大概の日本人は、働いて給料を貰うパターンが当たり前になってしまった。
つまり、一度会社に入ってしまえば、ヘマをしない限り、円満退職するまで給料は貰い続けられる。会社が潰れたり、自分が整理解雇の対象にならずに済めば、改めて職を探す必要も無い。この際と思って自営業を始めたり、百姓をする人は奇特な部類だろう。だから、勤め人の習性が抜けずに、失業すればハローワークへ出向いて、またぞろ似たような賃仕事を探すのである。
実際に、俺は一度、仕事を変えている。
以下、省略。
お断り:
これ以降は、我輩の私的検閲ご指南役 山ノ神殿のご指導を仰ぎ、余りに問題を起こしそうな文面であることを鑑みて、削除しましたので、ご了承下さい。
まあ、この記事で言いたかったことは、気楽にタイへ駐在に来れるはずも無かったと言うことだけです。おしまい。
2009年8月8日土曜日
2009年8月5日水曜日
帰国しても、生活拠点はバンコクになったんだの巻き
今、タイ航空の676便に乗って一路、日本を目指している。
朝八時ごろにスワンナプーム空港を離陸したから、多分、定刻通り日本時間で夕方の四時前には成田に着くだろう。この時期、親会社は決まって海外合弁会社の社長連中を半年毎に召集する。各社の事業動向や業績等を発表して、今後の海外経営をどのように方向付けるか話し合うのが目的だ。でも、会社の存亡を掛けたような重大な決議が行われたことも無かったし、淡々と発表して終わりと言うパターンが続いて来た。社長になって、今回がやっと三回目の出席だから、そんなことぐらいしか分からない。
それよりも、会議前に発表する資料を四苦八苦して作成するのがつらい。パワーポイントを使って、まめに写真を貼り付けて主な会社の出来事を紹介しながら、グラフを使って業績の推移を報告するシナリオで、毎回こしらえる。そして締めには、経営目標の確認と修正を提示して、発表を終える。あまり意識して作ったつもりは無い。しかし、習うより慣れろで、毎回、発表方法の王道ともいえるストーリーで資料を仕上げて来たのは事実だ。自分自身でも、驚いている。今回、作成してみてそんなことを発見した自分が、意外と社長としてさまになったのかもしれないと思った。
技芸におぼれているとは思わない。中には、パワーポイントで資料も作れずにワードでお茶を濁したり、部下任せに作らせた結果、経営情報としては細かすぎてピントの外れた社長もいるからだ。自分なりに努力した形跡が見られないから、社長とか副社長はどう感じるのだろうかと思う。自分は、こびるつもりは毛頭ない。ただ、的確に分析した結果を導くのが第一義なので、ソフト=道具を使いこなすだけなのだ。
第一、エクセルで集計したデータをグラフ化して、それをパワーポイント上に貼り付けるような作業は、管理職以上ならできて当然だし、できなければ分析能力の乏しい木偶の坊だろう。それができないで、社長になるのは言語道断なのだが、人材の払底する親会社ならでは止む無しかもしれない。
まあ、そんなことを考えながら、機上でタイプしている。
ほったらかしにした自宅には、電気も水道もガスも供給を止めたから帰って泊まることもできない。せいぜい、換気のために窓を開けたり、郵便受けに溜まった投函物を取り出したりとか、雑用で立ち寄るだけだ。しょうもないから、会社に頼んで宿泊研修施設を使わして貰っている。上さんは、そのままバンコクで暮らしている。
自分の生活拠点は、もう日本に無いのだな。
そんな寂しさも感じたりする。会議が終われば翌日には、バンコクへトンボ帰りする。上さんを一人にしていたのでは、かわいそうな感じがするからだ。上さんは、フォルモサの人で国籍が違う。自分は、日本で暮らすと思っていたのに、何ゆえすぐさま外国に出て住むのかと愚痴を言われた。上さんにとって、四季の変化に乏しいタイは、この上も無くつまらないものらしい。そして、これまで見聞きした駐在員妻の身の程知らずな派手な生活と、現地の人のつつましい生活事情を比べて、自分にはそれができないと感じたようだ。一日六百円が最低賃金と聞いているから、そうなるのだろう。
