2009年3月29日日曜日

今回は小ネタ連発でお茶濁しの巻き

<とてつもない日本をセコハンで買ったとんでもない貧乏社長>

麻生太郎首相が外相時代に出版した「とてつもない日本」(新潮新書)が、日本国内では累計で20万部を突破したんだそうだ。
MSN産経ニュースによると、インターネット掲示板の「首相を支持するために3月10日に首相本を買おう!」という書き込みが発端になって、3月10日から僅か3日間で約5000冊が売れたということだから、ネットの訴求力は大したもんだと、貧乏社長は思ってしまう。実は、この呼びかけを貧乏社長も巡回訪問している様々なブログで目にしていたし、麻生さんを支持するおいらとしても買ってみようではないかと思っていた。
ところがこっちはタイなもんで、日本の新刊書は輸入コストの上乗せで二倍近くまで値段が跳ね上がってしまうもんだから、自分の価値判断としては高くて手が届きそうに無い。要するに、吝嗇丸出し根性なんだが、それでも捨てる神あれば拾う神ありで、こっちは邦書の古本屋さんが繁盛していてBTSプロンポン駅にある。ひょっとしてあるかもしれないと思って、この土曜日に物色してみたんだが、、、ありました。120バーツぽっくりで手ごろだ。(350円くらい)

という訳で、お古を購入したせいで、おいらの一冊はこの20万部の販売部数にもちろんカウントさせてもらえそうに無い。でも、良いではないか、麻生さんの人となりをもう一度、しっかり確認できると言うもんだ。

<レビュアホテルの労務管理は分けありかもしれん?>

貧乏社長は、以前、チャオプラヤー川沿いに立つ、このおしゃれでシティー感覚満喫の五つ星ホテルを去った役員クラスのコンファラン(外人):ケリーさんが、さも不祥事を起こして辞任したかのような印象操作を与えずにはいられない新聞広告が、英字紙バンコクポストで掲載されていたことを、紹介したことがある。
それで、最近、ティティマさんと言う女性も同様に会社を去ったらしいんだが、このホテルを運営する会社は、性懲りも無くバンコクポストで似たような広告を出して来た。
しかも、この告知広告はケリーさんと同じ大きさで紙面の四面当たりに四分の一を占めるもんだから、馬鹿でかくやけに目立つ。おいらが普段このような広告を目にするのは、求人・休職のページ欄なので、今回の連続的な行動は異常性が際立ってしまう。
要するにだ。
このホテルを運営する会社は、組織内部に何らかの問題を抱えているんではないかと疑わざるを得なくなってしまう。これ以上、詮索する気も無いんだが、気になる分けあり広告といっても良いだろう。

小ネタ続き原稿は、もうちょい続きます。今日は、おやすみなさい。

<タイで日本語のプラカード持って誰に反対するのよ>

これは、先週のバンコクポストの新聞に載った記事なんだが、”アビシット出て行け”とプラカードが読める。多分、海外マスメディア、特に日本向けの受け狙いで掲げだされたものなんだろう。

現在、タイは民主党出身のアビシット首相を中心とした連立政権が国政を担っているんだが、野党勢力は反独裁民主戦線(UDD)を結成して、政権打倒の抗議運動を繰り返している。このUDDは、元タクシン首相を強力に支援しているのだが、首相就任時には初めての外遊先に中国を選ぶなど、中国寄りの政治姿勢が目立っていた。民主党は、どちらかと言うと日本に対して好意的なところもあり、アビシット首相が中国を差し置いて日本を初の訪問先に選び、バンコクの第二地下鉄建設に日本からのODAを引き出すことに成功している。
おいら思うんだが、UDD支援者は日本ベッタリの現政権と言う印象の当てこすりに日本語のプラカードを使って見たんだと思う。
と言うより、日本語と言うか、日本の影響はタイにおいても抜き差しならないものなんだと、貧乏社長は思ったのでありました。
(この巻き、本当に終わり)

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