2008年10月26日日曜日

師走を覚えつつ、バイヨークタワーに出かけるの巻き 

いやー、もうすぐ年の瀬だなー、2008年もあと残り二ヶ月かー、などと呟いてしまう季節になってしまっていた。

日本だったら秋たけなわで紅葉の季節だし、秋の味覚に舌づつみを打つこともできるんだが、タイへ来てしまうと今日も明日も気温は三十度のように夏ががっちり固定されてしまって、食べ物も年がら年中おんなじ品揃えで、時の移ろいを感じない。

惰性で過ぎてしまうような感じがして、季節感の味わいが風化してしまった。うーん、タイの生活は進歩を感じないなー、季節に区切りを感じないと、衣替えも無いし何かしら生活にメリハリも出て来ない。おいら、こんなタイの生活は、だらーん、にょろーん、とろーんの三大擬態語で締めくくることが出来るんじゃないかと思っている次第。

そんな中でも、四季の移ろいは順調でも経済の動きは激変しているらしくて、日本の株式相場が日経平均で8千円を大きく割り込んだり、円の外為相場が一ドルで一時的に90円台を付けたりと、大変なことになってきた。

週末の動きが余りにあわただしかったので、この影響が週明けへ大きく持ち越されそうな感じもするんだが、貧乏社長の会社は、24日(金)を振り替え休日にしたこともあって23日(木)の現地祝日から連続して四連休になり、これらの激変を感じることなく、三大擬態語の通りに過ごしてしまった。

明日からの仕事に一本土性っ骨を入れなおして気合でがんばることにして、まずは先週の身近なできごとから小ネタ風に書いてみた。

で、本題。
何時も通勤途上の高速道路から見かけてきた、ひょろひょろしたビル。
その名をバイヨークタワーと言うのだが、横浜のランドマークタワーと同じように展望台があるとは知らなかった。

タイ在住の”南方浪人”さんがブログで紹介してくれて改めて認識したんだが、バイヨークタワーは二つあってのっぽの方がタワー2(地上高304m、85階層)と言うことになっている。

今回は、親会社さまから技術筆頭重役がタイへ出張してこられたので、そこへお連れしてみた。夕方のボクシング(ムエタイ)鑑賞の前に時間が多少空いているといううことだったので案内した見たんだが、帰りがてら通り抜けたプラトゥーナム市場の方が面白かったらしい。
この市場は繊維問屋街といった雰囲気で、小売も兼ねた卸売り商がところ狭しとカスバの迷路のごとくこのエリアに集まって商売に励んでいる。こんな下町風情の一角に、にょろーんと立ててしまったデベロッパーもデベロッパーなんだが、このせいでホテルはランキングが並みの三ツ星格となってしまったのがちぐはぐと言うものである。
最高階の宿泊部屋は74階にあるそうだが、バンコク都庁が準備する高層用ハシゴ消防車はがんばっても25階までしか届かないそうだから、もしものときは自己責任と言うことで宿泊をお願い申し上げます。
(この巻き、終わり)

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