上さんは、アメリカの大学院で貧乏学生だったらしい。そして、母国では少数民族の里親奨学金制度に参加していたぐらいだから、生真面目な性格なのだと思う。分不相応に金を浪費するのが、嫌悪なのだろう。一緒に暮らしてきたから、性分を分かっているつもりだ。
そして二人で日本に帰りたいね、と呟くのである。
帰ったら、話すことも読み書きもできるようになったタイ語でボランティアをしたいと夢を話すのである。何時になるのだろうか。貧乏社長は、会社も地元の人たちも好きだ。だが、上さんを思うと、何時かは必ず帰らねばとも思っている。ここは、仮の住まいなのだ。
そう思いながら、戻ってもネクタイが似合う勤め人でありたいと思い、毎日、必ずネクタイを締めて出勤する貧乏社長なのでありました。
(この巻き、終わり)
朝八時ごろにスワンナプーム空港を離陸したから、多分、定刻通り日本時間で夕方の四時前には成田に着くだろう。この時期、親会社は決まって海外合弁会社の社長連中を半年毎に召集する。各社の事業動向や業績等を発表して、今後の海外経営をどのように方向付けるか話し合うのが目的だ。でも、会社の存亡を掛けたような重大な決議が行われたことも無かったし、淡々と発表して終わりと言うパターンが続いて来た。社長になって、今回がやっと三回目の出席だから、そんなことぐらいしか分からない。
それよりも、会議前に発表する資料を四苦八苦して作成するのがつらい。パワーポイントを使って、まめに写真を貼り付けて主な会社の出来事を紹介しながら、グラフを使って業績の推移を報告するシナリオで、毎回こしらえる。そして締めには、経営目標の確認と修正を提示して、発表を終える。あまり意識して作ったつもりは無い。しかし、習うより慣れろで、毎回、発表方法の王道ともいえるストーリーで資料を仕上げて来たのは事実だ。自分自身でも、驚いている。今回、作成してみてそんなことを発見した自分が、意外と社長としてさまになったのかもしれないと思った。
技芸におぼれているとは思わない。中には、パワーポイントで資料も作れずにワードでお茶を濁したり、部下任せに作らせた結果、経営情報としては細かすぎてピントの外れた社長もいるからだ。自分なりに努力した形跡が見られないから、社長とか副社長はどう感じるのだろうかと思う。自分は、こびるつもりは毛頭ない。ただ、的確に分析した結果を導くのが第一義なので、ソフト=道具を使いこなすだけなのだ。
第一、エクセルで集計したデータをグラフ化して、それをパワーポイント上に貼り付けるような作業は、管理職以上ならできて当然だし、できなければ分析能力の乏しい木偶の坊だろう。それができないで、社長になるのは言語道断なのだが、人材の払底する親会社ならでは止む無しかもしれない。
まあ、そんなことを考えながら、機上でタイプしている。
ほったらかしにした自宅には、電気も水道もガスも供給を止めたから帰って泊まることもできない。せいぜい、換気のために窓を開けたり、郵便受けに溜まった投函物を取り出したりとか、雑用で立ち寄るだけだ。しょうもないから、会社に頼んで宿泊研修施設を使わして貰っている。上さんは、そのままバンコクで暮らしている。
自分の生活拠点は、もう日本に無いのだな。
そんな寂しさも感じたりする。会議が終われば翌日には、バンコクへトンボ帰りする。上さんを一人にしていたのでは、かわいそうな感じがするからだ。上さんは、フォルモサの人で国籍が違う。自分は、日本で暮らすと思っていたのに、何ゆえすぐさま外国に出て住むのかと愚痴を言われた。上さんにとって、四季の変化に乏しいタイは、この上も無くつまらないものらしい。そして、これまで見聞きした駐在員妻の身の程知らずな派手な生活と、現地の人のつつましい生活事情を比べて、自分にはそれができないと感じたようだ。一日六百円が最低賃金と聞いているから、そうなるのだろう。
上さんは、アメリカの大学院で貧乏学生だったらしい。そして、母国では少数民族の里親奨学金制度に参加していたぐらいだから、生真面目な性格なのだと思う。分不相応に金を浪費するのが、嫌悪なのだろう。一緒に暮らしてきたから、性分を分かっているつもりだ。
そして二人で日本に帰りたいね、と呟くのである。
