2009年10月31日土曜日

雲で見る秋の風情は、日本と変わらなかったの巻き

十月の末になって、さわやかな秋空がバンコクにも巡って来る。


朝のさわやかな天気はすがすがしい。
日の出も次第に遅くなってくるから、朝の気温は低いままで過しやすくなる。
うだるような暑さから、ちょっと開放され、みんなにうれしさが募ってくる。

ただ、それでも気温は未だに高止まりだ。早朝でも、25度を下回ることが無い。
そんな、夏が始終続いて行く土地柄なのだろう。

それでも、朝の通勤途中でこのような雲を眺めることができたのだ。
熱帯は季節の変化に乏しいと、よく人は言う。
でも、ちょっと注意してさえいれば、移り変わりはこの目で確かめられる。
そして、その日、雲の姿でそれを感じ取ったのだ。
だから、この上も無く幸せ者に違いないと思ってしまった。

日本でも、秋雲の代名詞といえば、

さば雲、
  いわし雲、
    うろこ雲、
      ひつじ雲、

とか、色々と形で読んでいたような気がする。
こちらの雲も、似かよっているようだ。


さしずめ、どの雲に当たるのだろう
小さなかたまりがたくさん集まっている感じはする。
ただ、形が魚に因んだうろこのように、一つずつはハッキリしていない。

もこもこしたような、ひつじさんの毛並みみたいに見える。
そうなると、ひつじ雲がお似合いだろう。
そう、10月20日の朝は、ひつじ雲だったで決まりとしよう。

気象学者じゃないのだから、どんな雲になぞらえたってOKだ。
とにかく、季節の巡り合わせに遭遇できたことになる。
この雲に感謝しよう。
(この巻き、終り)

おまけ:ちょっと、散文風にしてみました。

2009年10月29日木曜日

今どきのタイ人も、KD-Romを知らなんだの巻き

CD-ROMではない、KD-Romなのである。



この間、会社で飲み会があったんだけど、どういうわけか昔の流行歌手の話で盛り上がってしまった。もちろん、話題は地元タイ人の歌手なんだけど、大御所的なナンティダーとかサランヤーを知っているといったら、現地の従業員になぜ知っているのかと、逆に突っ込まれてしまった。

実は、96年から97年にかけて一年間、ISOの関係で助っ人として長期出張していたことがある。あの頃、休日は何にもすることが無かったし、地理も良く分からなくてサイアム地区ぐらいしか出かけられなかった。それで、そこら辺りをうろつくのが、毎週お決まりのコースになっていた。

ワールドトレードセンターにある伊勢丹デパートの紀伊国屋書店で立ち読みしたら、冷やかし半分にCDショップをぶらついて、おしまいにマーブンクロンの東急デパートの田ごとで日本飯を食べてから帰宅するパターンを繰り返していたように思う。

CDを探してみると言っても、ごにょごにょしたタイ語の文字なんかさっぱり分からないから、面白半分でカセットを買っていたに過ぎない。そう、あの頃は未だ音楽カセットが売られていたのだ。しかも、99バーツ、三百円もしない。CDも販売されていたけど三倍くらいの値段だったから、ついつい手頃な値段の安いカセットに手が伸びていた。

MTVみたいな音楽プロモーションビデオも、地元テレビで深夜に放映されていた。専用の番組も組まれていた気がする。そして、ちょっと気になった歌手やバンドがいれば、顔とか英語のタイトルとかを忘れないように心がけた。まー、それだけの記憶が頼りだけだったのだが、とにかくカセットを物色していたのである。

KD-Romは、そんな頃の懐かしい戦利品なのだった。


タイ人もハーフ好みとは言え、結構バタ臭い顔つきをしている女の子だ。それにどういうわけか、髪型、衣装、化粧、歌のコーディネートが微妙にずれていて、バランスが悪い。この子を送り出したプロダクションも、可愛い子ちゃんなのか、セクシー小悪魔ちゃんなのか、売り出し路線をまとめ切れずに中途半端なまま売り出してしまった感じだ。

自分も、会社に戦略がいまいち足りんなーとか感じていたのだが、その後、実際に倒産してしまったのである。”KITA ENTERTAINMENT”とか言う社名だったのだが、新聞で見てびっくりした。今になって思えば、あの頃はバブル経済が弾けて金融ショックが襲ってくる前のことで、音楽産業にもじわじわ不景気が忍び寄っていたのだろう。

それで、未だにこのKITAの歌手を懐かしむ人は多い。そのせいか、ユーチューブで多くのプロモーションビデオがアップされている。そんな中から、彼女を探し当てたのだ。自分の懐かしい宝物を掘り出したような気がしたのである。

と言う分けで、タイのポップスを取り上げてみても、90年代の記憶がよみがえって来て、懐かしさからユーチューブを楽しむ貧乏社長なのでした。
(この巻き、終わり)

おまけ:
ご参考までに、もう一曲ありました。


2009年10月27日火曜日

あほブロガー・コメンテーターに物申すの巻き

※クリックすると大きくなります。

自分は、古森義久(こもり よしひさ )さんのブログ愛読者である。

産経新聞ワシントン駐在編集特別委員・論説委員、杏林大学客員教授などの要職をこなす、日本屈指のジャーナリスト・国際問題評論家と言って良いだろう。いわゆる親米保守派の代表的な言論人として知られているが、ブログの自己紹介でも”国際的にみれば、中道、普通、穏健な産経新聞の報道姿勢に沿って、日夜アメリカの首都からの均衡のとれた情報発信に努めています。”と、自分の主張する立ち位置を述べている。

このため、保守的な立場もあって、昨今では、政権交代をなしえた増長自慢の民主党支持者と思われるコメンテーター一味から、ほとんど誹謗中傷、罵声、罵詈雑言に近い、愚にも付かないデータの無駄遣いとも思えるコメントが、貼り付けられている状況が増えて来ていた。

古森さんも呆れ果てたのであろう。

すばらしき産経新聞の寛容――匿名人間の卑劣”と言う投稿の中で、俗悪なる徒党の品性を悲しみつつ、それが逆に可笑しさにつながるかのような、度量の広さを見せてくれたのは、印象的であった。

それで、自分のこれまでのブログ経験を通じて、一言、コメントをしてみたくなったのである。ブロガー達のとんでもない行状を見聞して来た事実もあるから、已むに已まれなくなったのだ。早速、コメントを書き上げて投稿してみたのだが、千字以内の制限もあって、大幅に割愛せざるを得なかった。

ちょっと残念に思ったから、全文を掲載させていただきます。


むかし、izanamiさんと言うペンネームの人が、イザで反日ブログを立ち上げていましたが、その後、グーグルのブロガーに移ってからも相変わらずの電波記事を載せまくっていたのを見かけていました。

ただ、ブロガー(グーグル)の運営者も目に余ると考えたのか、”このブログは Blogger の利用規約に違反しているため、投稿者のみが参照できます。http://izanagister.blogspot.com/ ”と表示して、ブロガーの露出そのものを止めています。

