要するに、謀略・暴虐・非道は当たり前の正義なんか屁ったくれの珍子路:宅診の方が役者は二枚も三枚も上の領袖だったと言うことだろう...
そんでもって、民主化運動の急先鋒PADも、永らく利権にありつけずにいた冷や飯食いの政治家:茶無論の後援とか、宅診屋を目の敵にしている競争相手からの軍資金提供もあって、一挙に黒河馬下ろしの風が行き着くところまで吹き巻いて、後は解散総選挙しか解決の道は残されていないのかもしれない。(参考URL)
こんな渦中に、26日、PADが政府広報局直系と言うより宅診屋の言いなり放送局といわれているNBTに不法で侵入した挙句、一時的に占拠して放送を混乱させたと言うニュースが入ってきた。これは、お祭り状態だな。ええじゃないか、ええじゃないか、と言う半狂乱状態で面白半分、恐さ半分でお調子者が突発行為に出たと言うことなのだろう。
この日、おいらも関心があって占拠された後のNBTの番組を見てたんだけど、局外から中継で在り合せのセットを使って健気に臨時番組で事の顛末を放送していた感じだった。どっちかと言うと、中立を装っている感じで宅診屋のこびへつらいはなかったな。もっとも、懲りずにPADを煽り続けていたら占拠以上の焼き討ちだったろうけどね。
とは言っても、NBTも簡単には引き下がればマスメディアの沽券に関わると思ったのだろう、30日土曜日の深夜放送で、一連の民主化運動と政府対応をパロディーにした政治コントショーを放送して溜飲を下げていた。出て来る役者が政治家のそっくりさんで、人目で見て笑ってしまった。
とは言っても、NBTも簡単には引き下がればマスメディアの沽券に関わると思ったのだろう、30日土曜日の深夜放送で、一連の民主化運動と政府対応をパロディーにした政治コントショーを放送して溜飲を下げていた。出て来る役者が政治家のそっくりさんで、人目で見て笑ってしまった。
これは国会議事場、それとなく似せてあるのが笑ってしまう。
サマック首相も似ているんだけど人のよさが出ている。
こっちは、プミポン国王に謁見してから31日日曜の朝のテレビ演説まで雲隠れしていた、本物の首相(画面はその演説番組、悪人ヅラ健在)。
三百バーツの日当付きでお祭り気分で参加しているPAD支援者。(雰囲気出てます。)
PADを操る陰の実力者、チャムロン少将。これも似てるんで笑ってしまった。
この人誰だか。最初分からなかったんだが、ネットで調べたらチャイ・チットチョープ下院議長だった。タイ国会サイトが一時的にハッキングされた時、下院議長のページにオオトカゲのイメージが載っていたとか。このオオトカゲはタイ語で「ヒア」と言い、不幸を呼ぶ動物とされていて、人を面罵するとき「アイ・ヒア(下衆野郎)」と使うそうな。
本物の方が悪業でドスが聞いているなー。ちょっと役者さん力量不足かもね。
この人もすぐに特定できなくて、閣僚の写真を色々ググって見たらノパドン外務大臣ではないかと思われる。(タイ語が分かれば簡単なのかもね、)
上さんの両親が心配になってフォルモサから電話掛けて来たんだけど、海外ではプーケットとかチェンマイのような国際線も着陸する空港が閉鎖されたんで、国内は一時的に大混乱に陥ったかのように思われているらしい。
はっきり言っておくけど、バンコクは、一千万人以上が住む大都会だから、PADの主戦場からおいらの住んでいる地区まではバスで一時間以上も掛かるような隔たりがある。東京の霞ヶ関で起きた大事件の被害が池袋まで到達するなら、そりゃハルマゲドンてな分けで、市街戦でしょう。今回の放送局も邦人居留地区からはかなり距離がありますんで問題なし。
結局、この8月最後の日31日は、緊張も何にも無い普通の日曜日として時間が過ぎています。日本人だって、昔は政治を”まつりごと”って言ってたでしょ。農耕民族なんだから、田植えが終わった後の余興に、さなぶり(おまつり)をするのは当たり前よ。
タイは、安全、安全、みんな心配しないで遊びに来てねと、貧乏社長は思ったのでした。(この巻き、おわり)
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