帰ったら、話すことも読み書きもできるようになったタイ語でボランティアをしたいと夢を話すのである。何時になるのだろうか。貧乏社長は、会社も地元の人たちも好きだ。だが、上さんを思うと、何時かは必ず帰らねばとも思っている。ここは、仮の住まいなのだ。
そう思いながら、戻ってもネクタイが似合う勤め人でありたいと思い、毎日、必ずネクタイを締めて出勤する貧乏社長なのでありました。
(この巻き、終わり)
2009年8月4日火曜日
自称藪井竹庵は、上さんを病院へ行かせるの巻き
今朝方、上さんが寝床から這い出して、両側のこめかみが腫れ上がったと、力なく言い出した。
熱もあるとかで、早速体温計で図ってみたら37.5度もある。ちょっと高い。昨日の夜の内は、片耳だけだったのに、両方までとなると細菌感染が進行したようだ。ビラスーパーで買った抗生物質のタリビット一錠を飲んだくらいでは、治る気配が無いのである。
薬の素人治療では限界があると悟った。あんまり気乗りはしなかったが、海外旅行総合保険のコールセンターへ電話してみる。保険証番号と契約者氏名を名乗って上さんの病状を伝え、できるだけ早くバンコク病院へ出向きたいと話をした。
すると受付の男性は、これまでの難癖をつける姐ちゃんとは打って変わって、いとも簡単に手続きを済ませてくれる。あとは、近所のフジスーパーまで迎えに来てくれるシャトルミニバスに乗って行くだけとなった。
それで、後は上さん任せにしておいた。大の成人なんだから、病院へ行くぐらいはどうってこと無いだろう。家に帰ってから、医者の見立てがどうだったのか聞いてみる。どうやら、体が疲れていて抵抗力が弱くなり、細菌に感染したと言われたようだ。服用する薬も三種類を手渡されている。
アベロックス(Avelox)、アルコキシア(Arcoxia)、ムコシン(Mucocin/Mucolytic)、妙ちきりんな、これらの薬の名前が面白く感じる。
ただ、どんな種類の薬か、副作用は無いのか等、心配になったのでネットでググって見ることにした。上さんも興味を持って、パソコンの画面を覗き込んでくる。
簡単に判明したのはアベロックスで、成分を一般名で"モキシフロキサシン塩酸塩"と言い、日本でも抗生物質として広く販売されている。上さんが聞いた話では、先生は、タリビットでは効き目が弱いので、強めの薬を処方したらしい。
次に調べに掛かったのはアルコキシアなんだが、これは世界五十カ国で売られているのに日本ではまだ認可されていない。ただ、抗炎症剤の一種なので、日本でよく使われる”ロキソニン”や”ボルタレン”と同じようなもんだろう。
最後のムコシンは、ネットで調べても行き当たるサイトが専門過ぎて、ちんぷんかんぷんだったが、のどの痰を取り去る効能があると判断した。それで、おくすり110番のサイトへ訪問して、似たような名前のムコダイン(去痰剤/気道粘液調整・粘膜正常化剤剤)を見つけておいた。多分、同系統の薬だろうと思う。
と言うわけで、バンコク病院の先生は、全部英語で説明したから、不安になった上さんに代わって、この藪井竹庵が投薬のおさらいをしてあげたということなのでした。
(この巻き、終り)
熱もあるとかで、早速体温計で図ってみたら37.5度もある。ちょっと高い。昨日の夜の内は、片耳だけだったのに、両方までとなると細菌感染が進行したようだ。ビラスーパーで買った抗生物質のタリビット一錠を飲んだくらいでは、治る気配が無いのである。
薬の素人治療では限界があると悟った。あんまり気乗りはしなかったが、海外旅行総合保険のコールセンターへ電話してみる。保険証番号と契約者氏名を名乗って上さんの病状を伝え、できるだけ早くバンコク病院へ出向きたいと話をした。
すると受付の男性は、これまでの難癖をつける姐ちゃんとは打って変わって、いとも簡単に手続きを済ませてくれる。あとは、近所のフジスーパーまで迎えに来てくれるシャトルミニバスに乗って行くだけとなった。
それで、後は上さん任せにしておいた。大の成人なんだから、病院へ行くぐらいはどうってこと無いだろう。家に帰ってから、医者の見立てがどうだったのか聞いてみる。どうやら、体が疲れていて抵抗力が弱くなり、細菌に感染したと言われたようだ。服用する薬も三種類を手渡されている。
