今日は午後から、外部の講演会に参加してみました。
もう社長職を退任していますので、することがなくなりました。
でも、トレーダーとしての仕事には磨きをかけておく必要もあります。
ですので、新社長を伴って情報収集に出陣です。
今回のネタは、非常に重要です。
ジェトロ・タイ商務省が共済している行事です。
そのタイトルは、「輸出競争力に向けFTAをいかに活用するか」でした。
要するに、製造コストの上昇するタイで生き残りの知恵を探ります。
人件費も、四月から40%近くも上昇してしまい、かなり脅威です。
つまり、タイを製造拠点とする企業は、コストアップが不可避となりました。
こうなると、それ以外でコストを抑えるケチケチ作戦です。
一番手っ取り早いのは、輸出先の関税をすり抜けることです。
まあ、タイと相手先の国が、FTAを締結していてくれれば助かります。
日経の記事なんかを読んでいますと、この言葉が普通になりました。
略称ですが、正式には”Free Trade Agreement”ですね。
日本語で言えば自由貿易協定ですが、関税が掛かりません。
ただ、該当する品目は時間をかけて拡大されていきます。
もちろん、自国の産業も保護せねばならないからです。
こうして、相手国での輸入コストが抑制できれば競争力は高まります。
でも、原産地がタイであると言う証明書を入手しなければならない。
こういった面倒さをよく理解して活用することが肝要です。
これを使いこなしてこそ、トレーダーの証明になるんじゃないでしょうか。
もう社長職を退任していますので、することがなくなりました。
でも、トレーダーとしての仕事には磨きをかけておく必要もあります。
ですので、新社長を伴って情報収集に出陣です。
今回のネタは、非常に重要です。
ジェトロ・タイ商務省が共済している行事です。
そのタイトルは、「輸出競争力に向けFTAをいかに活用するか」でした。
要するに、製造コストの上昇するタイで生き残りの知恵を探ります。
人件費も、四月から40%近くも上昇してしまい、かなり脅威です。
つまり、タイを製造拠点とする企業は、コストアップが不可避となりました。
こうなると、それ以外でコストを抑えるケチケチ作戦です。
一番手っ取り早いのは、輸出先の関税をすり抜けることです。
まあ、タイと相手先の国が、FTAを締結していてくれれば助かります。
日経の記事なんかを読んでいますと、この言葉が普通になりました。
略称ですが、正式には”Free Trade Agreement”ですね。
日本語で言えば自由貿易協定ですが、関税が掛かりません。
ただ、該当する品目は時間をかけて拡大されていきます。
もちろん、自国の産業も保護せねばならないからです。
こうして、相手国での輸入コストが抑制できれば競争力は高まります。
でも、原産地がタイであると言う証明書を入手しなければならない。
こういった面倒さをよく理解して活用することが肝要です。
これを使いこなしてこそ、トレーダーの証明になるんじゃないでしょうか。
ただ、最近はタイ原産であることを証明する計算が緻密になりました。
アセアン各国から部品を輸入すると、タイは単なる組立て地になってしまうようです。
と言うわけで、タイ国産ですよと証明するためには、現地での付加価値が大体40%以上なくてはならないわけです。FTAといっても、二カ国間だったり多国間だったりして、名称も異なっています。AFTAならアセアン域内で、タイと日本ならJTEPAになります。略語だけが先走りして、獲らぬ狸の皮算用にならないように、しっかり手続きは分析した方が良いと思った、無役素浪人のぐりぐりももんがさんなのでした。
(この巻き、終わり)
アセアン各国から部品を輸入すると、タイは単なる組立て地になってしまうようです。
と言うわけで、タイ国産ですよと証明するためには、現地での付加価値が大体40%以上なくてはならないわけです。FTAといっても、二カ国間だったり多国間だったりして、名称も異なっています。AFTAならアセアン域内で、タイと日本ならJTEPAになります。略語だけが先走りして、獲らぬ狸の皮算用にならないように、しっかり手続きは分析した方が良いと思った、無役素浪人のぐりぐりももんがさんなのでした。
(この巻き、終わり)
2 件のコメント:
これからは貿易の時代ですね。
私も国際運び屋、やりたいです。
匿名さんへ、
自分の在任時代、AFTAプラスワン、チャイナが始まったので、早速、輸入部品の申請を行いました。
続けて、BOIから韓国のFTAに切り替える作業も行いました。こういった作業はまさにノウハウなんですよ。
誰にも教えません、日本に帰ってもね。
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