2010年5月24日月曜日

鯛だって言うから買って食べたんだけどさ、の巻き

結局、良く調べたらタイではありませんでした。


まあー、食べておいしかったら、鯛でなくても結構ですよ。
しかも、二匹で26.5バーツ(75円)と言う超格安のおトトさんです。
ソイ33の日本人御用達フジスーパーで、売られていました。
鱗も取っていないし、内臓を抜く下処理もありません。
上さんが面倒くさいと喚きながら、台所で悪戦苦闘しております。


台所のシンクが狭いんですね。
料理をするには、この上なく不便です。
こちらのアパートは、台所が申し訳程度に備え付けてあるみたい。
ですので、本格的な魚料理はなかなかやりづらいのです。

結局、下ごしらえしたら、電子レンジでチンして蒸し魚風に仕立てました。
これに、和風の出汁で味付けしてみます。
ちょっと、臭みを散らす意味もあって、しょうがの千切りも添えました。

こっちの魚は生臭い感じがしますね。
冷蔵が良くないのか、暑いから鮮度が落ちやすいのか、よく分かりません。

とにかく、上さんの踏ん張りで、晩餉の準備ができました。
魚の身が柔らかいのか、簡単にほぐれます。
はしでつまんで口に運ぶと、淡白な味が拡がりました。


さて、ご飯も終わったことだし、タイもどきの正体を暴いてみることにします。
ネットで調べたんですが、モモイトヨリだったようです。

イトヨリダイ科ってあるから、イトヨリの仲間みたいですね。
最初は、ピンク色が綺麗だったのと、真鯛に比べて流線形なので、甘鯛かと思ってました。

現地名:プラー・デーン。
会社の給食に出るほど普通にとれる魚です。

そんな説明書きを読んで、なるほど安いわけだと思いました。
でも、日本じゃ、高級魚ですよ。
そう滅多に食べられるもんじゃない。

と言うわけで、こうして、上さんは、毎日毎日、こつこつと料理をこさえてくれるのでした。
あやさんも雇わず、バンコクマダムにもならずに、日本のまんまと同じで生活する凸凹夫婦なのでした。
(この巻き、終り)

おまけ:

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは、バンコクは大変でしたがやっと落ち着きを取り戻しつつありますね。

所で魚の話ですが、鯛も稀に出回る事もあるようです。但し有ったとしても日本料理店などに流れてしまうので、一般の人が手に入れるのは難しいでしょう。

鯛はタイ語は「プラーカポーン・デーン」です。

「プラーカポーン」はスズキ、これはタイ料理店でも魚の形のナベに入れて出してくれるので良く見かけると思います。
(よく見るのは「プラーカポーン・ヌム・マナオ」かな)
日本料理店で出る白身の魚の刺身も殆どコレです。

それからタイの魚の鮮度が悪いのはサカナの管理の仕方が悪いから。
魚を獲ってからの船での管理、港・市場での管理、此処が一番の問題で鮮度が落ちます。
タイ人は生で魚を食べないので鮮度に疎いようです。

短足おじさん さんのコメント...

投稿が匿名になってしまいました。
失礼しました。

サカナの件をコメントしたのは短足おじさんです。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

短足おじさんへ、

お久しぶりです。
コメントをありがとうございます。

確かに、タイでは魚の物流過程に問題があって、鮮度が保持されにくいんじゃ無いかと思っていました。

やっぱりそうなんですね。
前に、雑誌でラヨーン市場の紹介写真を見て、何となく気が付いていました。

因みに、プラデーンと略して書きましたが、フジスーパーの正札では、プラー・トライ・デーンとタイ語では読めると、上さんが話していました。

イトヨリの種類でも、日本と食べているのとは違いますが、味はおいしいです。

それに、フジスーパ-では、英語でBREAMと書いてあって、鯛に思わせて買わせようとしているのかもしれません。

マグロ君 さんのコメント...

コメントありがとうございます~

これからもよろしくです~~

タイは安いんですね~~

鮮度良く流通するようになるといいですね!