2008年4月12日土曜日

巻頭言:なんで始めたの?

タイへ着任してバンコクに住み着いてからまもなく一ヶ月が過ぎようとしています。

このブログは、タイへ赴任して社長業をこなして行くうちに、きっと予想もつかない想定外の出来事に直面するだろうから、自分の記憶にあるうちに日記帳や雑記帳の類として書き残しておこうと思って始めます。

タイで仕事をする分、国際的な話題にページを割くようになるかもしれませんが、実績のあるネットゲリラさん、OVERDOPE さん、陳胡痒さんや依存症の独り言さんのほうが面白いので、そちらを訪問して下さい。小生の記事なんか、先達さんの孫引き・亜流程度かもしれませんのでご容赦下さい。 それから、金融・経済的な話は、株式日記さんやEternal Lighthouseさんをお勧めしておきます。仕事がら貿易取引が多かったので、世界経済のトレンドを読みこなすのに役立てていました。

ブログの力、パフォーマンスは、本当にすごいと感じています。
ブログには、個々人が自己のメディアを占有し他人に自由に公開することで、相互の柔軟な情報交換を可能にして飛躍的な知的創造を高めることができると感じてきました。ただ、情報が玉石混交なのも事実で、その判断は個人の良識に委ねられています。誰しもが、あらゆる分野で国境を越えて情報・意見交換を行えるクラスターメディア社会、これはタイに住んでいてリアルタイムに世界の情報が入手できるので実感しています。

ところで、マスメディアが果たした役割は、今後、どうなるのでしょうか?
最近、思うのですが、新聞やテレビのようなマスメディアは、確認広告以下の役割を果たしているに過ぎないと感じて来ています。確認広告と言う用語は、奢侈品を購入した消費者に、その後でそのブランドが誇示する広告をマスメディアに露出させ顧客満足を確認・覚えさせながら、顧客の定着を図るという手法だそうです。インターネットで先読みができるこの時代、すでに確定した情報記事を後から知らされても、鮮度が大事な商品に一般消費者は満足しないでしょう。新聞購読部数・テレビ視聴率の伸び悩みにつながるのは自明の理というものです。

さて、こんなことを思いつつ、私のブログは始まりました。
椎名誠さんのタイトルをパクリ、堀田善衛さんには敬意を表しつつ、書きすぎ暴走でグー?ル八分に認定されないように、ちんたら更新しますので、コメントをお待ちしております。

最後に、今日もタイは暑かった。 開設人より....

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