明日から、待望のソンクラン休暇が始まります。
これで、やっと日本へ帰還できることになります。
いやー、この暑い時期はタイを避けて、日本へ帰って疲れを取るのが一番良いのです。
何せ、ミャンマー出張から帰って熱中症でダウンしてしまいました。
翌日は会社へも出られず、近所のサミティベート病院で点滴を打ってもらう始末です。
かの地もご多分に漏れず、乾季の最中ですから、くそ暑いのなんのって、例えようもありません。
しかも、冷房装置がどこへ行っても役に立っていないのです。
客先回りをすれば、オフィスの中はひんやりともせず、じっとり汗がにじみます。
一方、移動中の車の中でも、エアコンの効きはお情け程度です。
座席にもたれかかっていて、背中一面が汗びっしょりになりました。
それで、ミャンマーの人たちは、あまり気にしていないみたいでした。
結構、平気なんです。
それに比べると、タイの人はギンギンに冷房を効かせるのが大好きです。
かなり、浪費癖がついているのかもしれません。
そこで、ミャンマーを見て思ったことが一つありました。
実際に、両国の間には、かなりの経済格差が付いてしまっています。
一人当たりのGDPを見ても、ミャンマーはタイの数分の一です。
おそらく、ミャンマーの人は、冷房できるほどのゆとりが無いのだろう感じたのです。
それは、日中、ヤンゴンの市内で時間をすごしてみるとすぐ分かります。
日に何度も、軽い停電が起きるのです。
電力の復旧は早いのですが、これだけ安定しなければ、冷房も気軽に掛けられないと感じました。
それに、ガソリンやディーゼルの燃料も、ついこの間までは配給制だったと聞きました。
最近は、自由化されて来ているようですが、それでも、庶民は燃料を貴重なものとして扱っているはずです。
だから、エアコンなんか点ければ、燃費が悪くなるだけでのことでしょう。
これは、ある意味、ミャンマーの人は自然な天候・気温に付き合っていると言うことです。
こんな時期の暑さは耐え切れない。
だから、地元の人は、新年を祝う水掛祭りで、お互いに世代に水を掛け合って、涼むのではないでしょうか。
そうでもしなければ、この暑さは凌げないはずです。
だから、祭りをするんだなーと、本当にミャンマーで実感してしまいました。
と言うわけで、年に一度の水掛け祭りは、ミャンマーではタイ以上に盛大なのです。
この時期、市内のショッピングセンターでは、お祭り用ミュージックビデオのCDが売られていました。
買って帰って、そのVCDを見ると、歌の合間合間で、水をしっかり掛け合っています。
そんなところに面白さを感じた道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)
2 件のコメント:
へー、唄ってる女性はとてもキュート。ミャンマーって、こんな今風な感じなんですね。
ん、ひょっとしてサビは英語?don’t me awayって聴こえるな。
水掛けはとても楽しそう。
江坂王将殿
ようやく、あの忌わしいほどの糞暑い乾季のタイから日本に戻ってきていてます。
摂氏35度が当たり前の世界から、今日は氷雨の降る冷たい春を感じています。
桜も咲き残っていて春の風情を充分感じさせてもらいましたたし、やっぱり日本で暮らすのが自分には一番幸せなことだと、つくづく感じました。
ところで、ミャンマーのミュージックシーンって、よく分からんのですが、タイ・ミュージックの影響はかなり受けているだろうなと思いました。
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