2008年5月10日土曜日

電話番号はコンビニでお買い上げが常識なのだ...(その一)

上さんが毎日外出するようになった。今、タイ語教室に通っている。そこは、駐在邦人の奥さん連中が普通なら通う定番の教室だ。おいらも、10年前にこの学校へは別の用事、つまりISOの教材を買出しに来たもんだ。懐かしさもあったが、上さんには急いでタイ語を覚えてもらい、買い物とか身の回りのことは不便無くこなしてもらいたかったので、一緒に出かけて申し込んで通って貰うことにした。恐らく、誰か友達になってくれる人も現れるだろう、日中のつまらない家事なんか忘れておしゃべりしたり、食事を一緒にできれば、気分転換や憂さを晴らすこともできる。(事実、何人かお付き合いする人ができたようなのでホッとしました。)

それで、日中は家にいなくなるので急な用事ができたときの連絡方法を考えなくてはならない。通学を始める前に携帯電話を持たせておいた方が良いし、いつ何時でも連絡が取れると考えて、どうすれば使えるようになるかスタディー着手だ。グーグルで、タイ、携帯、電話とかキーワードを打って検索すると、関連するホームページが出てくることには出てくるが、どうもハウツーで決め打ちのように簡単に分かるサイトが無い。
ただ、分かった点は次の通りだった。

①携帯電話の会社は、大手の1-2-CallとDtacの二社があり、ほとんどの地域でどちらも通話可能。
②携帯電話はGSMと言う通信モードの仕様で、携帯電話ショップの他、カルフールやテスコのような大型量販店でも簡単に買える。
③電話番号は、本体に挿入するSIMカード個別に記憶されていて、このカードの入ったスターターキットを携帯電話ショップかコンビニエンスストアーで買う必要がある。
④このカードは、プリペード(料金前払い)カードなので、携帯電話会社の取扱店で使用度数補充をしなければならない。
⑤電話番号の登録作業を行う過程で、電話会社から使用開始のショートメッセージを受け取ることができれば使用OK。
⑥スターターキットのSIMに残された使用度数(金額分)と使用期限を確認して、④の作業を行う。補充金額は、300バーツで一ヶ月の使用期限。使用度数残高の持越しは出来ないようだ。

ここまで分かったのだから、携帯とSIMカードを買って見るしかない。BTS駅側にJ何とかと言う携帯ショップがあったので、入って聞いてみることにした。まあ、店の赤いポロシャツネーチャンの無愛想な応対といったらこの上ない。多分店番なんて安い給料しか貰ってないから、カネに応じたサービスしか期待できないわけだ。それに、タイ語の分からない外国人に対する典型的なあしらいも相乗してくる。でも、それで怯むおいらじゃない。10年前にいやと言ううほど味わっているので、軽くかわしながら話を聞きだす。
どうやら、上で挙げた六つのポイントは間違っていないような感じがする。

そこで、先ず携帯を買うことにした。おいらが携帯ショップで本体だけを買おうとしたのは、他のブログでGSMにも電話会社の対応しない機種があるとかないとか、書いてあったからだ。ただ、2004年時点の情報なので古くなっているかもしれない。そこで、専門店で間違って売りつけたのなら、怒鳴り込んで正しいのと交換してもらえると考えたわけで、ノキアの安い携帯を選んでみた。
写真の通り、Nokia 1200と言う機種は、1050~1090バーツで安く売られていておもちゃのようにちゃちっぽい。SIMの挿し方が悪くて壊したって、落として壊したって気にならない、実験台の値段としてはまことに手ごろだ。実際に落として、ラバーのキーパッドがめくれ上がってしまったが、元に押し戻して使い続けている。
次に、スターターキットを1-2-Callで指定したら、在庫が無いからコンビニで買ってくれと言われ、どこの聞くとセブンイレブンで買えると言う。これも、ネットの通りだ。少々、不安はあったが店を後にして、カルフールの無料送迎バスが止まる地点のセブンイレブンへ出向く。こっちの店番のネーチャンはまともで、携帯電話の箱を見せながら、”スターターキット・ミーマイ”と今回も怪しいタイ語で問い合わせると、買い物に来ていた、多分エンポリアムのテナント店員さんと思しき女性がおいらの脇でそうだよといった感じでうなずいてくれたのを確認して、鍵の掛かった商品棚を開鍵して出してくれた。お買い上げ、110バーツ。これで一丁あがり、後は登録作業を家に帰ってすることにしよう。

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