2008年5月24日土曜日

貧乏社長はバスに乗るの巻き(その三)

さて、バスの乗り方心得は今まで話したようなもんだが、目的地に行き着けるバス路線を探し出すには、手引き書が無い限り難しい。ところがどっこい、蛇の道は蛇だね。ちゃんと、DACOさんから「バンコクバス路線図」が120バーツで邦書扱いの本屋へ行くと売っているから購入して下さい。 それと、「歩くバンコク」も便利だね。お買い物・観光エリアのマップにバス停留所が記載されているので便利だ。

おいらが、スクンビット通りを走るバスで、良く乗るのは大体決まっていて、次の通り。
1. 2番、エアコン511番→行き先:チットロム周辺、伊勢丹デパート・ZEN、プラチナム・ファッションモール、パンチッププラザなど。
2.40番、48番、エアコン:508番→行き先:サイアムセンター・パラゴン、マーブンクロンなど。

3.エアコン508番→中華街、王宮前広場、ワットポーなど。

4.25番→ファランポーン駅(タイ国鉄中央駅)。

5.38番→プラトゥナム市場、戦勝記念塔など。

6.40番→ラームカーヘン大学、モール1~3方面。

7.エアコン:552番→行き先:スワンナプーム空港(BTSオンヌット駅から乗車してください。路線変更した模様。)

面白いのは、渋滞だと勝手にルート変更して走ったり、往路と復路で走るルートが違っていたりして、バス路線図では分からない謎の部分も多い分けだ。しっかりお楽しみ下さい。

それと、伊勢丹デパート前のビッグCスーパーから77番バス乗換えで、夜の歓楽街、タニヤ・パッポンも出撃可能だが、酔っ払ったらBTSでそそくさと帰ってくることをお勧めします。老朽車体で揺れもひどいから悪酔い必至だろうね。

貧乏社長は、もちろん、ちびちび晩酌を楽しんでおります。(おわり)

2008年5月19日月曜日

貧乏社長はバスに乗るの巻き(その二)

バスに乗るのは簡単だ。バス停を探してそこへ行って待っていれば良い。その内にバスがやって来る。乗りたければ、腕を横に水平に出してヒラヒラ手首を振れば、意思表示が成立する。ドライバーが乗る気ありと確認したのなら止まってくれるだろう。ここで、日本式のような手を上に上げて呼ぶやり方は、ここバンコクではそぐわないし、タイの人には迷惑だろうな。郷に入りては、郷に従うことをお勧めします。それと、バスの乗り降りには十分注意した方が良い。完全に止まらずに徐行しながら、乗客を乗り降りさせる運転手と車掌もいるからだ。


言っとくけど、バスは車掌付きが原則で、ワンマンはほとんど無い。エアコン無しバスなら、距離に関係なく一律で赤バスは7バーツ、青バスは8.5バーツと決まっているから料金払うのも10バーツコインさえ出してけば、お釣りを貰うだけだ。たまに、扇風機の付いたバスに遭遇できるから、その時はラッキーと思ってバス乗りが満喫できる(切符は、上さんといつも行動するので二人分になっています。悪しからず。)

エアコン付きは、距離に比例して料金を11バーツから24バーツまで運賃が上がって行く。だから行き先は、タイ語で伝えなければならない 。”パイ・サイアムセンター”のように”パイ・行き先”で言うと、通じるかもしれないが、イントネーションが悪けりゃ、全く通じないことを覚悟する必要があるね。まあ、思い切って車掌さんに申告してみよう、最近は英語っぽい発音でも分かってくれる人が増えたようです。それと、言っとくけど100バーツ札でお釣りを貰うような野暮な金銭感覚は慎まないとだめだ。20バーツ札が定番、一般庶民の流通紙幣だからね。後は野となれ山となれだ。

バンコクと言う都市は、一千万人以上の人が居住する巨大な生活圏なので、バス路線も四方八方に伸びていなきゃ、仕事に通うにも、買い物するにも不便なわけだ。おいらが96年に初めてここへ来た時は、BTSもメトロも無かったから、移動する交通手段はバスかタクシーに頼る以外は無かったことになる。やっぱり、値段から言ったら庶民の足はバス中心だったわけで、今でもこれは変わらないと思う。