※クリックすると大きくなります。

実は、ブロガーでは、公序良俗に反したブログは、警告画面を出せるようになっていて、それはブログ読者の通報が多い場合に認定されるようです。それで、もし読者が通報したい場合、ブログ上部にある”不正報告”をクリックするればよいだけなのです。

これを見ていて思うのですが、ブログ運営者のイザさんも何か対応策を考えるべきであろうと思うのです。もし、公序良俗に照らして適正でないと判断されるコメントを連発されるID所有者に対処するには、コメント欄の中で通報警告できるようなチェックマークをつけるデザイン変更をされたらどうでしょうか?(ブログ自体の警告通報もそうですが...)これは、読者にコメントを評価してもらうと言うことです。最終的なIDの執行停止は運営者が行えばよいでしょう。

ブロガーのブログでは、結構、自由にものが言える方針を採っているはずですが、izanamiさんは、それでも逸脱していたのです。だから運用できなくなりました。因みに、イザに警告通報できる措置があるならば、小生はSTAROさんを認定して通報すると思います。子供じゃないんですから、発言には匿名でも責任を持つべきでしょう。

因みに、ブロガー(グーグル)はヘアヌードでも性器露出もなんでもありですね。世界中の人が使っているから、欧米の人の倫理に照らすと、へっちゃらのようです。それで、民主党の新人議員が過去に脱いだヌード画像を掲載したって、ユーチューブの動画であれだけ曝されたら、どうってことないと思うのですよ。相手も法律の範囲で脱いだのは事実なんでしょうから。

脱いでいないのに捏造したら問題になりますが、その議員さんは明確に反論もしていないようなので、おあいこですよ。昔、イタリア下院にはポルノ女優のチチョリーナ議員もいたぐらいですから、どうってことないでしょ。

まあ、今回の記事を読んで、世の中にはいろいろな人がいるのだなーと思った次第です。因みに、izanamiさんは、FC2に移ったようです。反日渡世稼業といったところでしょうか。

※クリックすると大きくなります。

と言うわけで、茶化しにも、からかいにも、おふざけにも知性と品性は求められるのだと、改めて認識する貧乏社長なのでありました。
(この巻き、終り)

おまけ:
古森さんからコメント返しをいただきました。恐縮しました。

”Commented by 古森義久 さん
gurigurimomonga さん
具体的かつ建設的な提案をありがとうございます。
引用された実例は有益な指針となりそうです。"

2009年10月25日日曜日

タイに住めば、”朕は国家なり”が良く分かるの巻き

※ロイターさん、ご容赦下さい。

タイのプミポン国王は、今年の誕生日12月5日で82歳をお迎えになる。

最近は、高齢のため公務をできるだけ減らして来たようだ。テレビ番組を通じて月に一二度だったとしても、お元気なお姿をお見かけするのを頼もしくも感じていた。それでも、ご無理がたたったのかもしれない。

とうとう、先月19日にはご健康を崩されてしまって、バンコク市内のシリラート病院に已む無く入院されたのである。国民も、今度ばかりは気が気でなかったと見えて、病院へ健康回復を祈願する目的で、大勢の人が記帳のために訪問している。

※写真は、バンコクポスト9月23日付。

と言うのも、国王がこれまで何度も体調を崩されて入院されているのを、国民は知っているからだ。昨年も、誕生日前夜の国民に向けた訓話を、お体の不調でかなわず、急遽、お取り止めになっている。しかも、そのまま病院へ直行されたようだし、王室庁からは具体的な病状の報道も無かったため、一部ではすわ一大事の噂も出ていたぐらいなのである。

だから、国民は本当に気がかりで仕方が無かったのだ。

とにかく、先週の23日、国王がほぼ一ヶ月ぶりに公の場にお姿をお見せになったのは、まことに喜ばしい限りであろう。しかもこの日は、祖父であるチュラロンコン国王の命日を記念した休日にも当たっている。現チャクリー王朝が安泰であるメッセージとして、その映像が国民に向けてテレビで放映されたのは、かなり重要な意図が込められていたように思えるのである。

思うのだが、プミポン国王は、国家そのものを象徴しているのだ。

立憲君主制の中で、いかに議会制民主主義によって国家が 運営されているにせよ、政界、官界、軍部の調停役として権威を六十年もの長きにわたって維持し、国民からも絶大な支持と敬愛を集めて来た国王は、揺るぎの無い絶対的な存在と言ってよい。

そのような国王だから、少しでも健康不安の噂が流れてしまえば、タイの政財界は混乱してしまう。現に、今月15日には株式市場が5.3%も暴落する事態に陥ってしまった。通貨にしても全面的なバーツ安の傾向は否めない。正に、国王が在位されておられるからこそ、安定したタイの国家発展があると、国内も海外も見ていると感じるのである。

そんな分けで、在タイ日系企業も、当然、王室の将来には関心を寄せているのです。国王のご健在なお姿を拝見できたとしても、一抹の不安がよぎってしまう貧乏社長なのでした。
(この巻き、終り)

2009年10月24日土曜日

怪電波は伝わる海の底の巻き

とかく人は、空想をめぐらせる生き物だと思うのだ。

陰謀論と言うことばをご存知だろうか。簡単に言ってしまえば、世界を操る秘密の結社やら組織やら団体が、現実社会とは異なる闇の世界に存在している。彼らは、自分たちの目的・使命を有利に進めるために、大規模な事故、事件、天変地異を好きなように起こしては世の中をかく乱しようとしている。つまり、あまねく人々に認められている事実や背景とはことなる次元で、何らかの陰謀や策謀が企てられ、人為的な不幸がもたらされていると言うものなのである。

なるほど、こんな集団なら自分も知っている。正義の味方、月光仮面の宿敵として立ち向かう“どくろ仮面”や“サタンの爪”とか、はたまた愛の戦士レインボーマンが懲らしめる”死ね死ね団”のことを指すのであろう。いや、海の向こうでは、ジェームスボンドが世界の犯罪組織”スペクター”を既に撲滅してきたではないか....


ちょっと待った。虚構と現実がごっちゃになっているではないか。だから、陰謀論なんか胡散臭いと思えてしまうのである。確かに、この手の想像を飛躍させて好き勝手に作り話をこさえるのは、冒険活劇とか密偵物語だけにしてもらいたいと思うのである。

いや、米国だってどれほど調略を施しているか分からんではないかと言う御仁もあろう。その政府は、長期的な世界の軍事・経済を支配する野望があって、自分たちに従わない国家があれば、天変地異を自在に発生させる気象兵器を使って災害をもたらすのだ。大きな損害を与え、国力を損なわせて、てなづけようとしているではないか。だから、あのHAARPは観測所と名乗っていても、しかしてその実態は地震兵器の起動拠点だったのだ....


