2009年8月30日日曜日

テスコのシャトルバスも捨てがたいの巻き

最近、カルフールのシャトルバスが不規則なのが気に障る。

店から出発する時ですら、運行時刻表から十分程度、いや、ひどい時は二十分近くも遅れて出発するようになった。だから、乗り合わせようと思って大体の時刻を狙って外出しても、待たされることが多くなる。バスの停まるポイント、じりじりと日光が照りつける昼日中にじっと待つのは酷と言うものである。逆にゆっくり出かけすぎて、乗り遅れてしまえば、次の便まで三十分以上を待たねばならない。

これだけ運行が乱れてしまえば、有用とは言えないかも知れない。

これは困ったもんだ。行きには、タクシーにでも乗って出かけることになるのだろうか。いや、金を掛けないで何とかたどり着ける方法を考えてみたい。タクシー代は、四十バーツに過ぎないのだが、日本の暮らしを振り返れば、タクシーでお買い物など及びもしない。こんな贅沢は許されんだろう。


そう言えば、時折、反対車線をテスコロータスのマイクロバスが通り抜けている。このバスを使えないだろうか。店舗は、カルフールとラーマ四世通りをはさんだ場所に店があるから、歩道橋を渡れば簡単に移動ができる。

それに、以前、そのバスを見かけて、上さんと二人で、二三回乗ってみたこともあるから、代わりとしたら便利かもしれない。ただ、分からないのは運行時刻なのである。時刻表が全部タイ語で書いてあって、しかも行き先が複数あるように見受けられたので、これまでしり込みしてきた。

背に腹は代えられないから、上さんが試しに乗って運行を確認してくれた。

こう言う時、タイ語の読める上さんは、私設秘書代わりというべきか非常に感謝している。何時の日かは知らないが、二時半過ぎにエンポリアムデパートへやってくるバスに乗って出かけたようだ。そこから、彼女の本領が発揮された。到着して、バスの停留所に立てられた時刻表を先ず見つける。次に、二時半の時刻に並んで書かれた文字を読んで、それが行き先と踏む。実際に、読んで見て”スクンビット”と書いてあるので、行き先と判断する。後は、同じタイ語の書き込みで他の出発時刻へ乗り込んで、運転手さんに”スクンビット”通りへ行きますかと、訪ねる。そうだと答えてくれれば、それ以外の時刻も該当するわけで、中々、神さんは論理的に考えて、行動したみたいである。


まあ、コンピュータ工学の修士号を持っているから、自分の勘ピュータとは違うということだろう。とにかく、テスコのバスは大きくて乗りやすいし、ガラガラに空いているし、ある程度時間どおりに運行してくれるから、使いやすい。行きはテスコのバスで、帰りはカルフールのバスでお買い物に出かけるパターンが、定着しそうな感じもする。


そんなことで、日本は衆議院選挙で政権交代だとか世情が賑やかなのに、在外選挙人名簿にも登録しないで、シャトルバスでのお買い物が、今は大切と考えてしまう貧乏社長なのでした。
(この巻き、終り)

おまけ:画像はクリックすると大きくなりますので、出かける方は参考にしてください。

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