アベロックス(Avelox)、アルコキシア(Arcoxia)、ムコシン(Mucocin/Mucolytic)、妙ちきりんな、これらの薬の名前が面白く感じる。
ただ、どんな種類の薬か、副作用は無いのか等、心配になったのでネットでググって見ることにした。上さんも興味を持って、パソコンの画面を覗き込んでくる。
簡単に判明したのはアベロックスで、成分を一般名で"モキシフロキサシン塩酸塩"と言い、日本でも抗生物質として広く販売されている。上さんが聞いた話では、先生は、タリビットでは効き目が弱いので、強めの薬を処方したらしい。
次に調べに掛かったのはアルコキシアなんだが、これは世界五十カ国で売られているのに日本ではまだ認可されていない。ただ、抗炎症剤の一種なので、日本でよく使われる”ロキソニン”や”ボルタレン”と同じようなもんだろう。
最後のムコシンは、ネットで調べても行き当たるサイトが専門過ぎて、ちんぷんかんぷんだったが、のどの痰を取り去る効能があると判断した。それで、おくすり110番のサイトへ訪問して、似たような名前のムコダイン(去痰剤/気道粘液調整・粘膜正常化剤剤)を見つけておいた。多分、同系統の薬だろうと思う。
と言うわけで、バンコク病院の先生は、全部英語で説明したから、不安になった上さんに代わって、この藪井竹庵が投薬のおさらいをしてあげたということなのでした。
(この巻き、終り)
2009年8月3日月曜日
処方箋無しで抗生物質を手に入れるの巻き
上さんが、こめかみの下、耳の前辺りに腫れができたと騒ぎ出した。
何でも、先週の金曜日から膨れ上がって来て、押すと軽い痛みがあると言う。それから、エラの下辺りも押さえると痛みがでるらしい。体が疲れていたように見えたので、外部から雑菌・細菌でも体に侵入したのではないかと察した。だから、腫れやら痛みやら発熱なんかも出てきたのだろう。
そんな時、日本なら簡単に病院へ行ってしまうはずだ。
ところがどっこい、こちらはタイだ。日本の健康保険が使えない。もちろん、会社は、出張者・駐在員のために海外旅行保険に、加入だけはおざなりにしてくれた。だが、緊急の治療には全く役に立たない。治療を受ける前日に電話で申し込んで、翌日の病院が民間保険適用の連絡を受理して、初めて治療が可能になるのである。
勝手に先に治療を受けて適用を申請しても、そう簡単に気安く払ってくれるとは限らない。例えば、慢性病と判断して健康管理の問題にされて支払いを拒否する可能性だってある。結局、保険会社なんて冷血無比に金儲けだから、人の健康・生死など関心は無いのである。コールセンターの受付バカ女どもと、やり合った嫌な思い出もあるし、あんな存亡邪藩なんか使いたくも無いのだ。
だから、先ず薬で治すのである。
もちろん、日本だったら処方箋無しで買えない薬も、こちらでは容易く入手できるのも理由だ。最初は、心配だからグーグルで症状を当たってみた。医療知識が全く無いわけではないが、何と二百七万件の人が同じキーワードで検索していた。

これは、ごく普通にみんなが掛かる病気のようだ。リンパ腺の腫れとか、感染症のように思える。だとしたら、先ずは、抗生物質を上さんに飲んでもらって、症状が軽くなるか経過を観察してみよう。
とは言っても、簡単に抗生物質が手に入るのだろうか。
以前、風邪でダウンして治療に抗生物質のクラビットを服用したことがある。この時は、病院から貰ったのだが、興味もあったのでフジスーパーで買えることを確認していた。この薬は値も張るし、効能が強すぎて危険なのが分かっている。体内に必要な細菌まで殺傷してしまうのだ。上さんの症状は未だ軽い。できることなら、ソフトに効く抗生物質を手に入れたほうが正解だろう。
それで、ネットで探すだけ探して、ご近所のビラスーパーへ出掛けてみる。薬局の白衣を着たおねーちゃんに聞いてみたら、こんな回答が帰ってきた。
1.タリビッド(Tarivid)=オフロキサシン(Ofloxacin) 価格:10錠245バーツ
