今使っている携帯の画面が死にました。
ノキアのN95と言うモデルです。
液晶をスライドさせてキーパッドでダイヤルするデザインです。
先週から、スライドさせたら画面が消えてしまう現象が起きました。
ちょっと接触が悪いのだろうくらいに思っていたのです。
ところが、その頻度が次第に増えてきました。
初めは、ゆっくりスライドしたり、あるポイントで往復させたり、だましながら表示させていました。
もちろん、キーパッドを開けない状態でも液晶は明るかったのです。
ですが、今朝は、どんな状態でも点かなくなりました。
こりゃ、死亡宣告だよ。
うーん、記憶させた電話番号帳が使えない。
どうやって、仕事の関係者に連絡をとろうか。
かろうじて、親会社の連絡先は記憶にあります。
午前中は外出するので携帯がつかえないと、断っておきました。
でも、運転手さんに連絡がとれません。
外出先の駐車場から、どうやって呼び出そう。
しようがないから、工場まで電話して、連絡を取ってもらいました。
いやー、携帯が使えないと、こんなに不便なのです。
まいってしまった。
工場に戻ったら、予想以上に早く寿命が尽きたと経理部長に話します。
何とか、人を出して新しいのを購入しに行って貰いました。
それで、あてがわれたのはブラックベリー9550と言うモデルでした。
カナダのメーカーだそうで、当然、日本語は使えません。
タイ語と英語だけのフォント表示です。
ちょっと、今流行のアップルのiPhoneに似ています。
とりあえず、バッテリーやSIMを差し込んで動くか確かめます。
電源は点きました。
でも、アンテナ表示lにペケマークが出て受信不能なようです。
SIMもちゃんと差し込んだのにおかしい。
きっと、通勤帰りの車の作業したから、電波を拾いきれないのかもしれない。
接続作業は、家に帰ってのお楽しみにしました。
結局、何が悪かったのか分からないまま、上さんに携帯から電話をかけて貰うと、通話可能になりました。
理由は、分かりません。
まあ、使えるようになったので結果オーライとしましょう。
ところで、この携帯、三万バーツもしました。
日本円なら、八万円になります。
かなりの金額で、結構値が張るのですよ。
現地の最低賃金が、210バーツ(六百円)くらいだから、五ヶ月近くの給料になってしまう。
会社の経費で、社長だから許されると思っても、もったいない気がします。
ただ、前の携帯も高解像度のカメラ・ビデオ機能が付いて、同等の値段でした。
ですので、仕様で見ても相場はこんなものかもしれません。
使い勝手は、まさにiPhoneとそっくりです。
画面の上を、つーっとなぞればスクロールします。
どっちが、元祖か本家なのか分かりませんが、使いやすい機能は収斂されると言うことでしょう。
と言うわけで、マニュアルも英語なせいか、セットアップに大奮闘です。
あーでもないこーでもないと、試行錯誤を繰り返したのでした。
しかも、電話帳の入力は、仕事中にさせていただきました。
今日は花金だし、連休明けで日本側もいまいち仕事が乗っていない。
鬼の居ぬ間の洗濯気分で、いそしんだ道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
おまけ:
この携帯に使われているのは、グーグルが世に送り出したOSでアンドロイドと言うのが分かりました。
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