2009年5月3日日曜日

南洋フルーツ礼賛考の巻き

タイと言えば、熱帯南国のフルーツが豊富で種類も多い。

貧乏社長の住んでいる近辺は、スーパーやらショッピングセンターが多くて果物を買 うには不自由しない。と言っても、大抵は、上さんが一週間分の食料をまとめ買いに出かける土曜日に、貧乏社長も金魚の糞のようにまとわり付いて行って、好きな 果物の選び出しに精を出すことになる。お気に入りの店は、ラーマ四世通りのカルフールが定番で、ソイ26~24を通行するシャトルバスに乗り込んで出かけ るのも毎度のことだ。

輸入しない限り日本では食べられない美味しいフルーツを、手頃に四季折々に堪能できるのが、貧乏社長にとってのささやかな贅沢なんだが、これまでどんな種類のフルーツを幾らで買って食べてきたのか、あんまり気にしないでも来た。

それで、今回は買い出したフルーツの写真と値段を調べて記録に残しておこうと思う。
タ イは熱帯地方に位置しているせいか、一年中いつでも好きな果物が食べられるように思うもんだが、意外と収穫時期のはっきりしているフルーツもあって、マン ゴスチン、ランブータン、ライチー何かは5月の初めにはあまり店頭に並ばない。旬のフルーツを見かけた時、季節が巡って来たと貧乏社長にも感じられるわけ で、食卓のフルーツが季節感を手助けしてくれる。

★スイカは、1キロ10バーツ(約30円)
とにかく安いの一言。2月から雨季の始まる頃までが旬で、甘みも強くて美味しい。最近は、毎週買って食べているんだが、クリームスイカとかラグビーボールみたいなスイカとか、色も形もさまざまで値段も変わってくる。このスイカは、一番安い品種で”Kinnaree watermelon”とか言うんだが、新しい交配種のようだ。今時分のカルフールには山のように積まれて売られている。

★マンゴーは、キロ59バーツ。(約180円)
マンゴーは、比較的、地場もののフルーツにしては高価な部類に入るかもしれない。日本の果物には無い、あの特有の甘みは忘れられない。この品種は、「ナムドクマイ種(Nam dok mai)」と言って、タイの代表的なマンゴーでもあり、日本へは93年から輸出が可能になった。

★パパイヤは、キロ39バーツ。(約120円)
この種類は、”PAPAYA REDMARADO”と言って、3月の頃からカルフールの店頭で、マンゴーと隣りあわせでうず高く積まれて売られている。パパイヤにも種類があって、ひょろ長かったり小粒だったりするものがあるが、このパパイヤが定番のようだ。

★チョンプーは、キロ58バーツ(約175円)
タイ語の「ピンク」もカタカナで書けば「チョンプー」になる。この皮の色から由来していると思うのだが、チョンプーの中には緑色の品種もある。エンポリアムデパートの駐車場の傍らには大きなチョンプーの木があってソンクラン(タイ正月)の頃にはたくさんの実を付けるんだが、誰も取って食べようとしないところを見ると、ピンクの方が美味しいのかもしれない。
★グアバは、キロ39バーツ(約120円)
チョンブリ・グアバなので、ちょっと値段も高い。ノーブランドなら、キロ17バーツ(約50円)でお一人様5キロ分まで購入できる特売も見かける。もちろん高いほうが味はおいしくて、果実が熟してくると果肉にとろみが付いてラ・フランスの梨のような味と食感を味わえる。

★ドラゴンフルーツは、キロ39バーツ。(約120円)
ドラゴンフルーツは、ベトナムから輸入されて来るのが多く一年を通じて食べる事ができる。
元来は、中南米原産の食用サボテンなんだが、タイ産もあって近所のビラスーパーで見かけたら、キロ80バーツとかなり値が張っていたので驚いた。

★ライチーは、キロ29バーツ。(約85円)
楊貴妃も好んで食べたというリンチー。上さんがあまり好きではないので、ほとんど食べない。
今回は、試食程度に買ってみた。

★茹でとうもろこしは、2本で25バーツ。(約75円)
日本人は、これをフルーツとは言わないだろう。しかしながら、タイ人はフルーツ寄りの解釈みたいで、その理由は甘いからである。確かに、タイのとうきびは茹で立てだと甘くて美味しい。昔、貧乏社長の子供時分には、トマトに砂糖を掛けてデザート気分で食べていた記憶があって、それはそれでおいしくて果物の仲間だと勝手に考えていた。所変われば品変わるもんで、お仲間入りと言うことにしておこう。

★番外編:フレンチトースト(二百グラムで22バーツ、約65円)
これを我が家ではお菓子パンと読んでいるのだが、カルフールのパン屋では売れ残ったフランスパンにガーリックバターを塗って焼き上げてワゴンセールスで売っている。夕方、四時ごろに行くとあるんだが、自分で選んでぴったり重量分にパックした上で、目方を量ってもらう必要もある。慣れないと多すぎて、袋から何個か戻して来いとか言われるのが難点ではある。

(この巻き、終わり。)

※おまけ:カルフールシャトルバスの時刻表(運行時刻が変わったのでご注意を!!)

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