なぜなら、BTSやメトロのカバーする交通圏はバンコク中心部に限られていて、終点駅の先からはバスを乗り継いで行かざるを得ない。そうなると、一区間最低料金が15バーツのBTSなんか乗るくらいなら、最初からバスに乗った方が経済的だ。土日なんか、良くサイアムセンターやマーブンクロンへ出撃して、ウインドショッピングを楽しんできたオネーチャンたちが帰り道にスクンビット通りを走るバスに乗り込んで来るんだけど、行き先を聞き耳立てて聞いていたらバンナーとか言っていた。家に帰って地図で確かめたんだけど、一時間以上はかかるような気がする。まだまだ、バスは庶民の足だってことが分かりますた。

2008年5月18日日曜日

貧乏社長はバスに乗るの巻き(その一)

おいらは、貧乏社長だと自認している。

日本にいるときは、年収だって天命を知る年齢近くなのに七桁の到達にはるかに及ばないし、職位だって課長代理に過ぎなかったから、人事異動の告示が社内で出たときは、何でこいつがタイへ行くんだ、本体の社長も道楽が過ぎるぐらいに思ったお偉さん方も多かったに違いない。

こいつは一理ある。
おいらが海外で営業してきた主力製品は、国内・海外の販売比率で見ると二割程度しかなくて、社内で幅を利かせる国内営業とは違って肩身の狭い思いをしながらの仕事だったから、評価なんてたかが知れてる。
ところが、おいら一人で一年に数億円を受注することもあったし、何カ国もの代理店を相手にして平均単価数十万円の製品を合計千台以上受注するような商売の年でも、部下も付かずに一人でこつこつやり通した分けで、それなりに大変だったが、今となっては誇りに思うところだ。

製造業の営業は、手数料稼ぎの薄利の商社じゃないから、工場などへの再投資やクレーム対策の利益の厚みも考慮しておかなきゃならないので利益の確保は結構シビアだった。まして、国が違えば顧客は、どえらい発想の持ち主が多くて考えられないようなクレームが頻発して、火消しに回るだけで精根尽きてしまうようなことも多かったわけです。それから、海外部隊は、言葉の壁もあってまさに外人部隊で、国内部隊を当てにできない現実もあったわけですが...

だから、ここに社長になって来ても有頂天になんかなれない。おいしい話には裏がある。日本人はおれ一人だ。現地スタッフが部下として手足になってくれるのはありがたいが、言葉の壁、文化の壁など壁だらけで煉獄にでも突き落とされた気分だ。まあ、サラリーマンが一生掛かってもなれない役職に有りつけただけでも上出来で、三国一の果報者と思いながら、舞い上がらないようにした。

かくして、おいらはバスに乗る。

BTS・地下鉄も運賃が割高だから時間に余裕の無いときだけ使う。タクシーは土地勘の無いバカ運転手に当たると苦労したので遠慮する。土日は運転手の経費が休日出勤で倍額になるから公務以外は、私用を差し控えることにした。これも、歴代社長の御触れにそっております。

こう話すと、なんて俺は過激吝嗇家のように思われてしまうかもしれない。でも、経営感覚と金銭感覚は表裏一体であって、現地給料が物価水準に照らし合わせて高給と錯覚しやすいところを自分なりに軌道修正しながら、自分の行動指標を現地の暮らし向き=生活視線で見る事が手っ取り早い解決手法なのだと、おいら考えた。それには、ひとつに公共交通を使うと物が見えてくるかもしれない。だから、バスなんだと。

前置き、またまた、長くなりました。これから、バスの乗り方ご案内します。

2008年5月11日日曜日

電話番号はコンビニでお買い上げが常識なのだ...(その二)

さて、家に帰って来た。早速とばかり、買ってきた携帯電話を箱から取り出して検品する。スターターキットに入っているSIMカードもキャッシュカード大の樹脂プレートから切り出してみて、ホルダーに差し込んで押さえ金具で固定する。後は、リチューム充電池を取り付けて、ACアダプターに接続して充電開始。本体の電源をオンにすると、今時の日本じゃお目にかかれない垢抜けない黄色いLED画面が浮かび上がってきた。何のことは無い、簡単じゃないか。後は、登録認証の電話をするだけだ。

