2010年7月28日水曜日

帰りはドケチ貧乏旅行に豹変したの巻き

さて、前の投稿は英語で入力せざるを得ませんでした。
とりあえず、泊まったゲストハウスにはパソコンが2台あり、無料で使用できたのです。
でも、入っていたウインドウズは、オランダ語版なのでした。
さすが、オーナーの出身国だけのことはあります。
まさに、Holland Guesthouseには違いないのでした。

さて、このパタヤ旅行なんですが、一泊二日を急に思い立って決めました。

実は、タイは三連休だったのです。
今年は、仏教行事の「アサラハブーチャ(三宝節)」にちなんで月曜日が休日でした。
ですから、週末を加えて三連休になりました。
学校とか官公庁は、これに火曜日の入安居(カオパンサー)を加えてお休みしますから、四連休らしいです。
うらやましいとはお思いましたが、私は民間企業が勤め先です。
月曜日だけなんですね。

それで、土曜日はブロガーのOVERDOPEさんと楽しく一杯飲みました。

でも、後二日が残っています。
上さんも在留許可延長で日本に戻ってしまったし、一人ですることも無い。
それで、思い立って旅立ったわけなのでした。

泊まったゲストハウスは、既に書きました。
日本語で情報をお望みなら、リア姉さんの元外交官夫人のブログを参照にしてください。
まあ、ジョムティエン・ビーチはパタヤと違って、落ち着いています。
ゲストハウスから、道路を渡ればすぐそこは海です。
のんびり海を見つめて、日がな時を過ごすのも良いかと思いました。

さて、チェックアウトして帰ろうとしたときのことです。

道路を渡ってソンティーを止めました。
多分、長距離バスのターミナルまでは、たどり着けるだろうと言う安易な思い付きでした。
ところが、途中で降ろされしまいました。
バスターミナルに行かないと言うのです。
もし、行くのであれば、二百バーツを出せと言うのでした。
交渉で百五十まで下がりましたけど、バカらしいので止めて降りてしまいました。
結局、そこで払った料金は二十バーツです。

次にソンティーがやってきたので、止めて乗ってみました。
行けるところまで行きましょう。
駄目なら、何か別の手立てを考えればよいのです。

それで、往路で見覚えのある十字路まで、10バーツで走ってくれました。
ここは、セカンドストリートとか言うところです。
北側に走る一方通行で、往路のソンティーは、ここを曲がって北進しました。
あとは、細いソイを抜けて海外沿いの一方通行を南へ走って、ジョムティエンへ向かった分けです。

※左クリックで拡大してご覧下さい。

となれば、ここから歩いてバスターミナルまで行ってみましょう。
途中でショッピングモールのカルフールを見かけたので、中に入って休憩です。
フードコートの座席に、ヨッコラショと腰掛けました。
宿でもらったパタヤの無料観光ガイドの地図を開きます。
カルフールは意外に簡単に地図で見つかりました。
ところが、バスターミナルが見当たらない。

幹線道路の北方向にあったようなーとか思い出して、探します。
結局見つかりましたけど、まだ数キロはありそうです。
こりゃ、歩くのは少しつらそうです。
何気なく、探すとパタヤ・ステーションと英語で書いてありました。
幹線道路からそれて、二三十分で歩いてたどり着ける感じです。

じゃあ、十五年ぶりにタイ国鉄のオンボロ列車に乗ってみるのも悪くはない。

それで、道程は長そうだったのですが、方針転換です。
テクテク、ちんたら歩き始めます。
でも、駅までは長かったですなー。
汗ダクダクになってしまいました。


駅に着いたら、駅員らしい人もいないし、時刻表もタイ語なので分からない。
でも、私服の地元の人に聞いたら、二時二十分発車で、切符は一時五十分から発売だそうです。
ニ時間も早くついて、かなり退屈しそうだなー。

と言うわけで、列車に乗ったら、それはそれで記事にしてみますので、今回はここまでです。
この記事を書き終えて、パソコンをスタンバイにしながら、切符を買おうとする道産子社長が、そこに居るのでした。
(この巻き、終わり)

6 件のコメント:

短足おじさん さんのコメント...

凄いルートにしましたね、驚きです。
もうお帰りになった後なので、その顛末のレポートどんなものか期待しています。
とは言うものの
列車到着は30分遅れ、駅と言う駅で止まって対向列車(貨物列車)待ち。
結局バンコクまで5~6時間かかったのでは無いかと気になります。
ムチャクチャ苦労されたのではないか・・・杞憂ならいいのですが。

一つだけ、レムチャバン(シラチャより少し南)からラカバン(新空港の近く)まで複線化工事をしています。
パタヤから見て進行方向左側に新しい線路を敷設中、一部はレールを敷設しているはずですがどんなだったでしょうか。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

短足おじさんへ、

バンコク~パタヤ間の列車は、一日一往復しかありません。

しかも、Lonely Planetと言う旅行ガイドブックにも、ちゃんと列車が紹介されています。実際に、私の乗った列車には、他に外人の家族も乗り込んで来ました。

そのせいかもしれませんが、列車はほぼ定刻通りにパタヤ駅を出た後、ほとんど遅れること無く、バンコクに着きました。

それで、複線化工事の件ですが、見た限り進行中ではあるものの、何年掛かるか分からないような印象を受けました。

グーグルマップで、縮尺を最大に上げて、線路をなぞってみてください。あまり、進行していないような雰囲気が分かると思います。

それで、複線は、左側工事区間もあれば、右側工事区間もあって、分断されて進められていました。

今思い返すと、変な工事の進め方ですね。

匿名 さんのコメント...

色々情報有難うございました。
定刻に到着との事、安堵しました。

タイ国鉄東線の複線化は色々興味を持っています。
一つ目は戦前のこと、最初に線路を敷設したとき複線化の用地を確保していた事に感動しています。
二つ目、コレが本命ですが複線化でレムチャバン港からラッカバン・インランドデポまでのコンテナ輸送力が格段に上がる。
コレで港に船が入ってからのリードタイムが何日か短縮される筈です。
タイにとってコレはとてもメリットが大きい、おおいに期待できます。
三つ目は進捗の速度、1年半ほど前は工事が始まったばかりでした。(線路予定地の草刈程度)
昨年8月に見たときはかなり工事が進んでいました。
次には先月タイに行ったのですが、忙しく殆ど見ることが出来なかったものの、バンプラあたりで一部レールの敷設が始まっていたのをチラッと見ました。
そんな事で大変貴重な情報、感謝しています。
少しでも物流のリードタイム短縮が出来るのはうれしい事です。

短足おじさん さんのコメント...

操作ミスで匿名になってしまいました。
7月30日11:34投稿の匿名さんは私です。
失礼しました。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

短足おじさんへ、

私の情報が御役に立てればうれしいです。

そう言えば、パタヤの先にタイ海軍の軍港:サタヒップがありますよね。
きっと、政府も戦前から軍事上の観点から、複線化することを考えていたのかもしれません。

それで、工事の着手された時期が分からなかったので、当てずっぽうで記事に書きましたけど、意外に工事の進捗が早く進んでいるのですね。

そう言えば、サタヒップの西側にマタプト地区があり、今度開発される工業地区ですが、鉄道貨物線も延長されているんじゃないでしょうか。

石油化学コンビナートも予定されていますので、石油製品の出荷もあるでしょう。重要な線路だと言うのが分かりました。

ただですね、軌道が悪いのです。ものすごく、揺れるんですよ。そこのところ、何とかならないかなーと思いました。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

あはは、マタプトは、サタヒップの東側でした。