堂々と正門から入館するには、船の桟橋しかないのです。
でも、どうしても徒歩を希望する人には、こそこそ裏路地が用意されています。
思いっきり、下町の長屋の軒先を通り抜ける感覚を味わってください。
でも、どうやって行けば良いのか。
ブログに紹介された投稿内容は、あるにはあります。
ただ、館内が体よく写真で紹介されるに過ぎない。
これは、実にありきたりな過去をなぞる他人事です。
まあ、海外からの旅行者は、それでも構わないのかもしれません。
チャオプラヤー川の観光船にでも乗り込めば、それで済みます。
お値段が高かろうが、関係の無いことでしょう。
でも、バンコクに住んでいる人から見れば、ご免です。
市井の物価を知っていますから、ボッタクリはご遠慮申し上げます。
ですので、ここはハウツーの乗りで行き方をおさらいして見ます。
①チャオプラヤー川の桟橋まで出る
これは、そんなに難しいことではありません。
BTSの高架鉄道に乗れるのなら、サパークタクシン駅で降ります。
駅からサトーン桟橋までは、直結しています。
もうひとつは、BTSのサイアム駅下からバスに乗り換えます。
エアコン204番に乗ると、中華街のラーチャウォン桟橋終点で下車します。
乗車賃は14バーツ、行き先を”ター・ラーチャウォン”と告げます。
最後は、国立博物館までバスで出かける方法です。
過去の投稿を参照していただいて、ターチャン桟橋に出向きます。
エメラルド寺院の入り口を過ぎたら、すぐ次のバス停で降りてください。
(なお、博物館から歩いてピンクラオ渡船場へ出る方法もあります。)
②エクスプレスボートに乗り換え、ピンクラオ桟橋で降りる
このピンクラオ桟橋ですが、地図を見る限りでは乗降口が二つあります。
橋をはさんで、上流はエクスプレスボート用で、下流は対岸までの渡船場です。
ところが、今日のエクスプレスボートは、下流側に着岸しました。
もし、上流に止まったとしても、博物館までは歩いて行けます。
次の地図を参考してみてください。
※左クリックで拡大してご覧下さい。小銭は用意してください。
③桟橋から歩いて博物館まで出向く
上に示した地図のように歩きます。
距離は、15分くらいは歩くと思ってください。
途中途中で、英語の行き先案内板が頼りになります。
”Royal Barage National Museum”のような標記です。
※古い漆喰作りの本堂がありました。
スコータイ遺跡も昔はこのような感じだったのでしょう。
スコータイ遺跡も昔はこのような感じだったのでしょう。
④博物館に到着
入館料は、100バーツで、写真撮影料が、追加100バーツでした。
普通、博物館は写真撮影禁止ですので、有料の許可が面白い。
ただ、タイの博物館は意外と自由に写真を撮らせてくれます。
マイペンライの精神なんでしょうけど、タダでもいいと思いました。
と言うわけで、上さんが写真撮影料が高いとこだわるので、いやなら撮るなと怒鳴ってしまいました。
ケチくさいと思いつつ、払わなきゃ撮影できませんので致し方ないところでしょう。
こちらは、高い完成度の工芸品を鑑賞したかったのです。
金に執着されて気分を大いに損ない、見る気がほとんど失せた道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
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