2010年4月25日日曜日

北海道グルメを考えて見たの巻き(その三)

道産子の味を、書き続けている最中です。

帯広、札幌、函館と渡り歩いているせいもあるのでしょう。
思い出の引き出しから、色色なことが飛び出してきます。
そして書いているのですが、筆のほうがどうしても遅い。

すでに東京に戻って来てしまいました。
でも、折角なので最後までがんばって書くことにしましょう。

☆函館の味は、観光地+ご当地の味
札幌から特急「スーパー北斗」に乗って、函館に着いたのは夕方近くでした。

函館には、過去にも何度か行ったことがあります。
でも、最後に訪れたのは、三十年近くも前の話でした。
それは、東京の会社へ就職するのに、途中下車したからです。
物好きな話ですが、飛行機でなくわざわざ列車の旅を選んだのです。

そして、函館を立ち寄るのに、自分にとって大きな意味がありました。

自分は故郷を離れ、内地へ赴かねばなりません。
かの地で勤め人になるのです。
本社は東京だから、職場が北海道にあるわけでもない。
故郷に戻る機会は、かなり限られています。
きっと、内地のどこかで退職して、家があればそこが第二の故郷になる。
きっと、そんな思いがあったのだと思います。

北海道の風景を忘れ無いように、自分の目に焼き付けたかった。
だから、最後に函館へ立ち寄ったのです。
きれいな夜景を、眺めておくことにしました。

一目見て、本当に夜景はきれいでした。
当時も今も変わりません。
今回は、上さんを連れて行きましたが大満足です。


ところが、当時は、夜景を楽しむのが精一杯でした。
食い物までは、手が回らなかったのです。
列車の乗り継ぎで、短い合間を利用したからです。
時間的な余裕も無く、あたふたと函館山を後にしました。

つまり、三十年前は視覚の記憶だけに止まったのです。
味覚の範囲までは及びませんでした。
だから、今回は函館の味覚を楽しむことに決めました。

と言っても、上さんと併せての生来の貧乏性です。
結局は、お題の通りB級グルメで楽しむことになりました。

それで、ご当地ハンバーガーのラッキーピエロに行ってみました。
ホテルからすぐそばの十字街銀座店です。
このチェーン店には、ロックグループ「GLAY」のメンバーも通ったと聞いています。
ミーハーではありませんが、気になりました。
それで、函館の夜景を楽しんでから、ぷらぷら歩いて入ります。

 
 ※ホームページは、ここから

驚きましたね。
店の雰囲気が、サンタクロース一色のデコレーションでした。
まるで、年がら年中メリー・クリスマスの気分になります。
見ているだけで楽しくなってしまいます。

結局、上さんはチャイニーズチキンバーガー(¥350)を、自分は、ラッキーエッグバーガー(¥380)を食べてみました。
いやはや、これはおいしい。
値段に見合う以上の味でした。
お店のちらしを見たんですが、ふるっているんですよ。

「美食家よ、グルメ求道者よ、見逃すな!」ですって、、、

でも、本当においしかったので、花丸をあげたくなりました。
函館近辺に、すでに十四店舗も拡がっているくらいです。
地元の人が足繁く通う、おいしいお店には違いないようです。

と言うわけで、他にも塩味ラーメンで有名な「あじさい」とか、函館朝市のワンコイン海鮮丼とか、食べてはみました。


ですが、やっぱり、ラッキーピエロに止めを刺してみたくなりました。
カニ三昧とかウニ三昧は、札幌でも堪能できるでしょう。
GLAYのメンバーも函館時代に足繁く通ったのです。
そんなエピソードもあってか、ピカ一のご当地グルメだと思った道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

おまけ:
函館山 (日本三大夜景)~日本三大夜景・世界三大夜景に数えられている100万ドルの夜景。URLはここから

2 件のコメント:

Art_Blue_Liberalism さんのコメント...

函館といえば小生の尊敬する榎本武揚殿の本拠地ですよね。 日本に帰る機会が有れば赴いてみたいところです。 五稜郭なども見物されましたか? しかしまぁ、何時みてもモンガー様の慶次いたす写真の日本食は美味しそうで見ているだけで涎がでますなぁ。 やっぱ北海道はポークだけでなくシーフードが好けていますね。 それでは、暫しの間の帰国を有意義に楽しんでください。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

Obilge347さんへ、
いやー、実のところ、24日の土曜日にタイへ戻ってきてしまいました。

記事を載せるのが遅れていまして、こっちは日中、四十度まで気温の上がる中で、またこつこつ書いております。

それで、日本は寒かったですなー。でも、水炊きとかキムチ鍋をして、鍋尽くしで日本の味を楽しみました。

こっちは、くそ暑いから鍋物みたいな食べ物は、食べる気がしないんですよ。

ところで、スコットランドは気候が冷涼だから、鍋物はできそうですね。何か、トライしてみましたか。関心があります。