2011年1月10日月曜日

アンコール遺跡のどうでもいいお話の巻き

アンコール遺跡の拝観料って、一日20ドルもします。
ビジターセンターで、顔写真つきのパスを作ってもらいます。
それで、このパスですが、上海近郊の水郷:周荘でも同じような拝観券でした。


それで、上さんの写真写りがあまりに悪いのです。
過食症みたいに顔がむくんでいました。
あれでは、判別できそうもないと思ったくらいです。

一方、周荘で撮られたわたしの顔は、百年前の銀板写真のようでした。
写真にしみがポツポツできていて、物故者みたいです。
顔が識別できれば良いのでしょうが、旅の記念に残るパスです。

もう少し、精度の良いカメラで撮影してほしいと思ったのでした。

◇◇◇◇◇

アンコール遺跡めぐりは、バイクタクシーで回りました。
座席が完全にオープンですから、快適です。
視界が大きく取れますので、眺めも良くて楽しめました。


ガス欠だったのでしょう。
運ちゃんが、バンテアイ・スレイ遺跡に向かう途中で給油しました。
いやはや、驚きましたよ。

噂には、聞いていた途上国スペシャルのガソリン給油を体験です。
何と、ジョニ赤っぽいウイスキー瓶にガソリンが小分けされておりました。
つまり、ホースとノズルのガソリン計量機で給油しないのです。


作業を良く見ていますと、給油口にろうとを差し込んでいました。
ボトルから注ぎいれる時、こぼさないようにしているみたいです。
ところで、軒先に設置された計量機は、何だったのでしょうか。


ドラム缶に接続されたシリンダー式の計量機も現役のようです。
いつの時代に舞い戻ったのだろう。
そんな錯覚にとらわれた給油風景なのでした。

◇◇◇◇◇

この後、色々な寺院を回った分けですが、彫刻が本当に素晴らしい。
デジカメで撮っても、美術図鑑にありそうな写真に出来上がっています。
それだけ、アンコール美術が頂点を極めた芸術なんだろうと感動しました。


と言うわけで、アンコール遺跡のどうでもいいお話でした。
他にも、タ・プローム遺跡が、アンジェリーナ・ジョリー寺院に改名したとか聞きました。
かなり与太っぽい話ですが、トゥームレーダーの映画ロケ地程度で、そう安易に名前を変えていいものなのでしょうか。
世界遺産なんだから、気概くらい持てよと叱咤したくなる道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

5 件のコメント:

南風海治郎 さんのコメント...

地元が地元の偉大さを一番わかってない!っつ~ことでかね。

あのエッジングの素晴らしさも分かってないのかな。

何か悲しくなってきました。

1/29に保育園新年会なのでFromカンボジアパパに色々質問してみます。

どうなの?って。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

海治朗さんへ、

このタプローム遺跡が、アンジェリーナジョリー寺院に改称するネタは、映画ファンのブログで良く取り上げられておりました。

いつもは、海外ブログや政治経済ブログを中心で読んでいますので、ブログジャンルが違うとネタも異なり新鮮な切り口があるものだと思った次第です。

学術的には、元のままの名称が使われるのでしょう。寄付を欧米人に求める時など、ご利益狙いで名前を都合に合わせて変えていくのだろうと感じました。

may さんのコメント...

お久しぶりです。
コメントありがとうございました。

私は仕事でしかカンボジアへ行ったことないのでうらやましいです。

もう、1年以上行ってないなぁ。

アンジェリーナジョリー寺院知りませんでした。

今日本はすっごい寒いのであの暑さが懐かしいです。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

mayさんへ、

RSSリーダーに入れていますので、記事の更新が分かると必ず目を通しております。

カンボジアの人を見て、ちょっと思ったことですが、支援たかりに馴れすぎているのかもしれないと、言うことです。

内戦であれほど疲弊した国家なのですから、これまでは海外からの支援も必要だったでしょう。

でも、これからは、自助努力も必要なのかもしれないと感じました。

may さんのコメント...

アンコールワットのガイドさんが言うには、
「カンボジアには税金がありません。
外国が橋や道路を作ってくれるからです」とのことです。

あちらで働いてる日本人の人は
「この国は上から下まで腐ってる」といっていました。
賄賂がないと会社が立ち行かないようです。
プチ・シノワってところでしょうかね。

自助努力と言ってもポルポト政権で文化が分断してしまいましたから、そんなことさえ知らないのでは?

あるガイドさんは「この国は頭がいい知識人を皆殺しましたから今残ってる国民は馬鹿ばっかりです」という冗談をいってましたよ。