2.クラビット(Cravit)=レボフロキサシン(Levofloxacin) 価格:5錠550バーツ
3.トスキサシン(Tosuxacin)=トスフロキサシン(Tosufloxacin) 取り扱いなし
4.グレースビット(Gracevit)=シタフロキサシン(Sitafloxacin) 取り扱いなし
このタイでは、タリビッドを用いるのが無難なようだ。白衣の女性も、クラビットは効き目がより強いと説明したから、このタリビットを買うことにした。もう一つ、痛みを抑える鎮痛・抗炎症剤も買っておいたほうが良いと思って、ボルタレンも10錠70バーツで買ってみた。
こんな風にして薬を買ってきたみたんだが、以前にも話したように、地元の人たちは、少しぐらいの病気なら薬を飲んで自分で直してしまう。医療費が馬鹿にならないからだろう。貧乏社長も、郷に入りては郷に従えで、地元に馴染んで来たのかなと感じる始末なのでした。
(この巻き、終り)
おまけ:
インフルエンザに効く、タミフルは、ここタイでも病院に行かない限り手に入りません。他の、同等の効能がある”リレンザ(Zanamirvir)”とか”シンメトレル(Amantazine)”は、地元で流通していないようです。
何でも、先週の金曜日から膨れ上がって来て、押すと軽い痛みがあると言う。それから、エラの下辺りも押さえると痛みがでるらしい。体が疲れていたように見えたので、外部から雑菌・細菌でも体に侵入したのではないかと察した。だから、腫れやら痛みやら発熱なんかも出てきたのだろう。
そんな時、日本なら簡単に病院へ行ってしまうはずだ。
ところがどっこい、こちらはタイだ。日本の健康保険が使えない。もちろん、会社は、出張者・駐在員のために海外旅行保険に、加入だけはおざなりにしてくれた。だが、緊急の治療には全く役に立たない。治療を受ける前日に電話で申し込んで、翌日の病院が民間保険適用の連絡を受理して、初めて治療が可能になるのである。
勝手に先に治療を受けて適用を申請しても、そう簡単に気安く払ってくれるとは限らない。例えば、慢性病と判断して健康管理の問題にされて支払いを拒否する可能性だってある。結局、保険会社なんて冷血無比に金儲けだから、人の健康・生死など関心は無いのである。コールセンターの受付バカ女どもと、やり合った嫌な思い出もあるし、あんな存亡邪藩なんか使いたくも無いのだ。
だから、先ず薬で治すのである。
もちろん、日本だったら処方箋無しで買えない薬も、こちらでは容易く入手できるのも理由だ。最初は、心配だからグーグルで症状を当たってみた。医療知識が全く無いわけではないが、何と二百七万件の人が同じキーワードで検索していた。

これは、ごく普通にみんなが掛かる病気のようだ。リンパ腺の腫れとか、感染症のように思える。だとしたら、先ずは、抗生物質を上さんに飲んでもらって、症状が軽くなるか経過を観察してみよう。
とは言っても、簡単に抗生物質が手に入るのだろうか。
以前、風邪でダウンして治療に抗生物質のクラビットを服用したことがある。この時は、病院から貰ったのだが、興味もあったのでフジスーパーで買えることを確認していた。この薬は値も張るし、効能が強すぎて危険なのが分かっている。体内に必要な細菌まで殺傷してしまうのだ。上さんの症状は未だ軽い。できることなら、ソフトに効く抗生物質を手に入れたほうが正解だろう。
それで、ネットで探すだけ探して、ご近所のビラスーパーへ出掛けてみる。薬局の白衣を着たおねーちゃんに聞いてみたら、こんな回答が帰ってきた。
1.タリビッド(Tarivid)=オフロキサシン(Ofloxacin) 価格:10錠245バーツ
2.クラビット(Cravit)=レボフロキサシン(Levofloxacin) 価格:5錠550バーツ
3.トスキサシン(Tosuxacin)=トスフロキサシン(Tosufloxacin) 取り扱いなし
4.グレースビット(Gracevit)=シタフロキサシン(Sitafloxacin) 取り扱いなし
