはどでかい王宮広場が広がっています。
そして、隣はタイの早稲田大学と言われるタマサート大学です。
グーグルマップで確認して見ましたけど、同居し合っている感じです。
さて、この企画展は、 日本の文化庁、九州国立博物館との共催になっています。
出展された文化財も、日本とタイの歴史を仏教など共有しあう文化の側面で比較できるように展示されていました。
日本の国宝も出展されています。
弥生時代の銅鐸は、本当に美しい芸術だとおもいました。
ですが、自分に取っては常設展のほうも捨て難かったのです。
とにかく、仏像の展示がやたらに多いですね。
展示室を、回るうちに各時代別の仏様を拝顔させていただきました。
クメール王朝、スコータイ王朝、ランナー王国、アユタヤ王朝などめくるめいております。
王朝も違えば文化も異なり、多様性が顔をのぞかせていました。
その中で、クメール文化の仏様は、ちょっとタイ人の顔立ちとは異なります。
顔は四角で、額は広く、まぶたも腫れぼったい感じです。
唇も広くて厚く、クメール族の顔立ちを表現しているようです。
この写真は、アンコールワットで見かけた美しいい女性のレリーフです。
クメール人の特徴的な顔立ちと言ってよいでしょう。
でも、この顔を見てある日本人を思い出してしまいました。
これぞ、日本のクメール魔神、楽天イーグルス田中投手なのでした。
まさに、顔つきの特徴が生き写しです。
日本で彼を見るたびに、誰かに似ていると思ってきたのですが、今回でなぞが解けてしまいました。
と言うわけで、お寺めぐりをしないで、仏様の拝める場所は、ここ国立博物館が代表です。タイ仏教文化を端折ってお勉強する場合には、ここが一番だと思った道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
4 件のコメント:
カオサン時代に行きました。
当時はこの辺が行動範囲でしたもので・・・。
ここの仏像のコレクションは本当にハンパないです。
当時は若造でしたもので、ここを見たあと一気に日本の仏像に興味がなくなりました。それ以来、部屋はクメールの仏像のレプリカだらけです。頭のないトルソー、頭像、胸像、etc。
もちろん今では日本の仏像の美もわかりますが。どちらかと言えばやはりこちらのものが好きです。
ついでに死体博物館のルポも希望しますw
いやいや、予想外のオチに感服いたしました。
アタシもマー君はアジアそのものって感じでしたが、そうですかクメールですか(笑)
そんなマー君を星野仙一がクルシメール事ないように願いたいですな。
南風マー君はエンジンが違う治郎 さん
マー君の顔立ちなんですが、高校野球で活躍している頃から引っかかっていたんですよ。
郷里の北海道から出場して、ハンカチ王子・斎藤投手とやりあいましたからねー。
とても、印象が強く残っています。
でも、これからはマー君より祐樹君ですね。北海道の日ハムですから。
国立博物館、建物は古いけれどしっかりした展示をしてますよね。
今いい企画展をやっているんですねえ、タイにいたら是非見に行きたい所。
羨ましい限りです。
九州国立博物館は日本に4つしかない国立博物館で、展示内容も素晴らしいです。
其処との共催なら内容はきっと良かったでしょうね。
それからタイの国立博物館は毎週1回日本人ボランティアによる日本語の解説があります。
毎週水曜日の午前中です。(数年前の話ですが今でも同じはず)
キップ売り場の辺りをうろついていると日本人の女性の方が「日本人ですか、それならご案内します」と声をかけてくれます。
皆さん博物館の勉強会で勉強された方なので大変良くご存知です。
ブログ主さんは平日なので無理かと思いますが、奥様なら参加されると面白いかもしれません。
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