2010年7月19日月曜日

クイティオが好物な駐在で悪かったなの巻き

これは、最近、気が付いたことなんです。

※スクンビット・ソイ26のクイティオ屋さん

おいしいクイティオ(米粉麺)が急に食べたくなるのです。
いつも食べ歩く店へ出かけても、芸がありません。
そこで、ご新規開拓と言うことで、出かける前に調査し始めます。

先ずは、パソコンを使ってググって見ることですね。
クイティオとかクイテオとか、発音に似せた言葉を入力してみます。
それに、ご当地限定であれば、バンコクも検索条件で追加します。

でも、最近、新鮮な紹介ネタにぶつからないのです。

二三余年前のブログネタなんかは、結構見つかります。
きわどいバンコク人生で有名な、フーフー岡本さんのブログでも紹介がありました。
でも、その屋台も今はありません。
ひいきにしてくれるマッサージの店が閉じたせいです。
屋台ですから、客足が遠のけば、すばやく移動してしまう。

となれば、店を構えた食堂を見つけるしかありません。
ところが、これが意外に見当たらない。
安近短の食べ物ですから、住まいと近接は必須です。
となると、スクンビット界隈の店がターゲットです。
さくらぎちょうさんが、二三紹介した店は、出かけてしまいました。

そうなると、新しい店を絶対ゲットしなければなりません。
しかしです。
新しい情報が、ネットで拾えない状況にあるのです。
もう、日本人は地元の大衆メニューに見向きもしないってことでしょうか。

うーん。
日本人は、贅沢この上ない食生活にご満悦のようだ。
バンコクだと、日本食で不自由することも無い。
しかも、イタリア、中華、韓国と各国レストランも結構そろっています。
よりどりみどりで、当地の物価も安く、グルメが楽しめてしまう。

となれば、あえてご近所の安手な食堂まで出かける奇特さな御仁は、居ないのかも知れません。
しかしながら、駐在にもA層・B層が居るのですよ、
自分なんかは、絶対B層でしょう。
ようやく、予算ぎりぎりでスクンビット地区に住めたぐらいです。
それに、日本に居たままなら、負け組みで席を暖めていたかもしれない。
何せ、五十近くになっても年収が七桁に届いていませんでした。

つまり、B層の食生活では、飽食が舌に合わんのですよ。
毎日のご飯は、上さんの手料理が最高なわけです。
外で食べる日本食だって、値段の割りに食べておいしいとは思えません。
だから、自分の生き様にあった食い物が、一番似合っているのです。

となれば、クイティオは時々、無性に食べたくなってきます。
だから、今回は探してまいりました。

何のことは無い、ご近所のソイ49にありました。
先ず、スクンビット通りから折れて、ソイに入ります。
ほんの少しで、コンビニのセブンイレブンがあって、その隣です。


細麺のクイティオ・センミーが30バーツです。
ソイ26の兄弟隣りあわせで経営しているお店より、10バーツ安くおいしい。
味は、しっかり鶏がら風のお出汁が、普通に出ておりました。
あのお店より、塩加減が押さえ気味でヘルシー風味です。

と言うわけで、こんなに近場で見つかるとは思いもよりませんでした。
上さんに言わせると、見つけるには定石があるんだそうです。
常に、卓の半分程度に、客が腰掛けている食い物屋は、おいしいらしい。
この店も、汚い造りの割りにご多分に漏れなかったようで、古今東西の道理に感心する道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

おまけ:
ソイ26の兄弟のれん分けで営業中の隣り合わせクイティオ屋さんですが、角の狭いお店のほうがおいしいような感じがです。
お客さんが、何時行っても混んでいるんですよね。

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