このタイでは、タリビッドを用いるのが無難なようだ。白衣の女性も、クラビットは効き目がより強いと説明したから、このタリビットを買うことにした。もう一つ、痛みを抑える鎮痛・抗炎症剤も買っておいたほうが良いと思って、ボルタレンも10錠70バーツで買ってみた。
こんな風にして薬を買ってきたみたんだが、以前にも話したように、地元の人たちは、少しぐらいの病気なら薬を飲んで自分で直してしまう。医療費が馬鹿にならないからだろう。貧乏社長も、郷に入りては郷に従えで、地元に馴染んで来たのかなと感じる始末なのでした。
(この巻き、終り)
おまけ:
インフルエンザに効く、タミフルは、ここタイでも病院に行かない限り手に入りません。他の、同等の効能がある”リレンザ(Zanamirvir)”とか”シンメトレル(Amantazine)”は、地元で流通していないようです。
2009年8月2日日曜日
絶対に民主党を支持しない理由の巻き
理由は簡単だ。民主党が「肝炎基本対策法案」を廃案にしたからだ。
昔、俺はC型肝炎患者だったのだ。
もし、完治できなかったら、タイへ駐在で来ることも無かっただろう。
この病気に打ち克つためには、普通なら半年以上の長く、副作用に苦しむ治療が必要だ。しかも、完全に治癒できる保障はどこにも無い。ウイルスの種類次第で、治せる確立が半分へ減ってしまう場合もあるのだ。
俺は、この病気にどこで罹ったのさえ、はっきりしていない。唯一、あるとすれば二十年以上前の手術がそうだろう。たった牛乳瓶一本の輸血が、禍々しい病気を俺に感染させたことになる。あの時は、高速道路で大事故を起こしてしまい、骨折の手術が必要になった。両足の大腿骨を一度に折ったから大がかりになった。後悔は先に立たない。
肝臓は物言わぬ沈黙の臓器だ。
病状の進行には痛みとか苦しみは、ほとんど伴わない。慢性肝炎があからさまに分かるようになったら、かなり危険だ。見えないウイルスが、感染した臓器で密やかに増殖を繰り返していく。そして、ウイルスの攻撃で正常な機能を果たさなくなった肝臓は、初めて、本人に体の不調を死の予兆として知らせるのである。
日本では、C型肝炎の患者数が、約二百万人に達するらしい。
厚生労働省の薬害行政は、凄まじいにもほどがある。監督官庁や製薬会社の患者軽視、安全性軽視、隠蔽体質は、薬害HIVの時から何も変わっていない。血液製剤を認可・放置した、当時の官僚は万死に値するだろう。
それでも、昨年初めに、福田内閣が「薬害C型肝炎被害者救済のための特別措置法」を、漸くにして成立させた。被害者一人当たり、最大で四千万円の給付金が拠出されようになったのは、本当に朗報だ。だが、その支給元は、天下り特殊法人が役割を担う。未だに、転んでもただでは起きない役人根性が顔を覗かせる。
話が長くなった。民主党の功罪まで立ち返ってみよう。
現行の特措法は、あくまでも臨時なのである。総ての患者を包括的に救済するには「肝炎基本対策法」が必要になる。だから、その法案が国会へ上程され、ついこの間まで一年半を掛けて審議が継続していたのだ。それを民主党は、反故にしたのである。
いくら、参院本会議で「麻生太郎首相問責決議案」を採決したからと言って、一切の審議に応じられないと拒否する姿勢は、どんな動機に基づくのか。言わずもがな、民主党の田分け供は、人命より政局を優先して、政権交代を横暴に簒奪したかったに相違無いのである。
もし、国会を閉じる前に手続きが取れ、委員会も閉会中に審査を行っていたのであれば、来期の国会で審議が引き継がれたのだ。そして、法案は成立したはずなのである。これならば、民主党を支持する肝炎患者とて、多少の遅れはあったにせよ、我慢も納得もできるだろう。しかしながら、民主党は政争の道具として患者達を弄び、希望を闇に葬り去ったのである。
民主党は、正に極悪非道、人非人の集団としか言えない。
こうして、苦しんでいる多くの肝炎患者たちは、政策による保護を受けることも無く見捨てられたのだ。
国民は、民主党に批判の矛先を向けるべきなのだ。審議拒否をしている民主党の本性は、餓鬼である。地獄に落ちるが良い。末代まで政権を取らせるわけには行かないのである。
何がマニフェストだ。
”暮らしのための政治を”が聞いて呆れるわ。