でも、これからが大変でした。1-2-Callのキットについているマニュアルは、初めの方が全部タイ語なので、ちんぷんかんぷん。インターネットのブログで紹介されていた登録方法を参考にして、取説に書いてある番号と照らし合わせて認証登録先へ発信したりする。着信しているようなのだが、手順のアナウンスがタイ語だったり英語でも早かったりわかりずらいし、手順のステップを一定の時間内にこなさないと中断されてしまったりする。何度も繰り返すうちに、偶然、認証が行われてしまった感じだ。ショートメールで登録内容の確認通知が送られてくる。約一月の使用期限で、35バーツ分の発信通話料がプリペードになっているみたいだ。後は、使用期限が切れそうになっり、通話料を使い切ったら、携帯ショップへ行ってプリペード金額の補充をすればよいだけだ。
後日、100バーツの補充金額で一ヶ月の使用期限に伸ばせるサワディーと言う特別プロモーションも利用できるのが分かったので、上さんに手続きしてもらおうと思っています。

残念だったのは、SIMカードの取り説の最後に英語の簡便マニュアルが付いていたのを、セットアップ終了後に気づいたことです。悔しいですよ、苦労せずに済んだのかもしれない。皆さんの好学のために、次のように紹介しておきますのですばやい立ち上げの実行できることを祈っております。

[ One-2-call! Quick Tips ]
To activate
Press *120(発信釦)and follow the instruction

To top-up with top-up card
Press *120* PIN number #(発信釦)
Press *120(発信釦) and follwo the instruction

To check remaining credit and days
Press *121#(発信釦) Info will be displayed on the screen
Press *121(発信釦) and listen to the info

(おしまい)

2008年5月10日土曜日

電話番号はコンビニでお買い上げが常識なのだ...(その一)

上さんが毎日外出するようになった。今、タイ語教室に通っている。そこは、駐在邦人の奥さん連中が普通なら通う定番の教室だ。おいらも、10年前にこの学校へは別の用事、つまりISOの教材を買出しに来たもんだ。懐かしさもあったが、上さんには急いでタイ語を覚えてもらい、買い物とか身の回りのことは不便無くこなしてもらいたかったので、一緒に出かけて申し込んで通って貰うことにした。恐らく、誰か友達になってくれる人も現れるだろう、日中のつまらない家事なんか忘れておしゃべりしたり、食事を一緒にできれば、気分転換や憂さを晴らすこともできる。(事実、何人かお付き合いする人ができたようなのでホッとしました。)

それで、日中は家にいなくなるので急な用事ができたときの連絡方法を考えなくてはならない。通学を始める前に携帯電話を持たせておいた方が良いし、いつ何時でも連絡が取れると考えて、どうすれば使えるようになるかスタディー着手だ。グーグルで、タイ、携帯、電話とかキーワードを打って検索すると、関連するホームページが出てくることには出てくるが、どうもハウツーで決め打ちのように簡単に分かるサイトが無い。
ただ、分かった点は次の通りだった。

①携帯電話の会社は、大手の1-2-CallとDtacの二社があり、ほとんどの地域でどちらも通話可能。
②携帯電話はGSMと言う通信モードの仕様で、携帯電話ショップの他、カルフールやテスコのような大型量販店でも簡単に買える。
③電話番号は、本体に挿入するSIMカード個別に記憶されていて、このカードの入ったスターターキットを携帯電話ショップかコンビニエンスストアーで買う必要がある。
④このカードは、プリペード(料金前払い)カードなので、携帯電話会社の取扱店で使用度数補充をしなければならない。
⑤電話番号の登録作業を行う過程で、電話会社から使用開始のショートメッセージを受け取ることができれば使用OK。
⑥スターターキットのSIMに残された使用度数(金額分)と使用期限を確認して、④の作業を行う。補充金額は、300バーツで一ヶ月の使用期限。使用度数残高の持越しは出来ないようだ。

ここまで分かったのだから、携帯とSIMカードを買って見るしかない。BTS駅側にJ何とかと言う携帯ショップがあったので、入って聞いてみることにした。まあ、店の赤いポロシャツネーチャンの無愛想な応対といったらこの上ない。多分店番なんて安い給料しか貰ってないから、カネに応じたサービスしか期待できないわけだ。それに、タイ語の分からない外国人に対する典型的なあしらいも相乗してくる。でも、それで怯むおいらじゃない。10年前にいやと言ううほど味わっているので、軽くかわしながら話を聞きだす。
どうやら、上で挙げた六つのポイントは間違っていないような感じがする。