あんまりの妄想は、ここまでにしておこう。

確かにHAARP(ハープ)については、そんな噂がネットでやかましいほど、ああでもないこうでも無いと素人議論が盛んだ。実際には、ウイキによるとアラスカ大学と空軍、海軍、DARPAの共同研究であり、大出力の高周波を電離層に照射して活性化させ、電離層の挙動や無線通信等への影響を調査することが目的であると、小難しく説明されている。

理論的には分からんのだが、何かの波動を計る研究には違いないのである。それで、この観測によるデータが、グラフ化されてネットで一般に公開されているんだが、このFluxgate Magnetometerが大きく振れると、間髪を入れずに世界のどこかで地震が起きるという実例が存在している。

だからと言って、その研究基地が地震兵器自体だというのは早計である。先ず、基地の場所は公開されているから、グーグルでも所在が特定できる。アラスカのこんな辺鄙な田舎に、よくぞ大掛かりな施設を作ったものだと思う。だが、陰謀論的な秘密兵器開発が目的ではないだろう。理由は簡単で、目的とする大出力の高周波を発信すれば、電波漬けの都会生活は混乱してしまうからだ。テレビもラジオも携帯も電波障害が大規模に発生して街中が支障を来たす。だから、こんな施設はど田舎にしか造れなかったのだと思う。


環太平洋火山帯という言葉を知っているだろうか。

これとは別に環太平洋地震帯とも称されているのだが、要するに、火山が多ければ地震も多いと言う意味である。しかも、その発生する地域が、太平洋を取り囲む諸国の上を帯上に連なっていると言うのがミソである。素人なので、地球物理学的には全くわからんのだが、このベルトはとにかく学界の定説なのである。

よーく、目を皿のようにして見てもらいたい。


実は、ハープの基地は、地震帯の中か限りなく近い地域に含まれているのが分かるだろう。となると、施設は高周波のを発信して受信する設備なのだから、何かしら地震の兆候となる電波を容易に受信し検出しているのではないだろうかと思うようになった。


つまり、電磁波でもよいし、高周波でも良いし、なにがしか予兆を知らせる怪電波が、海の底の太平洋プレート周辺の地震帯を伝わって、はるばるアラスカまで到達したと言うことではないだろうか。

と言うわけで、そんな科学的空想をした方が、はるかにハープの電波グラフ効能を見出すのに論理的だと思う貧乏社長なのでした。(この巻き、終り)

おまけ:ハープさま、当たーりー。(書き終わってから知りました。)
インドネシアでM7・0の地震
【シンガポール支局】AP通信によると、インドネシア東部のマルク諸島周辺で24日夜、マグニチュード(M)7・0の地震が発生した。ロイター通信は同日、津波警報が発令されたと伝えた。(産経新聞)

2009年10月23日金曜日

ようつべもブロガーのダチなんだから速攻埋込みだったの巻き

はっきり言って無知だったのである。

つまり、ようつべ=ユーチューブに登録されている動画を、自分のブログ上に埋め込むにはどうしたら良いか、その方法を全く知ろうともせずに来たのだ。これまでは、原稿を書き続けるだけで精一杯だったから、そんなことはお構い無しだった。仮に動画のおかずまで必要だったとしても、自分で簡単に編集した短めなファイルをブログに埋め込むぐらいで済んで来たのである。だから、ようつべ作品を借用してまで記事の内容を面白くしようとは思いつかないでいた。

それで話は寄り道するが、「ようつべ」の言い回しも面白い。かな漢字変換機能をローマ字入力状態で、「YouTube」とローマ字入力すれば、確かにようつべと変換されてしまう。それで、アルファベット表記に戻すには変換を取り消せばよいのだが、ついついタイプし終わればエンターキーを押す癖が抜けずにポンと押してしまう。

だから、ひらがなのままで確定しまい、ちぇっ、打ち直しかよと舌打ちをするような状況が、誰しにもあったのだろう。だから、ネットでは誰からでもなく、自然発生的に別名ようつべと呼ぶようになったようだ。余談だが、Home Pageと変換すべきを誤って”ほめぱげ”と確定する人もいるのは、愉快でもある。

さて、話を元に戻すんだが、埋め込みをできないだろうかと推理したきっかけは、ものすごく単純である。

先ず、自分のブログはグーグルが主催するブロガー(Blogger)で始めた。次に、グーグルの運営するようつべにも動画をアップし始めている。この両方のサービスは、グーグルのGメールでアドレスを取得しておけばく利用ができた。となると、サービス利用のIDは共通なのだから、これらの間で、データのやり取りができないのは不自然だ。もし、ユーザーの満足度を高めたければ、データの乗り入れをできるように取り計らうだろう。

もちろん、社会の先端を行くインターネット企業なのだから、それぐらいの仕掛けは考えて当たり前なのだ。

でも、どうやってデータを埋め込むというのであろう。どこに、そんな奥義や秘伝が書いてあるというのだ。どだい、正攻法でヘルプを見に行ったとしても、時間の無駄で埒も明かないであろう。となれば、たまさか成功した有頂天者が、自慢話とばかりにブログで吹聴しているはずだ。これを幸いと、姑息に盗み読むのも一つの手ではある。

そんなことを一人合点してほくそえみながら、ブログ探しにグーグルへキーワードを入力してみた。


入力にちょっと試行錯誤したが、ようつべとせずに”blloger youtube”と打つと、先回りして候補を推定してくれる。こちらの必要とする3パターンを指し示してくれたのは、まことにありがたい。早速、この候補を当たってみる。

一番、簡単に説明してくれたブログ主は、同じbloggerを利用している方で、余りに簡単なやり方なので拍子抜けしたような紹介になっていた。平明すぎて自慢話にならなかったのだろう。核心の設定内容は、わずか十行程度の説明で終わってしまっている。要するに、埋め込み用のプログラム言語記述を、原稿執筆画面に貼ってしまうだけなのである。



いやはや、灯台下暗しとは、このようなことを言うのかもしれない。ただ、これからはようつべ動画を柔軟に引用できるから、ブログの内容に広がり期待できるだろう。これからは、新機軸のジャンルで勝負だぞと、張り切る貧乏社長なのでありました。
(この巻き、終り)

おまけ:
まだ仮題ですが、「ぐりぐりももんがの音楽夜話」を、近々、始めたいと思っております。
なお、カルフールのイメージソングは、2009年6月4日付け「毎日、夕方5時のショータイム・イン・カルフール 」で紹介したものですが。あの時点では、ブログの中で動画データを登録しています。今回は、ようつべへアップした動画を埋め込んでみました。

2009年10月22日木曜日

死人が出ないからと言って、報道発表を止めるなの巻き

ここタイでは、新型インフルエンザの死亡者が週間でゼロになったんだそうである。

だからと言って、もうこれ以上は死者が出ないだろうと想像の範囲で、毎週の報道発表まで止めてしまうのは、いかがなものだろう。これからは、誰が死のうが、とにかく数は分からなくなってしまった。いやはや、タイ人の気質は、正に熱しやすく冷めやすい、喉元過ぎれば熱さを忘れる、のである。


保健省の集計を見る限り、先月末の時点で新型インフルエンザによる死亡者は、確かに165人までに達してはいた。その後の一週間で、誰も死ななかったと言うのである。だから、発表をヤーメタと言うのだが、本音は統計を取るのが面倒臭くなったぐらいの話だろう。

