2009年5月28日木曜日

ミス・ティファニーも徴兵検査を受けるのだの巻き


結構、かわいいおねーちゃんが、なぜか、むくつけき上半身裸の短パン姿の男どもに混じって、体育座りをしている。順番待ちの雰囲気にも見えるんだが、物憂げな顔つきが蠱惑的で悩ましい。

毎日読んでいる地元英字紙の「バンコクポスト」には、時折、意味の良く分からんが何かいわくのありそうな写真が、一面を堂々と飾るときがある。貧乏社長だって、おやっと思いながらひきつけられしまうんだが、今回はキャプションまで目が行って読んでしまった。

A pretty near miss
Transvestite Kompat Lertratanaporn, winner of the Miss Tiffany contest in 2005, waits with other youths for the army conscription process at Wat That Thong yesterday. Kompat was excluded from conscription after a doctor concluded (s)he had a disfigured chest. SOMCHAI POOMLARD

可愛い子ちゃんの接近遭遇
女装の好きなコンパット・レルトラタナポンさんは、2005年度のミス・ティファニーの栄冠に輝いていますが、昨日、タット・トン寺院で徴兵検査のため、若者と一緒に並びました。
コンパットさんは、一人の医師が胸を整形していると結論付けたため、その義務を免除されています。

ざっと、こんな感じの意訳だろうか。要するに、この人は美しいオカマなのである。

しかし、こんな可愛い子ちゃんが入隊したら、新兵さんたちにチヤホヤされるのは必至で危険だろうし、入隊教育の風紀を乱す元凶となるだろう。それでも、どうしても徴兵の義務を負わせようと言うのであれば、ミス・ティファニー(オカマ)だけによる慰問部隊でも作れば良いのだ。世界で活躍する国連軍平和部隊の駐留地にでも出向いて、ショーを開いて慰労に従事すれば、国際平和の貢献に間違いなしと思えて来る。

ミス・ティファニーと言うのは、タイはパタヤにあるニューハーフショーパブで老舗中の老舗と行って良く、観光ツアーの目玉になっているから、観賞してきた日本人も多いんじゃないかと思う。そんでもって、余勢を駆ってニューハーフコンテストを始めてしまい、いまでは世界中に「ミス・ティファニー・ユニバース」の美人コンテストの名前を広めてしまった。

今年は、この5月15日に開かれたんだが、Soravi ‘Jazz’ Nadteeさんが栄冠に輝いたらしい。(パタヤ・デイリー・ニュース) しかし、綺麗なもんだと思ってしまう。


でも、本当は、着飾ってコンテストに出て来るより、アンニュイな面影のコンパットさんの方が、生身の女性に思えてきて、ゾクッとしてしまう貧乏社長なのでした。(この巻き、終わり)

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