2009年5月18日月曜日

カオサン出撃、第二陣の巻き

先々週の土曜日9日、何にもすることが無くて暇だったもんだから、カオサン方面へブラブラ出かけて見た。

上さんも連れて行こうとしたんだが、既に一回行った場所だから面白みに欠けるとかほざいて、腰を上げようとしない。いや、それなりに面白いもんだとか適当な理由を吹聴しながら、しぶしぶ承知させて家を出た。

まだ、乾季が続いていて日中は35度を越える暑さだから、昼間から出たら途中でへたばるだろう。日も傾いて、夕風の吹き始めそうな頃合を見て三時ごろ、BTSプロンポン駅前のバス停からエアコンバス:511番に乗り込んでみる。

貧乏社長が住んでいるのは、バンコクの中心部から西の方角にあるスクンビット界隈で、日本人を含めたファラン(外人)が主に集中して住んでいるエリアなんだが、カオサンは、繁華街のサイアム・マーブンクロン地区を軸として、同じぐらいの距離で反対の東の方向にある感じだ。このエリアは、王宮広場とか政府関係庁舎のあるプラナコーン行政区の北側に位置している。


実際、カオサンから、首相官邸までは距離で二キロくらいしか離れていない。昨年の8月には、民主市民連合(PDA)が、タクシン派で占められていたサマック政権を打倒する目的で、この首相官邸を占拠した。

正直、この辺りはバックパッカーみたいな貧乏ツーリストの吹き溜まりだ。とは言え、一応観光拠点でもあるので、連日デモで道路封鎖を繰り返す政治運動がはびこったんでは、旅行者も怖気づいて自然と足が遠のくと言うもんだろう。

しかも、海外のメディアは、すわ市街戦勃発かのような報道合戦を繰り返す。日本の親会社からも、どうなったんだと特派員並みの報告をせがむ有様だったから、貧乏社長も迷惑至極だったのを覚えている。

実は、カオサンは、貧乏社長の住んでいる場所からバスや車で一時間も掛かるような位置にある。報道は、その周辺で発生した武力衝突を収録しては繰り返しメディアに露出させたに過ぎない。だから、バンコクの地理に疎い海外の人たちは、局所的な不穏な情勢が一千万人の住むバンコク全体に広がっていると錯覚したのだろう。

そんなこともあったなと、貧乏社長は渋滞でノロノロ進むバスの中で思い返していた。

民主記念塔の大きなロータリーが見えてくる。カオサンのバス停はもうすぐだ。これを乗り過ごせば、チャオプラヤー川を跨ぐ大きな橋を渡ってしまうので引き返すのはかなり難儀だ。慌てて下車のブザーを鳴らして、上さんと一緒にバスを降りる。

後は適当に歩き出すだけ。ただ、それだけなんだけど、楽しい。


結婚衣裳のレンタルショップが軒を並べる通りから、プラトゥーナム市場みたいな服飾品・靴の店が立ち並ぶバンプー市場、バックパッカー達が集う通称:寺裏通りを経て、ブラスメン砦の公園で一休みして、この辺りでは小奇麗で手ごろな価格で楽しめるレストラン:ロティで晩御飯を楽しんだら、プラアティット桟橋から公共輸送機関のエクスプレスボートに乗って、サパーン・タクシーンBTS駅で降りてBTSに乗り換えて自宅まで帰ってきた。


こうして一年も住んでいると、色々な思い出を振り返っては小さな旅を楽しめるもんだなと、思った貧乏社長なのでありました。
(この巻き、終わり)

2 件のコメント:

まはろ さんのコメント...

いつもコメントありがとうございます。
札幌ラーメンガイドのまはろです。

街歩きって楽しいですよね。
旅は小さくでも得るものは大きいことがありますから。
あ、自分も貧乏社長してます(笑)。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

大学の同窓で、すすきのお店情報のポータルサイトを運営している社長が下りまして、こいつは独身で結構生活を楽しんでいるみたいです。
こちらで、社長になったからと言っても会社の人事異動の気まぐれだからね。適当に窓際管理職で人生終わっても良かったと本気に思っています。上昇志向の全く無いおいらです。