保健省によれば、医療ボランティアを派遣するなど感染防止策に取り組んでおり、その成果が表れたと述べたようだが、インフルエンザの流行する季節はこれからやって来るのである。本格的に乾燥した時季ともなれば、細菌はそこかしこと空気中を漂い出すのだ。だから、息をして空気さえ吸い込めば、即感染の可能性は高まる。

しかも、これからは地元の人にとっては、涼しく、時に寒さが応える季節に突入するのだ。チェンマイのような北部やイサーンの東北地方では、早朝十度以下に冷え込む日もある。住宅も、暑く湿った雨季をしのぐために風通し良くできているから、密閉性も高くない。そんな造作の家に、毛布一枚にくるまって寝ていれば、凍えて風邪を引いたり、果ては凍死してしまう人だって現れてくるわけだ。

現に、今年の1月14日には、北部チェンライ県にある高床式木造住宅の床下にあるベットで、凍死しているタイ人男性(37)が発見されている。

だから、死者が出なくなったのは一時的な話なのだ。これから、インフルエンザが改めて流行り出すのではないだろうか。

そんな時に発表を止めてしまったのには、裏に理由があるからだと勘ぐらざるを得ない。これからの季節は、観光のハイシーズンだ。海外からどっと旅行客が大挙してタイに押し寄せてくる。そんな書入れ時に、どのような理由であろうと、お客さんが減っては経済がたまらないのである。


昨年は、民主化運動支持派のPDAがスワンナプーム空港を占拠したせいで、観光業界は大きな打撃を受けてしまった。その影響は計り知れないものがあって、今また、インフルエンザで二の舞になれば、今度は壊滅的と言って良いかも知れない。うーん、少数を犠牲にして、最大多数の利益、国民経済の発展を政府は求めるというのであろうか。

これも、皆が生活して生きて行くめにはしようが無いのかもしれない。

そんなやり切れなさを感じつつ、発表しなきゃ自己防衛するしかないさ、インフルエンザに絶対に罹るもんかと意気込んでみる貧乏社長なのでありました。(この巻き、終り)

2009年10月21日水曜日

久しぶりにゲロゲーロの球児・好児を思い出したの巻き

video

バンコクは大都会なはずだ。しかし、熱帯の気候は生きとし生けるものの生命を豊かに育んでくれる。雨季の真っ盛りともなれば、カエル君達の大合唱がどこからとなく始まりだすのだ。まさに、一夜の自然音楽会と言っていいだろう。カエル君たちの張り切りようは、この上も無い。

二階からバケツをひっくり返したように、ドンドコドンと雷様が太鼓を打ち鳴らしながら、ザザーッと降らせてくれるスコールは、天の恵みなのだろう。なぜかといえば、両生類には、適度なお湿りが必要だからだ。肺で呼吸しながら、皮膚でも呼吸するから、湿り気がどうしても必要になってしまう。毎日、必ず一回は訪れるどしゃ降りのおかげで、彼らも有頂天になって歓喜のあまり、コーラスを始めてしまうのだろう。

そうやって、一千万人の住む大都会バンコクで、カエル君たちはたくましく生きているのである。

この街は、人工的に島を無理やりこさえてできた都市から始まったらしい。チャオプラヤー川の運んできた土砂が堆積してできたデルタ(三角州)地帯に造作されたのだから、水との付き合いは切っても切れない。水路が縦横無尽に張り巡らされ、手漕ぎ舟がせわしなく行きかう水上の都、まさに昔は”東洋のベニス”と呼ばれたほどの街だ。だから、カエル君たちものんびり気楽に暮らして来られたと思う。

しかるに、今やバンコクは運河もほとんどが埋め立てられ、それがそっくり道路に変わってしまった。クルマ社会の便利な都市に変貌を遂げてしまって、さぞや、カエル君たちも不便な生活を強いられているのだろう。だから、雨が降るとあんなにいとおしく、声も割れんばかりに合唱を始めるのかもしれない。

そんな思いをめぐらせながら、バンコクは東京なんかに比べても、まだまだ自然が豊かに残っているのだなーと感じてしまった分けである。

それで、どういうわけなのか、子供時分に演芸番組で良く見た、漫才コンビ”青空球児・好児”を思い出してしまった。このコンビといえば、良くも悪しくもゲロゲーロのワンパターン蛙ネタしか思い浮かばないのだが、それだけ、芸のインパクトが強かったと言うことだろう。

「こっちでオスガエルがゲロゲーロ」、「こっちでメスガエルがゲロゲロ」、「何千、何万というカエルが鳴いてんだよ」。これに対して、「メスガエルは鳴かねえんだよ」というのがオチだったと思う。


見ている人は、またかと思うのだが、ダミ声の球児が一生懸命に汗を掻き掻き、不条理なまでに説明するのが、余りにくだらなくておかしさを誘ってしまう。好児は好児で、相手を気遣うそぶりも見せずに、平然と無理な合いの手を打って来る分けで、球児は体力の限界点に近づいてへとへとでしどろもどろになった辺りで、”メスは泣かない”と奈落に落す。

そんなギャフンと言わせるオチが仕掛けられているのは、とても面白かったのだ。

と言うわけで、五十年も生きてくると記憶があらぬところでつながり呼び覚まされて、一人で笑ってしまう貧乏社長なのでありました。
(この巻き、終り)



おまけ:カエルネタは、他に書きたいことがあったのですが、変化球で青空球児・好児まで飛んでしまいました。また改めて取り上げさせてもらいます。

2009年10月18日日曜日

パソ通巡回ソフトの先祖帰りがRSSリーダーなのかの巻き

GoogleReader”というソフトを、昨日の投稿の最後で紹介した。

それで、後になってパソコン通信の時代を思い出した。確か、似たような機能を持つ自動巡回ソフト(オートパイロット)とか言うソフトがあったはずだ。お気に入りのフォーラム(会議室・掲示板)を登録しておいて、それを巡回しながら未だ読んでいないデータをダウンロードする機能だったと覚えている。

※当時使っていたニフタームの画面

当時は、電話料金も大手商業ネットのサービス課金も結構高価だった。回線を接続しながら、フォーラムのやり取りをその場で読んで考えて返信を書き込んでいると、余計に時間も金も掛かってしまう。毎月二三万円は楽に請求された時代なのだ。だから、無駄な接続時間は、なるべく節約しなければならない。

つまり、すばやく未読のデータを先ずパソコンに保存する。後はゆっくり時間をかけながら、フォーラムに目を通して、自分の考えや意見なりをまとめる。書き込む準備ができたら、パソコン通信に接続してデータを流し込んで送信する。

こんな環境だったのだ。つまり、お金を節約する意図が先行して、この巡回ソフトが使われていたのを思い返したのである。

当時、自分が二フティーの会員になったのは、忘れもしない13年前だ。出張でバンコクに滞在していた時のことで、しょぼいスペックのラップトップにモデムを付けて、絶望的にとろい通信速度の中を、切断しまくりの環境でリポートを日本へ送っていたのである。たった、A4用紙二枚を送るだけの話が、しっかり三十分掛かっていたはずだ。