そこで、先ず携帯を買うことにした。おいらが携帯ショップで本体だけを買おうとしたのは、他のブログでGSMにも電話会社の対応しない機種があるとかないとか、書いてあったからだ。ただ、2004年時点の情報なので古くなっているかもしれない。そこで、専門店で間違って売りつけたのなら、怒鳴り込んで正しいのと交換してもらえると考えたわけで、ノキアの安い携帯を選んでみた。
写真の通り、Nokia 1200と言う機種は、1050~1090バーツで安く売られていておもちゃのようにちゃちっぽい。SIMの挿し方が悪くて壊したって、落として壊したって気にならない、実験台の値段としてはまことに手ごろだ。実際に落として、ラバーのキーパッドがめくれ上がってしまったが、元に押し戻して使い続けている。
次に、スターターキットを1-2-Callで指定したら、在庫が無いからコンビニで買ってくれと言われ、どこの聞くとセブンイレブンで買えると言う。これも、ネットの通りだ。少々、不安はあったが店を後にして、カルフールの無料送迎バスが止まる地点のセブンイレブンへ出向く。こっちの店番のネーチャンはまともで、携帯電話の箱を見せながら、”スターターキット・ミーマイ”と今回も怪しいタイ語で問い合わせると、買い物に来ていた、多分エンポリアムのテナント店員さんと思しき女性がおいらの脇でそうだよといった感じでうなずいてくれたのを確認して、鍵の掛かった商品棚を開鍵して出してくれた。お買い上げ、110バーツ。これで一丁あがり、後は登録作業を家に帰ってすることにしよう。

2008年5月3日土曜日

お買い物へいざ出陣、カルフール軍功の巻... 

カルフール・ラマ4世通り店は、4階建てになっている。それで、どれぐらいフロア面積があるのか、皆目見当が付かないんだけど、歩き回るうちにかなり広いんだなと言うのが分かって来る。

一階は、レストラン・書店・OA事務機器店などの専門店街・フードコート・銀行支店・イベント広場などが集まったフロア。

二階は、フロア全体がカルフールのスーパー。
三~四階は、駐車場とその乗降口。近辺には、足マッサージ・伝統工芸民芸品のテナント店がある。

おいら達ご指名のシャトルバスは、この一階の車両降り口で乗客を降ろした後に、4階の乗車口へ回って買い物客を乗せたら、大体30分おきの間隔でぐるぐる路線を巡航しているらしい。これを、路線図やら時刻表やらで解明できたのは、今回の出陣の大きな成果となった分けだ。

このバスには3つの路線があって、
路線1は、スクンビット・ソイ22→ソイ16を周りながらラマ4世通りを経由するコース。
路線2は、スクンビット・ソイ26→ソイ24をコンパクトに回るもので、おいら達がお世話になっているコースだ。乗るときは、見かけたらどこでも手を上げれば止まってくれるが、この路線ならソイ24沿いにあるエンポリアムデパートのタクシー乗り場向かい側にあるセブンイレブンあたりへ行けば、誰かしら待っている。
路線3は、最も長い距離を走行する路線で、ラマ4世通り→エカマイ通り→トンロー通り→スクンビット・ソイ34を経てソイ26から戻るコースだ。乗り応えたっぷりといった感じがするが、トンローやエカマイでペブリー通りに近いどん詰まりに住んでいるような人、つまりアイコンⅢタワーに住まいしたおいらの前任者なんか買い物に重宝していたのかもしれない。

