タイのことですから、それも許されるのかもしれません。
何でもありですよ。
こちらは、マイペンライ(気にしない)の国なのです。
実を言いますと、今日、入国管理の事務所へ出向きました。
自分は、こちらでは外国人の長期在留者扱いになります。
もちろん、駐在員の労働許可証を手に入れましたので、優遇はされています。
他方で、タイ人と結婚した外国人は、結構、面倒です。
三ヶ月おきに出頭する必要があるのです。
パスポートに更新の判子を押してもらわねばなりません。
まあ、自国の人間では無いわけです。
外国での生活は、色々と厄介だらけと言うことです。
それに、所轄の事務所が辺鄙な場所に変わったせいもあります。
昨年までは、バンコク市内で用事が済みました。
ところが、今年はパトンタニ県のド田舎事務所になりました。
これは、以前にも記事で書いたので、そちらを参考にしてください。
さて、滞在許可と言うのは、最長一年間です。
書類の申請もかなり面倒くさい。
受理されたしても、審査期間が一ヶ月入ります。
※審査期間中の限定ビザを取ると出入国は可能みたい。
しかも、この審査でOKになっても、ビザは自動で発行されません。
もちろん、その間に出国する気が無ければ、不要です。
でも、冠婚葬祭やら会議やら、出入国は容易に想像できます。
そうなると、年間の滞在許可を活かせるマルチ・ビザの取得は欠かせないのですよ。
なんと、手続きが複雑怪奇なことでしょう。
これって、外人受け入れを拒んでいるのでしょうか。
きっと、暮らしやすいタイのことです。
後を絶たない不良外人をブロックしているのかもしれません。
さて、審査機関が丸一ヶ月掛かって、在留許可が下りました。
ところが、上さんはその期限になっても、承認が下りませんでした。
結局、下りたのは、一日後のことでした。
つまり、上さんは、一日だけ滞在許可を失くした不法入国者だった分けです。
でも、複次のビザ申請は、問題なく取得できたのでした。
ずい分と変なことです。
でも、このことはタイでは、至極当たり前なんですね。
以前に、タイ在住者のブログを読んだことがあります。
こちらでは、自動車免許証の有効期限は、目安程度なんだそうです。
しかも、期限切れになってから、初めて更新を受け付けてくれるとか。
期限切れから二ヶ月経っても、平気だそうです。
要するに、まっとうに試験を受けて、技能が確認されたのだから、免許は一生ものなのです。
と言うことであれば、パスポートも肌身離さずの一生ものでしょう。
一日や二日くらい、間違って滞在しても関係ない。
申請日が遅れても、在留期間の一年先は既に特定されています。
と言うわけで、パトンタニの入国管理局は、態度も傲慢・横柄の極致で最悪の役人たちでした。
書類を出したら、コピー、コピーとぶっきらぼうに言われて何がなんだか分からず、やっと分かって、複写機のおばちゃんに頼んだら料金ぼられそうになったり、散々です。
きっと、田舎の公務員たちは態度がでかいのです。
そんな役人たちに虐げられた農民たちが、反政府運動の赤シャツ隊に加わるのは、当然だろうなと悟った道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
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