しかし、今やタイはADSLのような高速インターネットの世の中に突入した。

どだい回線スピードが違う。だから、料金を節約すると言う話は今さらお呼びでない。となると、RSSリーダーの使われる意図は、全く異なったとしてもしようがない。前の投稿でも簡単に紹介したように、自分の気に入ったサイト・ブログからは、確実に最新情報を知らせてもらえる”お知らせ機能”こそが、もっとも必要だと言うことだ。いちいち、ブラウザーのお気に入りから、更新情報のある無しに関係なく訪問するようでは、効率も悪いだろう。時間の無駄にもなる。


そんなことを考えると、RSSリーダーはネットユーザーの必須アイテムなのかもしれない。自分も、GoogleReaderには、すでに74もの巡回訪問先を登録して使い始めてみた。何と便利で優れものなのだろう。ものぐさネットユーザーには、なんと有能な執事であろうかと思った、貧乏社長なのでした。
(この巻き、終り)

おまけ:13年前の96年当時、パソコン通信なんかで出張報告を送るよりも、本当はファックスで送るのが安かったのです。でも、社長がパソコン推進派だったので、なんでも実験させてもらえました。当時としては、進んでいたのかもしれません。

2009年10月17日土曜日

好きなブログ・HPだべ!のリストを改めてみたの巻き

そんなわけで、お気に入りのブログ・HPを大幅に増やしてみた。

現在、グーグルが運営するブロガーを使用中なんだが、好きなブログ・HPのリストは、機能が豊富なので便利だ。特に、ブログ名称に加えて、更新記事のタイトルと最終更新日を一緒に表示できるようになっている。他にも、表示できる機能があって、運営サイトのロゴアイコン、最新記事のタイトルとその抜粋、サムネイル(縮小画面)なんかも、表示できるように取捨選択することができある。


このような情報読み出し機能は、どうもネットの界隈ではRSSリーダーといわれているらしい。自分は、この機能がどういうものか、はっきり言ってこれまで分かっていなかった。それで、初心者ブロガーとして、おさらいの意図もあって、グーグルを使って分かりやすい説明を探してみた。

先ず、RSSが何を意味するか分からんのである。

探し当ててみると、Rich Site Summary/RDF Site Summaryの略語で、ウエッブサイトの更新情報などを記述する書式であると言う。ブログやニュースサイトなど記事や投稿が頻繁に更新されるサイトでは、このRSSに沿って新着情報の提供を随時行なうものであるらしい。

では、次にRSSリーダーとは何なのだろう。

色々と当たってみて、自分なりに先ず咀嚼してみた。リーダーなんだから、読み取りをする機能(ソフト)には違いない。次に、常日頃、読んだり目を通すサイトを、予め登録しておく必要もある。実際に、その機能を働かせてみると、登録したサイトに新着記事・情報があるかどうかを一定時間ごとにチェックして、もしそれがあるのなら、その内容をパソコンの画面上へ知らせてくれるということだ。

つまり、このRSSリーダーは、ネタのお知らせ機能なのである。

となると、ブラウザーのお気に入りに登録したサイトを、手動でいちいち開けてチェックする手間が省ける分けである。この機能があれば、更新したサイトだけを見に行けて、サイト内で記事を探し回る時間の無駄を抑えられるのだ。

何と便利な機能であろう。

しかしながら、ブロガーのメリットは、その機能をブログ内に既に装備してある点だ。わざわざ、リーダーをインストールして、操作や登録の記述を覚えこむ必要も無い。ただひたすら、自分のブログにお気に入りページを追加して行けば良いのかも知れない。


と言うわけで、グーグルにはRSSの”GoogleReader”というソフトもあるようですので、今度はそっちを使いまくってみようかと思う貧乏社長なのでした。
(この巻き、終り)

おまけ:RSSの書式を提供できないサイトは、更新状況がチェックできません。このため、ブログのお気に入りでも、メインタイトルだけの表示となってしまいます。江坂王将のサイトも、手を加えたらどうかと思った次第なのでした。

2009年10月15日木曜日

黄金の金玉を知らないか?って言われてもの巻き

とにかく、ぶっ飛びそうなブログなのである。

ネーミングが凄いんだけど、シコシコ書いているご本人が、ふぐり玉蔵と名乗っていてどこまで羽目を外したいのか分からない。自己紹介も、何が何だか分からない感性でぐいぐい押しまくっている。

「黄金の金玉システムをひっさげあの伝説のディーラーが帰ってきた。もちろんいたいけな庶民を救うために立ち上がったのだ。続けものども!ワタスのシステムに月額マイナスという文字はない! 年齢73歳、パソコン暦21年」

写真を見た。ふんどし一丁で、カイゼルひげを生やした恰幅のいいハゲチャビンおじさんが、パソコンを背にして、レンズに向かっている。何と言うか、堂々と貫禄だけで圧倒しそうな雰囲気だ。しかも、おまけでふんどし姿の後姿も紹介されていた。ブログを読み進めて行く内に、右欄の下段で見つけたんだが、さり気ない自己表現でギャグになってしまっている。

ただ、自分はこのブログ運営者をコケにする気は毛頭も無いのである。いや、その逆と言ってよい。荒唐無稽だがなかなか真理を突いていると、思わせるところがあるのだ。

ご本人は、慶応卒業で、外資系投資銀行員として金融工学の理論を駆使してディーラーとして活躍していたらしい。リタイアしたとはいえ、市井には色々な人物がいるのものだ。異能なのか異才なのか分からんけども、経歴を信じてあげるとすれば、必読に値する箇所は多々ある。何せ、”ビビルな!金融危機を生き抜く黄金の心理(5次元文庫) ”と言うタイトルで、文庫本も出されているぐらいだからだ。

まあ、とにかく面白い。一番、感心してしまったのは、「腐る通貨について」と言う記事だった。

中央銀行の発行する紙幣は、その価値に絶対的な安心感があるから、もし、不況になれば国民は使わずに貯め込んでしまうだろう。景気を刺激したいのなら、銀行券の代わりに、政府が、一定期間、時間が過ぎるとお金の価値がゼロになってしまう減価通貨(政府紙幣)をじゃんじゃん発行して、巨大なバラマキ政策を実行する。子供手当てだって、農家所得保障だって、時間が立てばただの紙切れになるから使わずにはいられない。国民=消費者はせっせせっせと消費しまくり、景気は浮揚するだろう。それでも、消費しないで溜め込む馬鹿がいるかもしれない。そう言う臆病者のためには、銀行券と両替サービスをやれば良い。極端な話、日銀券と政府紙幣の交換レートを1対2にすれば、国民は期間限定で消費できるお足が格段に増えるのだから、先を急いで交換、消費しまくるだろう。(「中川さんがお亡くなりになった件について」も参照。)

「お金が腐るものであれば、こんな拝金主義など消えてなくなるでしょう。金持ちがますます金持ちになり、貧乏人はますます貧乏人になるような搾取型社会システムはなくなるはずです。」

なかなか、自己の欲得とは別の次元で達観した書きっぷりなので、面白く頼もしく感じた。しかも、グレシャムの法則として有名な、「悪貨は良貨に駆逐される」と言う名文句で締めくくっているのが憎い。やはり伝説のディーラーを髣髴させるところがある。しかし、なぜかは知らないが、ワタスと言ってみたり、”何々ますた”と田舎っぽい言い回しに努めるのである。その方が、上から目線にならないのかもしれない。

