貧乏社長は、毎日欠かさずに英字紙のバンコクポストに目を通すのが日課だ。
そこには、必ず一面トップを飾る話題性のある写真が掲載されている。印象的な写真は、携帯に付属しているカメラでパチッと写真に収めてきた。そう言った写真を、ここで紹介してみたいと思う。
★プミポン国王陛下が定期健康診断で病院を訪問(3月)
国王陛下は、今年の12月5日で82歳の誕生日をお迎えになる。昨年の暮れには、体調を崩されて、恒例の講話をお取り止めになった。当時、PDA民主派のスワンナプーム空港占拠で政治的混乱が続いて心労が重なったのではないかと、国民も心配した。最近は、体調も回復されたようなので、健やかにお暮らしいただけるだろう。
★夏休みも、一日二三百バーツのために働く子供達(4月)
バンコクの首都圏でも、一日の最低賃金は一人当たり210バーツ(600円)にしかならない。だから、一日一日を食うや食わずで暮らしている家族も多いのが事実だ。そんな環境にある子供たちは、家族の家計を助けたり、新学期に必要な学用品を自分でまかなうガンバリ屋さんの子供達が多い。ただ、夏の日差しは容赦なく照らしつける。暑さで疲れてしまい居眠りをした瞬間を撮影されてしまったのかもしれない。(これは、三面でした。)
★時として襲うスコールは台風並み(6月3日)
実際に暴風雨がバンコク市内を襲ったのは二日で、この日は、夕方3時過ぎから5時近くまで、雷雨とともに工場付近が停電してしまい、仕事にならなかったのを覚えている。これだけ、派手に電信柱が倒されているのを見ると、どこかの送電機能が麻痺したのだと思う。
★騒ぎでつかまった父親の無実を訴える家族
この写真のキャプションによると、クロントーイ市場で揉め事があったらしく、それに巻き込まれてしまった父親が逮捕されたようだ。無実だと警官に訴える家族の必死な形相が、余りにリアルに撮られているのが印象的で、家族をかばおうとする周囲にも真剣さが見て取れる。
★伝統的な仮面舞踏で出迎えられる大蔵大臣(6月17日)
この舞踏劇は、タイカルチャーセンターで金曜日から月曜日の日程で演じられ、王室のバックアップが大きいらしい。日本の歌舞伎とは違う隈取(くまどり)が、模様も派手でこちらの風土に似つかわしく見える。
★お客欲しさに、象もパンダへ寝返り(6月26日)
チェンマイ動物園で生まれたばかりのパンダの赤ちゃんにあやかってお客さんの気を引こうと言うのだろう。意外にも、無害な水性塗料で体を白黒に塗り分けられても、象さんは気にしなかったようだ。タイでは、象は昔から神聖な動物であり、豊穣の象徴と考えられて来た。チットラダー宮殿でも、白象が王室によって大事に飼育されている。パンダ一家に二千万バーツの飼育舎を用意するより、象さんの保護はどうなんだと問いかけているようだ。
★ルーイ県ダンサイのピー・ター・コン(仮面祭り)
お化け(ピー、精霊)の仮面を被って街中を練り歩く奇祭と言っていいだろう。タイの人は、大人でもピーを恐れて夜中トイレに行くのを怖がったり、大学生が就職試験の前に寺に行って祈りをささげるのは良くあることだ。でも、こんなネアカなピーなら、余り怖い気はしない。
★なんでマイケルジャクソンがこんなに馬鹿デカク乗るんだよ?(6月28日)
やっぱり、世界の大スターだったからなのか?はたまた、その日のトップを飾る記事ネタが無かったのか?、こればっかりは貧乏社長も分かりません。因みに、水色の部分は、チャーリーズエンジェルで一世を風靡した。セクシー女優、ファラフォーセットメジャーズの訃報記事です。同じタイミングなので、ちょっと不利だったようです。
と言うことで、先月に続いて3日に一本の記事を何とか書き上げた貧乏社長なのでした。 (この巻き、終わり)
2 件のコメント:
マイケルジャクソンはこちらでも扱が大きいですね。
そりゃスパースターでリアルタイムでジャクソンファイブも知っていますが、それにしても・・・・という感じです。
今、自民対民主の方が面白いです。
以前リナックスのUbuntuでしばらく遊んでいました。
ドラネコさんへ、
Ubuntuですか、、、
難しそうですね。小生がリナックスを一生懸命にやっていた頃は、十年近く前のことです。最近の技術は全く分かりません。
それから、北海道は民主党が強いですよね。自民は弱くなったなー。
おいらは、マイケルジャクソンより、何だかヤンコビッチと言うパロディー歌手の”eat it”の方が聞いていて好きです。ああ言う一ひねりがワザ師のようで好感を持ってしまいます。
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