使いこなす内に分かってくるもんだが、出発地点も含めて運転間隔に注意した方が良い。渋滞時には、10分20分待つのが当たり前で、一便抜かされてしまうときすらある。その時は30分以上も、クソ暑い中を待つ破目に陥る。出発地の発車時間は分かっていても、途中の地点は何回か自分で乗車してみて到着時間を計算しておく方が無難だ。 それと、運行車両の車体に路線番号と思しきナンバーが書いているが、本当の路線番号と合致していないケースが多いので、フロントグラスに掲示してある黄色いプラカードの番号を先ず確認して下さい。それでも分からなかったら、”エンポリアム・ダイマイ”とか運転手さんに向かって簡単なタイ語で聞くしかないね、バンコクに住むんだからそれぐらいはコミュニケーションができるようにしませう。
とにかく、タダより安いものは無いのだから、このシャトルバスを上手に使ってお買い物をエンジョイしてみてください。奥さんに教えてあげたら、きっと使うようになると思いますね。でも、サミティベート病院あたりの、スクンビット通りから北に向かって若干奥に住んでいる人は、フジスーパー通い止まりになってしまうかもしれない。そうなると、アパート選びまで問題が戻ってしまいますので割愛。

最後に、文中、写真をベタベタ貼ってみたので参考にしてください。それと、テスコもシャトルバスがあるようで、路線2番の逆回りをしているようですが、どなたか情報があったら追加リポートをお待ちしています。

2008年5月1日木曜日

お買い物へいざ出陣、カルフール合戦の巻... 

バンコクへ引っ越してきて最初にしたのは何だったのだろうか?
仕事は当たり前のこととして、会社から帰宅して最初の一週間は、上さんと一緒に日常生活用品の買出しをマメにしていたことを思い出した。

皿とか箸に始まり、果ては歯ブラシ・洗濯バサミまで、思いついては細々とした品々を買いに行ったのだが、ここで役立ったのが大規模商業施設、すなわち俗に言うところのショッピングモールだった分け。日本なら、普通にジャスコ・イトーヨーカ堂・ダイエー等へ出かけるのが本筋だろうが、バンコクではテスコカルフールトップスなど目白押しの欧米ブランドスーパーへ出かけることになる。一部、日系のフジスーパー・ジャスコもあるが、邦人御用達のフジは比べると値段が高めだったり、ジャスコは出かけるにもこのスクンビット界隈からは離れている。

まあ、二人ともケチな性分もあるのだが、まとめて安く買うには大きな店舗ほど良いのだろうと考えて、地図を見たら行くのが一番簡単なBTS終着駅オンヌットそばにあるテスコへ繰り出していた。

上さんは上さんで、日中、BTSとかMTRに乗ってカルフールとかBig-Cを暇つぶしに下見したりしていたが、結局、スクンビット通りから南にあるラ-マ4世通りに大きなカルフールと通りをはさんでテスコがあって、買い物には便利じゃないかと言い出した。

それでも、行き帰りにタクシー使うのでは結局高くつくことになるので、何か交通の便は無いかとしらみつぶしに、バンコク在住者のブログを当たってみると、ありましたありましたよ、買い物客送迎バスの情報が...

それで、上さんとおいらは、喜び勇んでかならず帰りはバスに乗るぞと意気込みつつ、某日出かけて見たわけだ。
行ってみたら、カルフールには流通業界のお手本みたいにカスタマーサービスコーナーがありました。おいらたちもそのカウンター越しの受付嬢をつかまえて、”ロッメー・カルフール・ミーマイ(カルフールのバスはあるの?)”とか”Can we use a shuttle bus?”とか、聞いてみたわけだ。カウンター越しのおねーちゃんもちんぷんかんぷんなようで、このジープン野郎、何言ってやがるぐらいの気持ちだったかもしれないが、どうやら四階の駐車場出口から発車しているのが判明した。ここまで来れば、しめこのウサギ、帰りはバスに乗ることになった。(ジープン:タイ語で日本のこと)

何だけど、おいらの前口上は長いような気がする。まあ、読みかけの駄賃と思って堪忍してくりゃれ...  そうそう、カルフールと言えば、最近、北京ダックオリンピック突撃モードでマインドコントロールされた、ちなちなプロレタリアート連中が、しなちくカルフール店の周辺で不買運動の大規模抗議デモを繰り広げているようだが、ここバンコクではコンファラン(西洋人)さまのお店はハイカラ・ファッショナブルでウエルカム、誰しもがトリコロールを受け入れてお買い物を楽しんでいる。つまり、度量の狭い赤旗きじるしとは大きく違って、タイと言う国の度量の大きさ・おおらかさに軍配をあげたいところだ。

(軍功の巻へ続く)