北海道は、夏の盛りも短い。
八月に入り、二週間も過ぎて旧盆を迎えてしまえば、季節は幕を閉じる。それからは、夏の名残りを惜しむ間も無い。日を追って、秋の気配が人々の生活に、足早に入り込んでくるのだ。学校だって二学期はすぐに始まってしまう。殆ど手つかずだった宿題も、お盆前にはあわてながらやっつけなければならない。
自分も含めてだが、道産子たちはそんな夏休みを過ごして来たはずだ。
それでも、お盆前の限られた夏休みの日々は、例えようも無く楽しい。その一つが、町内で催される盆踊りだ。夕方の特徴的な笛のお囃子が始まれば、ワクワクして来る。溜まった宿題なんか、つい忘れてしまうものだ。提灯に明かりが灯り、俄仕立てのやぐらや紅白の横断幕が、暮色の中に浮かび上がる。もう、我慢できない、盆踊りだ。子供達は、町内の空き地を目指して集まってくるのだ。
♪手拍子そろえて シャシャンがシャン♪
そんなお囃子が強く印象に残っている踊り歌だが、今まで本当の名を知らずにきた。つい、先日、とあるブログを読んでいたら、それが「子供盆おどりの歌」だと言う。好奇心もあって、その名でググって見た。やはり、この歌に郷愁を覚えるご年配の方は、自分も含めて多いのが分かる。中には、専用のホームページを設けたり、ユーチューブやニコニコ動画で盆踊りの実況を紹介してくれる人も居た。
懐かしい。これぞ、道産子の夏の風物詩なのである。
しかも、この楽曲は地域限定で、北海道専用のようだ。箱書きにも、北海道教育委員会が選定と謳っている。だが、教科書にあるわけで無い。学校で習ったような曲でも無い。夏の一時、子供心に刻まれて長い年月を経ても忘れることのない曲なのだ。北海道に住まう人なら当たり前と感じる曲も、内地の人になった自分は深い郷愁を覚えるのである。
そして、私は、この盆踊り歌を流しながら、日本に郷愁を覚え、このバンコクで本当にその余韻に浸っていた。
ところがだ。その夜、招かれざる無粋な田分けが、私の心を土足で踏みにじって来た。そやつは、ネットで見る限り民主党だった。彼らは、二枚の日本国旗を切り裂いて、民主党の旗をでっち上げ、それを政治集会に掲出したのだと言う。選挙戦を目前にして、小沢代表を招いた上での確信行為である。それは、日本国への冒涜なのだ。売国奴たちが正体を現したのだろう。
憤慨した。これが政治家のなすことなのだ。あまりに、呆れて失笑さえしてしまった。
私も腹が立った。歯には歯をである。そういう仕打ちをするなら、私もお仕置をさせてもらう。さあ、みなさん、良かったら私の替え歌でも歌って、民主党のお馬鹿さん加減をお祝いしてあげましょう。
と言うわけで、どなたか、初音ミクにこれを歌わせていただけないかと希望した貧乏社長なのでありました。(この巻き、終り)
おまけ:
<原曲歌詞>
そよろそよ風 牧場(まきば)に町に
吹けばちらちら 灯(ひ)がともる
赤くほんのり 灯がともる ほら灯がともる
シャンコシャンコシャンコ
シャシャンがシャン
手拍子そろえて シャシャンがシャン
笛も流れる 太鼓(たいこ)も響(ひび)く
風が流れる なか空に
手拍子(てびょうし)そろえて ほら回れ ほら回れ
シャンコシャンコシャンコ
シャシャンがシャン
手拍子そろえて シャシャンがシャ
そろた揃(そろ)ったよ どの子も揃った
そろて歌えば 月が出る
海の上から 月が出る 月が出る
シャンコシャンコシャンコ
シャシャンがシャン
手拍子そろえて シャシャンがシャン♪
<替え歌の歌詞>
♪一番
おざわおざわの みんしゅのつどいー
きればきるきる ひのまるの
あかくきりわけ はたづくり ほらみんしゅばた
ちょっきりちょきちょき
にちぼつき
せいけんこうたい がらがらぽん
(小沢、小沢の民主の集いー)
(切れば切る切る 日の丸の)
(赤く切り分け 旗作り ほら民主旗)
(チョッキリチョキチョキ)
(日没旗)
(政権交代 ガラガラポン)
♪二番
はともうそぶく しんせいなまーく
はたをきりさく ひのもとを
にまいそろえて ほらつなげ ほらつなげ
ちょっきりちょきちょき
はたづくり
せいけんこうたい あなーきすと
(鳩も嘘ぶく 神聖なマーク)
(旗を切り裂く 日の本を)
(二枚揃えて ほらつなげ ほらつなげ)
(チョッキリチョキチョキ)
(旗作り)
(政権交代 アナーキスト)
♪三番
そろたそろたよ みんしゅのはたが
そろてあじれば おざわでる
いざわのだむから かねがでる ほらかねがでる
ちゃりんこちゃりちゃり
やみのかね
まきこもさんかで せんきょせん
(揃た揃たよ 民主の旗が)
(揃てアジれば 小沢出る)
(胆沢のダムから 金が出る ほら金が出る)
(チャリンコチャリチャリ)
(闇の金)
(真紀子も参加で 選挙戦)
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