さて、本題はここから始まるのである。

この玉蔵さんを知ったのは、どこのブログだったのか詳しく覚えていない。ただ、地震予知にかなりご熱心な紹介コメントがあったことだけは、記憶している。正式なブログ名も明かされず、キーワードだけが、金玉、地震、ブログと紹介されていた。そして、その言葉を鍵に検索すると、本当に一発で紹介されてくるのである。驚き、びっくりしてしまった。


ブログ界隈の中では、地震を予知するテーマで書き続けている人も多い。中には、地震直前に起きると言われる強い電磁波の影響を受けた雲の形で言い当ててみたり、耳鳴りとか頭痛がするとか身体の変調を尺度に判定する、神がかり的なご託宣ブログもあったりして、信憑性には疑問の残るケースも多くある。

ただ、この玉蔵さんが予知に使うデータの出所は、HAARPと言って、アメリカのれっきとした科学的な高層大気研究プロジェクトであり、何らかの信頼性はありそうだと自分も考えるようになった。と言うのも、この観測によるデータは、グラフ化されてネットで一般に公開されている。しかも、このグラフのFluxgate Magnetometerが大きく振れると、一週間も経たない内に世界のどこかで地震が起きるというパターンが、実際に繰り返されている。昨年五月の四川大地震や、ついこの間のサモアやスマトラの大地震もそうだった。だから、局所的な予知は難しいものの、どこかで大規模な地震災害が起きると予測は付く分けである。

9月21日:ブータン地震 (マグニチュード6.3)
9月30日:インドネシア・スマトラ島沖地震(マグニチュード7.6)
9月30日:南太平洋サモア沖サモア地震(マグニチュード8.0)

図の通り、九月末に大きなグラフの変化があったし、NPO法人 大気イオン地震予測研究会e-PISCOの観測では、千葉・南房総測定点で測定値の異常な高まりを報告していたぐらいだから、すわ関東大震災の再来と踏んだ人も多かった。玉蔵さんもその一人で、地震の備えを強く説いていた。

思うに、備えあれば憂い無しなのである。

何事も起きなかったことは、これ幸いと思えばよいのだ。社会を混乱させるとか文句を言う前に、防災の心がけを呼び覚ましてくれる警鐘だと思って、情報に感謝するぐらいの気持ちでいた方がよいはずだ。災害は、忘れた頃にやってくると言う金言を忘れてはならない。

きっと、サモアやスマトラの震源から巨大なエネルギーが観測地点まで到達したから、あんな針の触れ方をしたんだろう。きっと、そうに違いないと思う貧乏社長なのでした。
(この巻き、終り)

2009年10月12日月曜日

バンコクだけじゃなかった北海道人会の巻き


バンコクには、北海道人会があるのだ。10月3日の土曜日には、道産子本人やら、その配偶者やら、北海道ファンやら五十人近くが参加して、楽しい宴会で盛り上がった。前回は、6月だから、4ヶ月ぶりの開催になる。定期的に会合が開かれるのは、うれしい限りだ。

北海道庁のホームページにも紹介されていたんだが、初めは道産子倶楽部と名乗っていたようだ。設立は遡ること1994年になり、ゆうに15年の歴史を持っている。自分も、13年くらい前に長期で出張していた際、この北海道人会の存在を現地で初めて耳にしている。それで、時間があれば参加しようと考えたぐらいなのである。

次に、海外北海道人会リスト(07年4月10日現在)開いて見る。バンコクは、上から四番目で紹介されているんだが、世界を股に掛けて三十以上もの親睦会があるのは、正直言って驚いてしまった。ホームページの中では、バンコクに加えてオーストラリアとニューヨークを紹介しているだけで、これ以外にも、きっと活発な道産子達の親睦会があるはずだ。

それで、興味が募ったこともあり、北海道人会の言葉を鍵に、グーグルで検索してみた。

ネットで見る限り、アメリカ・南カリフォルニアには「南加道産子会」が、 カナダ・バンクーバーには「北海道人会」が、そしてドイツ・デュッセルドルフには「ドイツ北海道人会」が設立されていた。しっかり、現地で活動されている様子もうかがえる。バンコクの話も、トラーリさんがブログで既に紹介してくださったから、ちゃんと検索に引っかかるのがうれしいところだ。

自分もそうなのだが、やはり望郷の念は抑えようも無い。異国の土地に一時的であろうが住んでいると、故郷を懐かしく思う心持は、ますます強まって来る。それだけ、北海道と言う土地は、魅力にあふれているのだと思う。

そんなことで、ふるさとはアズマシイねーと北海道弁をつぶやく貧乏社長なのでありました。(この巻き、終り)

おまけ:「あずましい」は居心地が良いと言う北海道弁でして、内地(本州)の人には分かりづらい言葉だと思います。

2009年10月11日日曜日

理屈で説明しない馬鹿に知事職を与えてはならないの巻き

大阪府の橋下知事は、れっきとした弁護士資格を持っているそうだ。

超難関の司法試験を通ったのだから、人を理詰めで計算づくで説得する思考に優れていると、凡人は考えるだろう。そして、府職員の人身掌握も、理路整然と上手にこなしているはずだと、ごく当たり前に思うはずだ。しかし、今の彼にはそれが当てはまらないようだ。なぜ、そんなことを書いたかと言うと、知事が全職員に当てたメールからして、感情の思うがままにほとばしりで書いてしまったからだ。一部の職員から反感を買ってしまうのもなるほどと思うところがある。

ニュースを読むと、事の発端はこうだ。

つい最近、大阪府は、公金を注ぎ込んできた長期的な事業から撤退する説明を、府議会で行った。
二十年以上を掛けて、約380億円もの大金を投資して、竣工直前の「紀の川大堰」(和歌山市)事業から引き上げるのである。つまり、この取水事業に参加する目的が果たせず、ただ単に税金をどぶに捨てた格好となった。その際、橋下知事は、経緯について府幹部の説明する様子・態度に、謝罪の意思を感じ取れなかったらしい。

議会が終わった後でも、橋下知事はこの憤りが収まらない。全職員に対する意識改革を促そうとしたのだろう。知事は、「訓示」とも受け取れる一斉メールを通知した。しかし、文章を読む限り、書きなぐって出した以外の何物でも無い。

訓示は、時と場合によりけりである。

「昨日の議会答弁、水需要予測の失敗によって380億円の損失が生まれることに関して、恐ろしいぐらい皆さん冷静です。民間の普通の会社なら組織上げて真っ青ですよ!! 何があっても給料が保障される組織は恐ろしいです…」などと、公金に対する意識の低さを愚直に指摘したのは正しい。だが、文章そのものが会話体になっていて、私的か公的なのか判断に苦しむ。訓示ならば、訓導であり人に教え諭す必要があるのだ。

まあ、メールの趣旨は、「撤退を府議会で説明する幹部職員に、結果的に税金のムダ遣いしたという意識が不足した。公僕として、府民の税金を預かって仕事をしていることを意識し、申し訳ないと伝えるべきだった。」と主張したかったのだろう。