”私の目指す友愛社会です。”は、肝炎患者は村八分なのですね。
そんなことを過激に考えながら、在外選挙人登録の提出が遅れてしまい、今回、投票のできないことが分かって、悔しさを募らせている貧乏社長なのでありました。
(この巻き、終り)
おまけ:貧乏社長は、インターフェロンとリバビリンと言う薬が国保で適用できるようになったので、治療を決心しました。それまでは、国保が適用できないので、百万から二百万円くらい治療代が掛かっていたのです。
それで、薬害肝炎九州訴訟原告のシンデレラ、福田衣里子さんが民主党から衆議院議員候補として、立候補するんだそうです。私は許しません。
<Asahi.comニュースより>
与党内、21日解散の見方強まる 「民主は審議拒否」
2009年7月15日19時40分
自民、公明両党は15日、衆院で可決され参院に送られた北朝鮮制裁のための貨物検査特措法案を成立させるため、民主党に協力を求める幹事長会談を呼びかけた。自民党の大島理森国会対策委員長によると、民主党は「問責を出したので一切の審議に応じられない」と拒否した。
与党側は「総理に『成立させてくれ』という気持ちが強い。来週中に解散なので、ぎりぎりまで努力しないといけない」(大島氏)と働きかけを続けているが、民主党は応じない考えだ。
首相は同法案の成否を見極めるため、解散時期を「21日の週早々」としているが、与党執行部内では法案成立が難しくなってきたと見て、首相が解散に踏み切る場合は最短の21日になるとの見方が強まっている。
「命より政局か」 肝炎患者団体、対策法案の廃案抗議
2009年7月16日0時55分
B型、C型の肝炎患者が求める医療費助成などを盛り込んだ肝炎基本対策法案が、衆院解散で廃案になる見通しが強まっていることを受け、薬害肝炎全国原告団と全国B型肝炎訴訟原告団、日本肝臓病患者団体協議会が15日、厚生労働省で記者会見し、「命より政局優先か」と抗議した。
薬害肝炎全国原告団の山口美智子代表は「混乱した政局だからとあきらめきれない。患者は見殺しにされたも同然だ」と批判。親子3人がB型肝炎で闘病中の女性患者は「集めた30万人分の署名が無になった」と声を震わせた。
国会には、与党が肝炎対策基本法案を、野党が肝炎医療費助成法案を提出しており、水面下で一本化の話し合いが行われていた。薬害肝炎全国弁護団の鈴木利広代表は「何が原因で審議入りできないのか。国会は説明責任を尽くしてない」と話した。
昔、俺はC型肝炎患者だったのだ。
もし、完治できなかったら、タイへ駐在で来ることも無かっただろう。
この病気に打ち克つためには、普通なら半年以上の長く、副作用に苦しむ治療が必要だ。しかも、完全に治癒できる保障はどこにも無い。ウイルスの種類次第で、治せる確立が半分へ減ってしまう場合もあるのだ。
俺は、この病気にどこで罹ったのさえ、はっきりしていない。唯一、あるとすれば二十年以上前の手術がそうだろう。たった牛乳瓶一本の輸血が、禍々しい病気を俺に感染させたことになる。あの時は、高速道路で大事故を起こしてしまい、骨折の手術が必要になった。両足の大腿骨を一度に折ったから大がかりになった。後悔は先に立たない。
肝臓は物言わぬ沈黙の臓器だ。
病状の進行には痛みとか苦しみは、ほとんど伴わない。慢性肝炎があからさまに分かるようになったら、かなり危険だ。見えないウイルスが、感染した臓器で密やかに増殖を繰り返していく。そして、ウイルスの攻撃で正常な機能を果たさなくなった肝臓は、初めて、本人に体の不調を死の予兆として知らせるのである。
日本では、C型肝炎の患者数が、約二百万人に達するらしい。
厚生労働省の薬害行政は、凄まじいにもほどがある。監督官庁や製薬会社の患者軽視、安全性軽視、隠蔽体質は、薬害HIVの時から何も変わっていない。血液製剤を認可・放置した、当時の官僚は万死に値するだろう。
それでも、昨年初めに、福田内閣が「薬害C型肝炎被害者救済のための特別措置法」を、漸くにして成立させた。被害者一人当たり、最大で四千万円の給付金が拠出されようになったのは、本当に朗報だ。だが、その支給元は、天下り特殊法人が役割を担う。未だに、転んでもただでは起きない役人根性が顔を覗かせる。
