外務省の海外安全ホームページですが、どこどこは危ない国だとか、口やかましい小姑のようです。
小役人のことですから、事なかれ主義のはずでしょう。
針小棒大のように考えて、危険性を煽るだけ煽って、出国させないんだと思います。
どうしてかって。
だってさー、このページの情報を鵜呑みにして出かけて、命を落とされたら責任問題だからね。
そんな風に思うんですよ。
でもねー。
日本の大手企業は、海外へ製造拠点を移していますよね。
みんな生き残りのために、経営者は必至なんですよ。
それで、製造拠点を移しやすい国の筆頭だから、みんながタイを選んだのです。
ここから、逃げ出すことはできないんだ。
逃げたら、損失は巨額です。
一から、海外工場の投資先など見出す余裕は無いのですよ。
それで、タイは、今現在、誤解されています。
何でも、MOFAが、”首都バンコク:「渡航の延期をお勧めします。」(引き上げ)”と危険度を引き上げしまいました。
でも、私のような駐在は、あんまり危険を感じておりません。
あぶない場所は、非常に局地的で限定的です。
そこへ近づかない限り、日常生活に不安は絶無です。
特に、駐在員さんが多く住むスクンビット地区は、平和そのものなのだ。
ですので、郊外に工場のある日系企業の方は、ほとんどが出勤中です。
そういえば、政府は、今日以降の今週一杯を首都圏で公休にすると発表ました。
そんな公報は、あってもなくても関係ない。
メード・イン・タイの、品質の優秀な日系製品を求める海外のお客さんは、多いのだ。
注残をこなすだけで、四苦八苦なんですよ。
そんな時、日本からの出張者が必要になりました。
現地の問題を解決するには、どうしても親会社の支援が要り様です。
どうやって呼びましょうか。
でも、恨めしいMOFAの渡航延期勧告が障害です。
ここは、ご本社様を説得するしかありません。
※左クリックで拡大してご覧下さい。
現地の駐在員が、スワンナプーム空港まで出迎えをします。
出張者には、駐在員の居住するスクンビットエリアのホテルで泊まってもらいましょう。
この地区なら、絶対に安全です。
ソイアソークより東側にあるホテルがベストです。
だって、日本大使館は、ソイ22のインペリアルクイーンズパークホテルに引っ越したでしょ。
商工会議所だって、ソイ31のサービスアパートに移ったのだ。
ソイ31にはアピシット首相の自宅もあります。
ソイ47は、逝去されたガラニヤ王女の居宅だってあるのです。
しかも、ソイ51近辺にはインターナショナルスクールが二校もありました。
反政府活動の過激派だって、スクンビットまで出てきてテロ活動なんかできないよ。
不敬を働き、日本人や欧米人を敵にしたいはずがありません。
これぐらいの騒乱なんか、危機管理がしっかりしていれば、大丈夫なはずだ。
通勤は、バンコクから東側にある工業団地なら、なんら通勤は問題ないはずです。
だって、騒乱のポイントから遠ざかるだけだからね。
問題は、ナワナコンやロジャーナ・アユタヤのような、ドンムアン空港より北にある地域ですか。
エカマイから、高速で北上してパトンタニに入れば、何とかなるかもしれません。
それより、クロントイの料金所から、遠回りして西側のランシットへ抜ける高速道路でも構わないんじゃないでしょうか。
と言うわけで、日本人は甘ちゃんだから、韓国のサムスンやLGに負けるんだと思う。
あいつらは、従業員は使いつぶすからな。
全然気にしてないで、使い捨てで出張させてると思います。
でも、日本人はどうなのかなー。
やっぱり、どんなに説得しても、出張者は、多分誰も来ないと思う道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
おまけ:
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