いやはや、弁護士がこれぐらいの書き言葉で知事の公用をこなすのである。この一つをとって、大阪府はどうもあやしい、民度が低いなどと言われるかもしれない。ただ、知事が知事なら職員も職員で、このメールに保健所勤務の一女性職員が返信で激しく噛み付いたのは、掛け合い漫才以外の何物でも無い。

「このメール配信の意味が分かりません。愚痴はご自身のブログで行ってください。メールを読む時間×全職員の時間を無駄にしていることを自覚してください」

無礼者と一刀両断した知事は、すかさずメールで、「私は上司です。この非常識を改めること。言い分があれば知事室に来るように。聞きましょう」と応酬した。こうなると、割れ鍋に綴じ蓋がお似合いだ。この女性も日本人らしくない。自分の仕事に直接係わり合いが無ければ、普通なら静観するだろう。となると、大阪だから感情の起伏が激しい異国籍なのだろうか。色々と想像が駆け巡ってしまった。

結局、大阪府は財政再建団体へ順調に歩んでいるのではないだろうか。

つまり、倒産寸前の会社が、大金の380億円をどのように回収するのかを、知事は具体的な数字を以って説明すべきだったのである。平均年収783万円の大阪府職員9万人から、一年間給与を5.4%カットするだけでよいのだ。

民間企業の従業員なら、失業するよりマシと思って経営陣の提案に同意せざるを得ないだろう。橋下知事も、税収はこれ以上伸びないし、穴埋めをするには、そうせざるを得なくなると職員をビビらせてみればよかったのである。失業も無いのだし、民間企業よりはるかに高い録を食む公務員なのだから、泥棒呼ばわりされたくなかったから給与を返上してもらうのは自明だ。税金を払って来た大阪府民にとって、至極当たり前の結論であろう。

と言うわけで、大阪の人には申し訳ないのですが、余りに次元の低いやり取りではないかと思う貧乏社長なのでした。(この巻き、終り)

<おまけ>
ネットでは、この保健所職員が書いたとされるメールが曝されております。もし、本物なら日本語がかなり怪しいですし、このぐらいの文章力しかないのであれば、職責を果たせないと思うのです。民間なら、辞めてもらっていますね。

<この記事の参考URL>
http://www.j-cast.com/tv/2009/10/09051337.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091008-00000621-yom-soci
http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/gossip/topics/news/20091009-OHO1T00119.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091008-00000621-yom-soci
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=u3wsZhl3N1s
http://d.hatena.ne.jp/manzizm/20091009/1255159485
http://mainichi.jp/kansai/news/20091008k0000e040071000c.html
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4078014.html
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa864814.html
http://www.pref.osaka.jp/kikakukosei/jinjigyosei/syokuinsu.html
http://www.777money.com/torivia/torivia4_2.htm

2009年10月6日火曜日

今週は、忙しいの一言に尽きるのだの巻き

最近は体力が無くなった。

元はと言えば、C型肝缶の治療を半年も続けたせいだ。うつ症状のある人には使えないと言う、副作用の強い薬に、自分の体がむしばまれたせいだろう。治療は成功したものの、体力がめっきり落ちてしまった。しかも、海外で勤務すると、通勤は運転手付きだから、電車やバスに乗ることも無い。体を使う機会もめっきり減ってしまった。ゴルフなんか今更しようと思わなし、休日には上さん孝行で、スーパーの買い出しに出かける程度だから、体を酷使する機会が皆無に近い。

しかも、社長室があてがわれてしまったせいもあって、自由に気兼ね無く使えるから、昼休みは部屋を暗くして昼寝をしてしまう。もっとも、メーカーのケチケチ作戦で昼休みは消灯していて暗いせいもある。いやはや、バンコクでものぐさ太郎状態になってしまった。寄る年なみにも勝てないし、体を使わずゴロゴロ状態の生活も続いて、体力が無くなってしまったのである。

これはいかんなー。

基礎体力も無くなるようなら、根を詰めた仕事も出来なくなるではないか。もともと根性も無いし、タイ人のマイペンライで極力残業しないライフスタイルに感化されたせいか、努力の信条は忘却の彼方である。そうなると、出来る限り残された体力を温存して、仕事をこなすしかなくなって来る。

例えば、特別な行事を目的に、日本から出張者が訪れて一週間も行事が続くと、連日連夜の会食は避けて通れない。体調維持に極力努めながらも、好い加減にして欲しいと素直に思わざるを得ない。しかし、ぼんくら社長でも付き合いは欠かせないわけで、それ以外にやり用も無いのである。

さてと、これからお客さんのアポもあるから、茶店を出ることにしよう。

今年は、会社創立20周年でもあるし、そこに巡り合った社長業だから、体に鞭打ってがんばろうと気持ちだけが空回りする、貧乏社長なのでありました。(この巻き、終わり)

2009年10月4日日曜日

仏さまがきっと啓吾君の願いをかなえてあげたはずの巻き

タイは敬虔な仏教徒の国である。


人々の生活は、仏教の教えに支えられ彩られていると言っても過言でない。人々の信仰は厚く、托鉢のために朝早くから街中を歩くお坊さんに、お布施の食物を差し出す習慣は、ごく普通だ。このバンコクの都会の喧騒ですら、ごく当たり前に見かけることができる。自分も、通勤途中の車中から、この光景をたびたび目にして来た。

そして、この地が微笑みの国と言われるのも、この教えにいざなわれているからだと思う。

わずか九歳の日系タイ人、佐藤啓吾君も、そんな仏の教えを信じていたのではないだろうか。この少年は、五年前に帰国し行方不明となった日本人の父親を捜していた。離婚した母親は、不治の病に倒れ、明日をも知れぬ命の中で、懸命に面倒を見る少年に向かって、こう言い残したのだと言う。

「タールアン寺院の本堂で待っていなさい。あなたのお父さんに会えるから。」

このお寺で、両親は運命的に出会い結ばれたらしい。思い出のある掛け替えのない無い場所に違いない。母親の姉も、そのような話を聞いていたようだ。そして、少年には、色あせた一枚の父親の写真が形見に残された。

それから、少年は母の遺言を信じ、寺を訪れる観光客に写真を示しながら、父親の消息を毎日訪ねるようになったのである。

※バンコクポスト(2009年5月12日版)より転載

結果的には、この努力が実を結び、再会まで漕ぎ着けたのは、真に喜ばしい限りである。思うに、少年のすばらしさは、ただお父さんに会いたいと言う純真無垢な気持ちで行動したと言うことだ。養育費やら生活費のように、金目当ての話が最初から微塵も出てこなかったのが、気持ちよい。だからこそ、幼い少年の健気でいじらしいさまは、人々の耳目を集めたのだと思う。

※バンコクポスト(2009年10月3日版)より転載

つまり、お寺が約束の地となって願いがかなったのである。これを、仏の教えが導いたと、地元の人であれば素直に考えるのではないだろうか。仮に、そのように思わなくても、地元の人であれば日常生活に馴染んだ仏教の教えや行事が、深層心理として息づいて、皆がこの少年を背後から後押したのだと思う。このお寺は、バンコクからもかなり遠方のピチット県と言う田舎にある。素朴な人々の生活と仏の教えは一体化していると考えたほうが良い。

