2010年4月9日金曜日

座席指定も取り消しも海外からやってみたの巻き

インターネットって便利なもんです。

日本へ一時帰国する時は、必ずお世話になっています。
国内線の航空券やホテルの部屋はネットで先に予約しておくのです。
郷里の北海道へは、欠かさず帰省します。
年に一度の墓参りだけはしないと、鬼籍に入った両親には親不幸になりましょう。

でも、休暇の期間にも限りがあります。
先に予約で押さえない限り、希望の日時なんか取れる分けありません。
でも、こちらはタイで外国なのです。

だから、ネットで日本のトラベルサイトをこつこつ探しては、ブッキングします。
今まで使ったのは、楽天トラベルとか、ベストリザーブとか、結構有名なサイトを利用しました。
クレジットカードさえあれば、それで決済できて便利です。

それで、今年も一時帰国の季節が巡って来ました。
来月のソンクラン休暇に併せて北帰行します。
色々とプライベートで用事を済ませておきたい。
ですので、会社に断って二週間を取りました。

でも、期間が長すぎるとかぶつくさ文句を言われてしまいました。
そんなことはない。
こちらは、年間の就業日数が、日本より十日も長いのだ。
だから二週間ぐらいの休みを取ったって、別におかしくも何とも無い。
大体、休みの日数を足せば、帳尻が日本と符号するはずです。

さて、出発日は大体決めたことだし、後は国内移動が問題です。
北海道は、普段は札幌へ先ず帰りますが、今年は先に帯広まで足を伸します。
昨年、伯父が逝去しました。
残念ですが、タイからでは葬儀に参列することも適わなかった。
今年は、ぜひに線香を上げに行かねばなりません
そして、できれば仙台の知人も訪ねてみたい。

それで、色々とどんな交通手段を使うか検討してみました。

結局、初めの片道は、千歳空港まで飛行機にしました。
スカイマークの一人9800円の運賃は驚きです。
次に、帯広までJRの乗り換えになります。
後は、JRを乗り継いで南下しながら、札幌、函館、仙台と内地までご帰還です。
途中途中で立ち寄りしますので、汽車の旅が便利でしょう。

最初は、全部の路程をJRで乗りこなそうとしました
横浜から帯広までは約1350キロの路線距離です。
しかも、片道運賃は一万五千円ちょっとで、八日間の有効期間と長い。
ゆっくり汽車の旅も良いかなと思いました。
ですが、限られた期間ですから、そう悠長なことも言ってられません。
結局、往路の帯広までの移動を飛行機に切り替えました。

でも、日本全国のJR切符が海外から予約できるなんて、驚きでした。


難点は、JR東日本管内の窓口でしか切符が受け取れません。
ですので、関西などに住む方は、どこで切符を受け取るか問題になりますね。
とにかく、成田空港行きを選ぶことです。
降りたら、まず空港駅のみどりの窓口で切符を購入しましょう。
それから、東京から新幹線で目的地まで戻るのが無難のかもしれません。

と言うわけで、国内は良かったのですが、帰国便が思うように予約できませんでした。
ソンクラン休み始めの4月9日の混雑はひどいものです。
二ヵ月以上前から予約を入れて、どの便も満席状態でキャンセル待ちです。
やっと、翌十日で出発時間が非常に不便なデルタ(昔はノースウエスト)だけが押さえらました。
なんとか日本に帰られます。
後は、国内で、おいしい駅弁に舌鼓でも打って、鉄道の旅を満喫しようと、ワクワク気分の道産子社長が、そこにいるのでした。
(この巻き、終わり)

おまけ:
①この記事を書いた後、何と出発三日前に、時間的に都合の良いタイ国際航空の帰国・出国便が取れました。キャンセル待ちの待機順位が、かなり上位に合ったせいでしょう。

②JRーEASTのえきネット予約は、便利には違いありません。
ですが、登録がややこしかったり、JR用語が使われていて分かりにくいのです。
例えば、予約のキャンセルは、”払い戻し”を選択するのです。



ネットでは、チケットを実際に受取った後で、カード決済が行われますから、その前に”払い戻す”処理をするなん矛盾しています。
それで、お客さま相談へ電話して聞いてみました。
答えは、キャンセル料金を引き落とす工程が入るので、昔からのみどりの窓口でのやり取りになぞらえて、そのまま用語を使っているとのことでした。

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