2010年4月16日金曜日

JR北海道の列車は、乗り心地が良くなったの巻き

今、帯広から札幌に戻る特急列車の中でタイプをしています。

※雪のちらつく中、芽室駅に到着したスーパーとかち号

札幌までは三時間半ぐらいの道程なので、それほど長いとは思いません。
帯広を出ると、根室本線で新得から石勝線に移ります。
それから、南千歳で千歳線に入って札幌駅に到着です。
この石勝線ができた時期については、はっきりとした記憶が自分にありません。
ですが、四半世紀以上は経ているはずです。

昔は、根室本線を北上して富良野から滝川駅へ向かいました。
そこから、函館本線を経由して札幌へ南下していたのです。
余計に遠回りしていたせいもあるのでしょう。
片道で四時間以上も掛かったのを覚えています。

※帯広~芽室は、ローカル列車に乗ってみた。

しかも、昔は「狩勝」と言う急行列車がありました。
肌色に赤のツートンカラーのディーゼル列車が懐かしい。
席がお見合い形式で、クッションの堅めな四人掛け座席でした。

でも、今はすべて特急列車になってしまいました。

昨日は、南千歳駅から”スーパーおおぞら”に乗りました。
帰りの今日は、”スーパーとかち”です。
特急ですから、指定料金も高い。
ですが、座席がリクライニングなので快適です。
しかも、所要時間がかなり短くなりました。
そのせいで、帯広は札幌からの日帰り出張圏内に入ってしまいました。
おおぞらを使えば、二時間ちょっとで着いてしまいます。

車内の出入り口の上部には、液晶の情報表示パネルもあります。
次の停車駅まで、列車がどれぐらい走ったかを示すイラストが、時折表示されます。
実に、かわいらしい配慮ですね。
それで、停車駅に近づくと案内が出てきます。

「まもなく、追分です。 We will soon make a brief stop at OIWAKE (K15)」

でも、何となく英語が変ですね。
「We will soon stop at OIWAKE.」と簡単に書けば良いのです。
「brief」と言う形容詞で一時停車を強調したかったのかもしれません。
ですが、このような英語表現を目にしたのは、初めてでした。
何となく、日本風英語のように感じました。

と言う分けで、北海道のJR事情もずいぶんと進歩しているのでした。
先頭車の車体側面には、Furico281と描かれています。
振り子方式の車台を使った特急が導入されているのです。
最高時速も130キロぐらいは出ているでしょう。
でも、昔ののんびりした汽車の旅のイメージとは程遠くなりました。
移動は、実に便利になったけれど、ちょっと、旅の風情が薄れて味気なさを感じた道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

13 件のコメント:

かせっち さんのコメント...

"make a breif stop"は新幹線車内でも使われています。この表現がネイティブ表現に近いのかは私は知る由もありませんが、JRでは一般的なんですかね。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

かせっちさんへ、
グーグルの無料翻訳を使って、”We will soon make a brief stop at OIWAKE.”を変換したら、”私たちはすぐ追分で簡単にストップを行う。”と出ました。

英語でも意味は通じるでしょうが、非常にギクシャクした構文のように、個人的には感じました。

逆に、”われわれは、東京駅でまもなく止まるでしょう。”と打つと、”We will soon stop at Tokyo Station.”と変換しますので、こちらの構文のほうが素直だと思います。

意外と日本人の作る英語は、理屈にはまって堅苦しい表現になってしまうのかもしれません。

それで、今日、札幌から函館のスーパー北斗に乗車したのですが、停車案内は同じ表現でした。JRでは一般的に使われているんだろうと思いました。

ぐりぐりももんが さんのコメント...
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Art_Blue_Liberalism さんのコメント...

久々の帰郷、おつかれ様です。 んでも、なんだかノンビリした光景が目に浮かびます。 小生も親元や親戚の所へ参ります時には、もんがー様のような心境でゆっくり列車の旅をしながら景色を眺めながら久々の故郷を堪能いたした思いでがあります。

ところで、話しは変わりますが、あの噂の『棄民Kuantan』が復活していますぜ!
http://ibn-ibrahim.bbs.fc2.com/
あいつ、荒しておきながら、ネパールにトンズラこいて暫く消息不明だったけんど、最近またネット更新始めた様だぜ! あのとき消息不明だったので、どこかでばたくってすぃんだと思っていたのだが、まだぶっろこされずに.きていやがったぜ....!

ぐりぐりももんが さんのコメント...

Oblige347さんへ、
彼は生きていたようですね。

生きとし生けるものへは、慈愛の情をもって接することにいたしましょう。
ちょっと、興味もあるのでのぞいてみましたが、まあ、あんなもんでしょう。

でも、百姓を蔑んだりするのは、あまりにひどい差別発言だなー。

かの国は、餓死者が出るぐらい食糧自給もままならなくて、農業政策は崩壊しているのです。

まともに、大衆を食わせることもできない国のパスポートで自分だけが楽しく渡航するのは、どう言う心持ちなのでしょうか?

ぐりぐりももんが さんのコメント...
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ぽぷら さんのコメント...

久々の北海道を楽しまれているようですね。

以前札幌-釧路間を”スーパーおおぞら”に乗りました。
不思議な振り子の揺れだった事を覚えています。
顔つきが、”三文安いウルトラマンの子分”(^_^;みたいで、好きです。

札幌-旭川間を走っているスーパーカムイはシルバーで、”三文安いけどちょっと強くなったヒーローみたいな顔つき”だな〜って思って、もっと好きです。
子供の頃は、イスが直角の汽車に、よく乗りました。
今の列車のシートは快適ですね。

タイのニュースを聞いた時はびっくりしました。
戻られる時はお気を付けて。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

ポプラさんへ、
コメントをありがとうございます。

明日は、残念ですが、北海道を離れて内地へ戻らなければなりません。名残惜しいところです。

でも、今年の四月は寒かったですね。冬に逆戻りした感じがしましたが、その分、季節外れの雪も楽しめて満足しました。

そんなことで、また、くそ暑いタイの生活に逆戻りです。ですが、気分的にリフレッシュできたので、もう一年は頑張りたいと気を入れなおしております。

南風海治郎 さんのコメント...

北海道の車窓からって感じで楽しませていただきました。
タイは大変な事になってますが、しばらくの間ゆっくり英気を養ってください。

may さんのコメント...

こんばんは。
多分他の国ではいちいち「次は○○です。お降りの方は~」とか言わないので、ネイティブ的表現自体ないのではないかと思うんですが。
stopだけだと車内放送になれない外国人が終点だと思ってしまうかもしれないし。
日本の電車って親切すぎますよね。

Art_Blue_Liberalism さんのコメント...

『The next stop is 〜 .』って言うのが普通なのですが。 終着の時だけ、 【 The next is 〜, where this train terminates. 』って言えばいい。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

南海風晴治朗さんへ、

まだ、日本に居ります。

それで、今週の土曜日には、帰国です。
帰れば、40度のクソ暑い生活が待っています。

日本に帰りたいなー。
それで、まんが喫茶から、そそくさとブログを書いているので、皆さんのブログへコメントもせず、申し訳なく思っています。

帰ったら、コメント再開ですので、宜しく。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

mayさんへ、
Oblige347さんへ、

ネーティブでないので英語の表現は、難しいと言うことです。

Obligeさんが指摘してくれた表現は、バンコクの高架鉄道BTSでも使われていますので、タイのほうが英語表現では勝っているのかもしれません。

ただ、何気なく日本で使われている英語表現が気になってしまうのは、海外生活が長期化して英語をメインにして生活しているからでしょう。

こだわってしまうのだと思います。