話が長くなった。民主党の功罪まで立ち返ってみよう。
現行の特措法は、あくまでも臨時なのである。総ての患者を包括的に救済するには「肝炎基本対策法」が必要になる。だから、その法案が国会へ上程され、ついこの間まで一年半を掛けて審議が継続していたのだ。それを民主党は、反故にしたのである。
いくら、参院本会議で「麻生太郎首相問責決議案」を採決したからと言って、一切の審議に応じられないと拒否する姿勢は、どんな動機に基づくのか。言わずもがな、民主党の田分け供は、人命より政局を優先して、政権交代を横暴に簒奪したかったに相違無いのである。
もし、国会を閉じる前に手続きが取れ、委員会も閉会中に審査を行っていたのであれば、来期の国会で審議が引き継がれたのだ。そして、法案は成立したはずなのである。これならば、民主党を支持する肝炎患者とて、多少の遅れはあったにせよ、我慢も納得もできるだろう。しかしながら、民主党は政争の道具として患者達を弄び、希望を闇に葬り去ったのである。
民主党は、正に極悪非道、人非人の集団としか言えない。
こうして、苦しんでいる多くの肝炎患者たちは、政策による保護を受けることも無く見捨てられたのだ。
国民は、民主党に批判の矛先を向けるべきなのだ。審議拒否をしている民主党の本性は、餓鬼である。地獄に落ちるが良い。末代まで政権を取らせるわけには行かないのである。
何がマニフェストだ。
”暮らしのための政治を”が聞いて呆れるわ。
”私の目指す友愛社会です。”は、肝炎患者は村八分なのですね。
そんなことを過激に考えながら、在外選挙人登録の提出が遅れてしまい、今回、投票のできないことが分かって、悔しさを募らせている貧乏社長なのでありました。
(この巻き、終り)
おまけ:貧乏社長は、インターフェロンとリバビリンと言う薬が国保で適用できるようになったので、治療を決心しました。それまでは、国保が適用できないので、百万から二百万円くらい治療代が掛かっていたのです。
それで、薬害肝炎九州訴訟原告のシンデレラ、福田衣里子さんが民主党から衆議院議員候補として、立候補するんだそうです。私は許しません。
<Asahi.comニュースより>
与党内、21日解散の見方強まる 「民主は審議拒否」
2009年7月15日19時40分
自民、公明両党は15日、衆院で可決され参院に送られた北朝鮮制裁のための貨物検査特措法案を成立させるため、民主党に協力を求める幹事長会談を呼びかけた。自民党の大島理森国会対策委員長によると、民主党は「問責を出したので一切の審議に応じられない」と拒否した。
与党側は「総理に『成立させてくれ』という気持ちが強い。来週中に解散なので、ぎりぎりまで努力しないといけない」(大島氏)と働きかけを続けているが、民主党は応じない考えだ。
首相は同法案の成否を見極めるため、解散時期を「21日の週早々」としているが、与党執行部内では法案成立が難しくなってきたと見て、首相が解散に踏み切る場合は最短の21日になるとの見方が強まっている。
「命より政局か」 肝炎患者団体、対策法案の廃案抗議
2009年7月16日0時55分
B型、C型の肝炎患者が求める医療費助成などを盛り込んだ肝炎基本対策法案が、衆院解散で廃案になる見通しが強まっていることを受け、薬害肝炎全国原告団と全国B型肝炎訴訟原告団、日本肝臓病患者団体協議会が15日、厚生労働省で記者会見し、「命より政局優先か」と抗議した。
薬害肝炎全国原告団の山口美智子代表は「混乱した政局だからとあきらめきれない。患者は見殺しにされたも同然だ」と批判。親子3人がB型肝炎で闘病中の女性患者は「集めた30万人分の署名が無になった」と声を震わせた。
国会には、与党が肝炎対策基本法案を、野党が肝炎医療費助成法案を提出しており、水面下で一本化の話し合いが行われていた。薬害肝炎全国弁護団の鈴木利広代表は「何が原因で審議入りできないのか。国会は説明責任を尽くしてない」と話した。
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