そんなわけで、お父さんの克己さんもちゃんと名乗り出て会えたことだし、ハッピーエンドで良かったと思う貧乏社長なのでした。
(この巻き、終り)

おまけ:
啓吾君の母親は、16歳で実家を飛び出してゴーゴーバーで一躍売れっ子になったものの、副業で長い間春をひさぐ商売をしていたせいか、HIVに罹って帰らぬ人となったのです。実話としては、とても悲惨な暗部もありまして、タイ国民総てが健康で幸せに暮らすのは、まだまだ長い道のりがあると言うことを感じさせられました。父親の佐藤克己さんも、啓吾君を長子として自分の戸籍に入れておりますし、その後、法的な手続きを踏まえて離婚をしております。若気の至りと言うこともありましょう。ちゃんとバンコクまで来て啓吾君に泣きながら再会したのです。ご本人は、ごく真面目な方だと感じました。

【共同通信】(2009/10/02 23:31)
【バンコク共同】行方不明になった日本人の父親を捜す子供として、タイで大きな話題になった9歳の男児が2日、バンコクを訪れた父親と5年ぶりに再会を果たした。

 男児はタイ中部ピチット県で暮らす日本国籍の佐藤啓吾君。父親の佐藤克巳さん(31)=東京都=とタイ人の母親の間に生まれたが、克巳さんは2004年に離婚、帰国した。

 母親は今年4月に病気で死亡。啓吾君は母親から「お父さんが訪ねてくる」と聞かされていた寺で、克巳さんの写真を観光客に見せるなどして父親捜しを始めた。この姿がタイのメディアで大々的に取り上げられたため、タイ外務省が日本外務省に父親の所在確認を要請。5月中旬、克巳さんと連絡が取れ、タイを再訪する運びになった。

 バンコクの空港で再会を果たした啓吾君は「やっと会えた」と克巳さんのほおにキス。克巳さんも「うれしいです」と声を詰まらせながら、啓吾君を抱き締めた。

2009年10月3日土曜日

占いで世の中当てれば、誰だって首相になれるわいの巻き

人間と言う感情を持った生き物は、とかく弱いものだ。

将来を万能に見通せるわけでも無い。自ずと不安、焦燥、迷いは生ずるものだ。己が人生を成功に導くためには、神仏の信心に頼ったとしても致し方ないものだろう。ただ、それが自分の生活の一挙手一投足にまでたがを嵌め、お触れやらお祈りに依存して生きようとするならば、それは中毒であり邪道である。人間の弱き心根に付け入ろうとする、邪まな洗脳と言うべきものだ。

ハトポッポ首相の幸夫人には、とかくオカルト的な話題が多い。

つい先だって発行された週刊誌の中でも、取材の格好の餌食となったようで、「文春」と「新潮」が競うように夫人を見事に血祭りに上げた。兎に角、見出しそのものがゴシップである。

★週刊文春2009年10月8日号(クリックで大きく見られます。)
総力特集 首相を“支配”するファーストレディ
鳩山 幸 語られざる「血脈」「父との別れ」
▼外交デビュー「金色スーツ」の陰に“奇門遁甲”謎の指南役
▼オカルト原点は上海からの引き揚げ!? 親族が明かす少女時代の「流転」

★週刊新潮 2009年10月8日号(クリックで大きく見られます。)
【グラビア編】 ▼紅のケリーバッグを持った「鳩山幸」夫人が頼る女占い師

まあ、中吊りを見てしまえば、何を書いてあるかは大体想像が付く。単純に言えば、怪しい占いの人生指南役が付きまとっていると言うことだ。「金色のスーツ」、「紅のケリーバッグ」と言う場違いさが、似つかわしい。セレブなご婦人層にたかって、世迷言でたらしこみ、しこたま阿漕に金を強請り揚げようとする、見下げ果てたご立派な占い師であろう。しかし、こんないかがわしさ満載の化け物にすがるファーストレディーなら、日本を代表して貶めるだけのファーストレディーなのかもしれない。

既に、アメリカのNBC系列のニュースでは、幸夫人のとんでもない自著についてからかい気味に紹介している。


"WHILE MY BODY WAS ASLEEP, I THINK MY SOUL RODE ON A TRIANGULAR SHAPED UFO AND WENT TO VENUS. IT WAS A VERY BEAUTIFUL PLACE AND IT HAS REALLY GREEN." (SOURCE REUTERS)

”私の体が深い眠りにある時、魂が三角形のUFOに乗って金星へ行ったと思う。それは、とても美しい場所で実際に青々としていた。”

出しゃばりなのは昔から知られていた。とは言え、あまつさえ、UFOに乗って金星まで出かけ、前世では米映画俳優のトムクルーズと知り合いだったとか、怪異を信じ、常軌を逸脱した愚か者である。こう言う人が、鳩山首相と日常生活を共にしているのだ。感化されずにはいられないだろう。もし、占い頼みで、そのご託宣に従って政治活動を行っているとしたら、中世に同じで平安時代の摂関政治並みに復古したも同然である。前世の話をするぐらいだから、鳩山首相も関白の藤原何がしの生れ変わりと説明するようになるだろう。

いやはや、日本は既に滅びの末法の世界に入ったも同然だ。

しかしながら、こちらタイでも事情は似通っている。有力者たちは占いにはまり、黒魔術でのろいの掛け合いをしていると言うのだ。有名占い師の予言が新聞紙面をにぎわすタイでは、「かかり付け」の占師や風水師を頻繁に訪ねる政治家や軍幹部が、多いらしい。

オックスフォード主席卒業の若きアピシット首相なら、合理的判断ができると期待しておこう。よもや、神頼みをするとは思えない。しかし、過去の歴代首相や政府高官は、とんでもない事跡を残している。現に、昨年失脚したソムチャイ前政権では、それを支える有力者と反政府市民団体幹部の間で、黒魔術でのろいを互いに仕掛ける「事件」を起こした。政情不安の背景に、占いが少なからず影響を与えている証左でもある。

いや、それに輪を掛けた人もかつてはいた。海外逃亡生活を続けるタクシン元首相がそうだ。あらゆる占いを信じていて、特に占星術に凝っていたと言う。首相任期中、星の位置が悪いと判断して、しばらく記者会見を取りやめたこともあったぐらいなのだ。ただ、お笑いなのは、9月9日9時19分にタイを出国しなければ不幸が起きるとお告げを受けて、外遊に出国したは良いものの、その10日後に軍部のクーデターで首相の座を追放されたのは、皮肉としか言いようが無い。

だから、はっきり言う。占いを頼み、自らで生き抜く知恵を持たぬものは、愚かである。

そんなわけで、里帰りしたら、鎌倉鶴岡八幡宮のお札を必ず持って帰る貧乏社長ではあるのですが、片や、人生は必ず自ら切り開くものだと言い聞かせるのでありました。
(この巻き、終り)